特集の意図
NCSEは,シャルコーの報告した症例にもみられるといわれ,決して新しい病態ではないが,現在は神経救急の領域から注目が集まっている。定義と分類が未確定であり,認知度は低いが,症例数が多く,また治療し得ることから,NCSEの存在を少しでも多くの人に知ってもらうべく本特集を企画した。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩67巻5号
2015年05月発行
雑誌目次
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
扉 フリーアクセス
ページ範囲:P.543 - P.543
【鼎談】NCSE
著者: 井上有史 , 永山正雄 , 河村満
ページ範囲:P.545 - P.552
NCSEとは
河村 本日は,非痙攣性てんかん重積状態(nonconvulsive status epilepticus:NCSE)について,井上有史先生,永山正雄先生にお話を伺いたいと思います。
まず,NCSEというのは一体何なのでしょうか。またなぜいま注目が集まっているのか。そのあたりから話を進めて行きたいと思います。
非痙攣性てんかん重積状態に関する諸問題—臨床と研究の進歩
著者: 永山正雄 , 梁成勲
ページ範囲:P.553 - P.562
本稿では,非痙攣性てんかん重積状態(NCSE)の臨床,研究上の重要な諸問題として,脳波異常の範疇,antiepileptic drug-responsive neurological deficit(ADND),malignant and critical NCSE,てんかん関連臓器機能障害(Epi-ROD),リアルタイム・ニューロモニタリング,脳神経系包括的評価スコアNeurocritical Score(Inte-grated Scale)などを取り上げ,best available evidenceを踏まえて最近の進歩をまとめる。
高齢者てんかんと認知症の関連
著者: 石垣征一郎 , 四郎丸-杉本あずさ , 河村満
ページ範囲:P.563 - P.568
日本は認知症患者数が増加しており,また高齢者てんかん患者数も増加している。当院神経内科に入院したてんかん患者を調査したところ,高齢者でてんかん発症率が高く,また基礎疾患として認知症を有している患者が多かった。認知症のてんかん有病率はさまざまだが,高次脳機能障害の原因がてんかんのこともある。てんかんの症状が認知症と勘違いされることもあるので,てんかんと認知症との関連,またそれらの傾向や特徴を理解することが大切である。
神経救急におけるNCSE
著者: 高橋恵 , 奥寺敬
ページ範囲:P.569 - P.573
神経救急において,てんかん重積状態は重要な病態であり,2010年に発表された「神経蘇生ガイドライン」の中で大きく取り上げられている。全身痙攣性てんかん重積は痙攣発作が持続しているため容易に認識されるが,非痙攣性てんかん重積の場合は脳波でしか確定診断が行えないため,診断が遅れる場合がある。神経救急の現場において,非痙攣性てんかん重積の早期診断・治療開始に脳波検査の導入は不可欠である。
非痙攣性てんかん重積状態の脳波所見
著者: 久保田有一 , 中本英俊 , 川俣貴一
ページ範囲:P.575 - P.583
近年欧米では神経救急の現場で長時間脳波を測定するようになった。その目的は非痙攣性てんかん重積状態(NCSE)の検出である。実際,NCSE例の脳波を測定するとその波形が多彩であるのがわかる。米国臨床神経生理学会救急脳波分類では,局在に応じ片側性,全般性,両側独立性,多焦点性と分類し,波形は周期性,律動性,棘徐波と分類している。どの脳波パターンをNCSEとするかについては,いまだ明白な基準がないのが現状であるが,時間的・空間的に波形が変化することが診断上重要である。
環状20番染色体てんかん症候群とNCSE
著者: 廣瀬源二郎
ページ範囲:P.585 - P.597
環状20番染色体てんかん症候群は非常に難治性のてんかん症候群であり,特徴的な症候学と脳波所見を持つ。発作は通常小児期5〜6歳に発症し,最も多いのは非痙攣性てんかん重積で,意識不鮮明状態を呈し脳波上しばしば遷延性高振幅徐波群発に鋭波が混入する。この発作に加え認知機能低下,行動異常などがみられる。また,外表奇形はほとんどみられず,あってもわずかである。このように臨床像が多様であり,また顔貌奇形がないため染色体診断が一般に遅れる。小児期発症の原因不明非痙攣性てんかん重積ではGバンド染色体検査が必須である。
総説
記憶の脳回路痕跡
著者: 小島寛人 , 坂口哲也 , 池谷裕二
ページ範囲:P.599 - P.604
記憶はどう保存されて,どう引き出されるのか。これは誰もが抱きうる疑問である。われわれは日々新しい記憶を蓄積させながら,一方で,古い記憶を思い出す。一見,当たり前のように思われるが,われわれの脳はこの過程をどのようにして実現しているのだろうか。この現象の実態に迫る数々の研究がなされている。本稿では,記憶が蓄えられるメカニズムについて,歴史的な背景から最新の知見に至るまで述べていきたい。
発汗の神経学
著者: 朝比奈正人
ページ範囲:P.605 - P.616
ヒトの発汗は,その機能から温熱性発汗,精神性発汗,味覚性発汗に分類され,これらの発汗の発現には中枢および末梢神経のさまざまな部位が関与している。視点を変えれば,発汗の神経支配を理解し,臨床的に発汗機能を評価することは,神経病変の部位・高位診断に役立つことになる。さらに個々の疾患は,疾患に特徴的な発汗異常を示すことがある。本稿では発汗の解剖,生理,症候学および個々の神経疾患における発汗異常の特徴について述べる。
髄液の産生・吸収に関する最新の知見—100年にわたる教義的学説の再考と改訂
著者: 徳田隆彦 , 木多眞也
ページ範囲:P.617 - P.626
脳脊髄液生理学の教義となっているbulk flow説「脳脊髄液は脈絡叢で産生され一方向に流れて,頭頂部のくも膜顆粒から吸収される」の誤謬が近年指摘されており,その再考が必要である。脳脊髄液と脳間質液には自由な水交換があり,一括して脳細胞外液と捉えるべきである。本稿では,脳細胞外液の産生・吸収に関して,従来の仮説の問題点と新しい考え方(毛細血管説,脳リンパ排液経路,脳脊髄液は循環しない)を概説する。
原著
めまいを主訴とした交通外傷性脳脊髄液減少症の神経耳科学的検討
著者: 横田淳一 , 霜田里絵
ページ範囲:P.627 - P.634
めまいを主訴とする交通外傷性脳脊髄液減少症14例において神経耳科学的検討,頭部MRI検査を行い健常者と比較した。重心動揺検査では,総軌跡長および外周面積が患者群で有意に増大していた。また,患者5例に行った眼振図検査では,視運動性眼振の最大緩徐相速度,総眼振数および視運動性後眼振の最大緩徐相速度が健常者と比べ有意な低下を認めた。MRIでは小脳・脳幹の下垂・下方偏倚を認めた。本症におけるめまいは,機械的圧排による小脳-脳幹機能障害の関与が推察された。
症例報告
塩酸トリエンチンと酢酸亜鉛内服治療によるウィルソン病の頭部MRI所見の推移
著者: 金蓮姫 , 小出玲爾 , 川田明広
ページ範囲:P.635 - P.638
症例は37歳男性。精神症状,構音障害,四肢ジストニア,腱反射亢進,カイザー・フライシャー角膜輪を呈し,検査所見では,血清銅およびセルロプラスミン低値,尿中銅排泄増加が認められた。頭部MRI T2強調画像では,被殻,淡蒼球,視床,脳幹の左右対称性の高信号域が認められ,ウィルソン病と診断された。塩酸トリエンチン,酢酸亜鉛を用いて治療が開始され,臨床症状は治療開始4カ月後から次第に改善傾向を示した。症状の改善に伴い,MRI上のT2強調画像高信号域の消失が観察された。一方,大脳基底核のT2強調画像低信号域は残存し,むしろ拡大傾向を認めた。経時的なMRIの推移を提示し,異常信号の性質について議論を加えた。
Neurological CPC
Flail arm syndromeを呈し,速やかに呼吸不全に至ったALSの48歳男性剖検例
著者: 桑原宏哉 , 内原俊記 , 河村満 , 井口保之 , 織茂智之 , 後藤淳 , 鈴木正彦 , 田久保秀樹 , 福田隆浩 , 藤ヶ﨑純子 , 星野晴彦
ページ範囲:P.639 - P.650
症例提示1
臨床医(桑原) 現在,私は東京医科歯科大学に在籍しておりますが,東京都立墨東病院に勤務していたときに経験した症例を発表させていただきます。私が墨東病院に在籍していたのは2年弱ですが,この症例は経過の速い筋萎縮性側索硬化症(ALS)だったので,最初から最後まで主治医として診ることができました。その後,幸い病理についても自分で解析する機会をいただけたことで,個人的に非常に印象深い,記憶に残っている症例です。それでは,症例の提示から始めます。
症例は48歳の男性です。主訴は,右腕が上がらないということです。
ポートレイト
セルゲイ・コルサコフ—科学者,精神科医,思索家でヒューマニスト
著者: 池田研二
ページ範囲:P.651 - P.655
Ⅰ.バイオグラフィー
Vein A1)によれば,セルゲイ・セルゲーヴィッチ・コルサコフ(Sergei Sergeevich Korsakov;1854-1900;Fig.1)は帝政時代の1854年に中央ロシアのウラジミール州で生まれた。父親はガラス工場の経営者であった。16歳でモスクワのギムナジウムを終え,モスクワ大学医学部に入学した。コルサコフは在学中,正規のカリキュラム以外に自然科学や哲学にも多大な関心を示した。このことは彼の精神医学に対する洞察や包括的なアプローチに影響を与えた。
卒業後の1875年にモスクワ・プレオブラジェンスキー精神病院の臨床医として働き始め,1年後,アレクセイ・コジェフニコフ(Aleksei Kozhevnikov;1839-1902)が率いるモスクワ神経疾患クリニックに加わり3年間のトレーニングを積んだ。その後,再び前述の病院に勤務するとともにベッカーズクリニックのチーフとなり,ここでのちの研究に資する多くの臨床データを得た。
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バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.597 - P.597
書評 「慢性頭痛の診療ガイドライン 市民版」—日本頭痛学会「慢性頭痛の診療ガイドライン 市民版」作成小委員会●編 フリーアクセス
著者: 大生定義
ページ範囲:P.598 - P.598
日本頭痛学会「慢性頭痛の診療ガイドライン 市民版」作成小委員会(委員長 立岡良久先生)編集による『慢性頭痛の診療ガイドライン 市民版』が医学書院より上梓された。これは同学会と日本神経学会が共同でまとめた,頭痛診療医向けの『慢性頭痛の診療ガイドライン2013』を患者向けに要約・編集したもので,本来の出版目的は患者への啓発用にということであろう。この目的には大変有用であり,患者が個人で読み,理解するには役立つであろうし,さらに診察室内での説明用,待合室に備えつけとしても使える本である。しかし,あらためて読ませていただくと,患者のみならず,頭痛診療を見直し,スキルアップを考えている非専門医にも役立つ内容にもなっており,この点の活用も十分重要と思われ,患者・医師両者に向けてご推薦したいと思い筆を執った。
本書の特徴は第一に記述が簡潔で簡単明瞭である。テーマに対する答えが短く,時間がないときも一瞥するだけで答えが得られる。第二にはサイドメモが充実している。ここで頭痛のバリエーションやさらなる情報の入手先がわかる。第三にあくまでも質問から出発している構成になっていることである。医師であれば,すぐに読了できる量と内容である。第四に『慢性頭痛の診療ガイドライン2013』以後に発表された,最新の頭痛分類(国際頭痛分類 第3版beta版)に準拠していることである。
お知らせ 公益財団法人 かなえ医薬振興財団 平成27年度アジア・オセアニア交流研究助成金募集要項 フリーアクセス
ページ範囲:P.616 - P.616
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.650 - P.650
「読者からの手紙」募集 フリーアクセス
ページ範囲:P.657 - P.657
あとがき/読者アンケート用紙 フリーアクセス
著者: 河村満
ページ範囲:P.658 - P.658
病歴を正しく取ることは神経診察で最も大切なことの1つである。知識が正しい病歴聴取の邪魔になることもあるので要注意である。
K病院のカンファレンスが終わったときに,「勉強になりました」と症例提示した臨床研修医M君に言われて嬉しかった。病歴提示の前に「お母様と2人暮らしの男性で,まだ46歳の方です。お母様からの病歴が正しく取れませんでした」というエクスキューズをM君が述べた。病歴には「発症後すぐに片麻痺があるのに運転した」など,確かに不思議な内容が書かれていた。言語聴覚士によると,言語症状は運動性失語疑いとのことであった。MRI所見は左側頭頂側頭葉の脳梗塞を示唆していた。運動麻痺の責任病巣が明確ではない。SPECTは撮像していないので,機能的には運動領域に異常がある可能性がある,とM君が説明した。
基本情報
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68巻9号(2016年9月発行)
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68巻8号(2016年8月発行)
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68巻6号(2016年6月発行)
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68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
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67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
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67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩