特集の意図
2004年のファブリ病に対するαガラクトシダーゼ製剤の承認以来,ライソゾーム病を中心に疾患特異的欠損酵素の補充療法が広がっている。適応はいずれも国の指定難病で希少疾患であるが,本療法により治療可能となり,発症早期の正確な診断が求められるようになっている。酵素補充療法の知識を整理するきっかけとして本特集を活用いただきたい。なお,シアル酸補充療法は酵素補充そのものではなく,酵素欠損により低下する化合物=シアル酸を補充する治療であるが,その話題性と将来性から本特集で取り上げた。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩67巻9号
2015年09月発行
雑誌目次
特集 酵素補充療法
扉 フリーアクセス
ページ範囲:P.1079 - P.1079
【鼎談】よくわかる酵素補充療法
著者: 大橋十也 , 埜中征哉 , 神田隆
ページ範囲:P.1081 - P.1089
はじめに
神田 「酵素補充療法」という新しい治療法が出てきました。この治療法の登場により,ライソゾーム病の治療がドラスティックに変わったと思います。私が学生時代に習ったライソゾーム病は,症状を覚えて,欠損酵素を覚えて,それでおしまい,という単なる知識でしかなかったのですが,いまは患者をみつけ出すことが直接治療につながる時代となり,俄然脚光を浴びています。
しかしながら,一般医家の先生にはまだ馴染みの薄い治療法でもありますし,その適応となる病気を実際にご覧になったことのない方もたくさんおられると思います。そこで,埜中征哉先生,大橋十也先生というこの分野のエキスパートお二人に少し噛み砕いたお話を伺って,特集のイントロダクションに替えたいと思います。よろしくお願いいたします。
ポンペ病の酵素補充療法—長期的な治療効果と課題
著者: 福田冬季子 , 杉江秀夫
ページ範囲:P.1091 - P.1098
ポンペ病の長期的な酵素補充療法の効果が明らかになってきている。心肥大への良好な効果に対し,運動機能,呼吸機能への効果はさまざまである。新生児スクリーニングにより早期治療が開始された乳児型ポンペ病では治療効果が向上するが,治療を受けた多くの患者でミオパチー症状が認められ,酵素補充療法時代の乳児型ポンペ病の臨床像として認識されていると同時に現在の酵素補充療法の限界を示していると考えられる。予後を改善する治療法の開発が期待されている。
ファブリ病—病態・臨床症状・酵素補充療法
著者: 澤井摂
ページ範囲:P.1099 - P.1108
ファブリ病は,αガラクトシダーゼA酵素蛋白質をコードする遺伝子の異常によって起こる先天性脂質代謝異常症で,糖脂質の細胞蓄積が多臓器に障害を起こす。根治療法として酵素補充療法が開発され,現在,臨床で使用されている。これまでの研究から,臓器不全に進行する前に治療を開始することが有効だと言われており,早期の治療開始を実現するために,病態や症状の正しい理解に基づく早期診断が重要である。
ゴーシェ病の酵素補充療法
著者: 奥山虎之
ページ範囲:P.1109 - P.1113
ゴーシェ病は,グルコセレブロシダーゼの先天的な欠損による発症する常染色体劣性遺伝形式の先天代謝異常症である。Ⅰ型(慢性非神経型),Ⅱ型(急性神経型),Ⅲ型(亜急性神経型)の3病型がある。治療の中心は酵素補充療法であるが,造血細胞移植,基質合成阻害療法,シャペロン療法なども検討されている。
シアル酸補充療法—GNEミオパチー(縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー)治療への試み
著者: 森まどか , 西野一三
ページ範囲:P.1115 - P.1123
GNEミオパチー(縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー)はGNE遺伝子変異を原因とする成人発症の遠位型ミオパチーで,若年成人に発症し,緩徐進行性の経過をたどり,重症例では四肢麻痺と呼吸障害を呈する常染色体劣性遺伝疾患である。GNE遺伝子変異がシアル酸生合成低下を生じ,結果として筋萎縮や筋線維変性を引き起こすため,シアル酸補充療法が有効と考えられた。モデルマウスでのシアル酸補充療法の結果を受けた臨床治験ではGNEミオパチー患者の表現型改善が確認されており,現在国際第Ⅲ相試験が進行中である。また本邦での患者数300名程度と想定される希少疾病であり,治療研究促進ツールとしての患者登録が活用されている。
総説
発達障害と認知症
著者: 緑川晶
ページ範囲:P.1125 - P.1132
発達障害の老化と認知症との関連に関する文献と自験例を紹介した。自閉症スペクトラムは,ライフイベントでの変化に弱いが,高齢期の診断は一般的ではないため,高齢期に不適応が生じた場合,前頭側頭型認知症と診断されている場合もある。一方で,注意欠陥/多動性障害はレヴィ小体病と,学習障害は原発性進行性失語症との関連が報告されている。これらは神経伝達物質や神経ネットワークの脆弱性を反映していると考えられている。
シリーズ・ビタミンと神経疾患その1
ビタミンB12とALS・ニューロパチー
著者: 野寺裕之 , 和泉唯信 , 梶龍兒
ページ範囲:P.1133 - P.1138
ビタミンB12は医原性要因による欠乏症状が起こりやすいビタミンである。ビタミンB12の推奨摂取量は定められているものの,それを超える大量投与によって生理機能以外の作用もあることが示唆されている。そのため末梢神経障害や筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対して超大量ビタミンB12療法が試みられ,神経保護作用を持つ可能性が示唆されている。
原著
認知症疾患医療センターにおける特発性正常圧水頭症診療の現状
著者: 吉山顕次 , 数井裕光 , 武田雅俊
ページ範囲:P.1139 - P.1145
2013年9月に全国207カ所の認知症疾患医療センターにアンケートを送付し,特発性正常圧水頭症(iNPH)の診療状況を調査した。回収率は48%で,このうち90%の施設でiNPHの診療を行っていた。タップテスト前に脳神経外科に紹介する施設が多かったが,脳神経外科でシャント術の適応なしと判断され,診療上の支障を感じる施設が56%あった。iNPH診療ガイドラインの使用は45%にとどまった。また,近年明らかになったiNPH診療における重要な知見が周知されていない施設もあった。
相対音感に関わる灰白質の髄鞘と神経線維束の可視化—左島皮質後部の役割
著者: 清水祐一郎 , 酒井邦嘉
ページ範囲:P.1147 - P.1155
相対音感とは外的または内的な音高に基づいて1音の高さを同定する能力である。基準音を途中で3回提示して音名を解答させる課題の成績により,参加者を3群に分けた。灰白質の髄鞘をT1強調画像とT2強調画像の比で可視化したところ,満点群で左島皮質後部において有意差が検出された。さらに,左島皮質と聴覚野を結ぶ線維の前方領域で満点群の方が成績下位群よりも一貫して描出できた。これらの領域は音声情報の処理に関与しており,音楽の能力が言語能力に関連すると考えられる。
現代神経科学の源流・8
ノーマン・ゲシュヴィンド【中編】
著者: 河内十郎 , 酒井邦嘉
ページ範囲:P.1157 - P.1161
(前号からの続き)
離断症候群の復興
酒井 ゲシュヴィンドに重要なヒントを与えたのは,デジュリーヌのほかにもリープマン(Hugo Liepmann;1863-1925)の「失行」の症例1)が挙げられるでしょう。失行症(apraxia)は,運動麻痺がないのに意図的な行動ができなくなるという高次脳機能障害です。リープマンは,失行を異なるタイプに分けて説明を試みました。
河内 リープマンの理論を批判的に発展させて,失行症は離断症候群であると確立したのがゲシュヴィンドでした。
学会印象記
American Academy of Neurology 2015 Annual Meeting(2015年4月18〜25日,ワシントンD.C.)
著者: 竹下幸男
ページ範囲:P.1162 - P.1163
学会概要
2015年4月18〜25日まで米国ワシントンD.C.で開催された第67回米国神経学会年次総会(AAN)に出席してきました。皆さんご存知のとおりAANは北米最大級の神経領域学会の1つです。例年,世界中の100を超える国と地域から神経内科医や研究者が集まり,最新の基礎研究や臨床研究が発表されます。特に今年度は約3,300題の抄録応募があり,その中から厳選された約2,500題の口演やポスター発表がありました。山口大学からは私を含め3題が演題として採択されました。
メイン会場のWalter E. Washington Convention Centerは,ワシントンD.C.の中心地にありアクセスは良好でしたが,内部には約30の会場が設けられており,地図なしでは目的の会場にたどり着くのは困難なほど巨大でした(写真1,2)。学会期間の前半は主に臨床トレーニングコースで構成され,後半は学術発表がメインとなっていました。連日早朝6時半から口演発表(ポスター発表は7時半)がスタートし,19時頃までさまざまな分野から発表が続きました。早朝から始まるため,ホテルからの移動に多少苦労しましたが,時差ボケの調整には役立ちました。
--------------------
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.1090 - P.1090
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1113 - P.1113
書評 「画像からみた脳梗塞と神経心理学」—田川 皓一●著 フリーアクセス
著者: 山鳥重
ページ範囲:P.1124 - P.1124
本書は280頁もの大著で,それもなんと全編書き下ろしである。
著者の田川皓一先生は誰もがご存知の脳卒中学と神経心理学の権威である。医師・研究者としてのすべてのエネルギーをこの分野の知見の深化と発展のために捧げてこられた。脳卒中症例に関する臨床経験の豊富さにおいて,先生の右に出る人はおそらくいないのではなかろうか。
書評 「今日から使える医療統計」—新谷 歩●著 フリーアクセス
著者: 佐々木宏治
ページ範囲:P.1156 - P.1156
臨床研究をするにあたりどの統計手法を使うべきなのだろうか? 論文を読むたびに目にする統計手法は正しい手法なのだろうか? それぞれの統計解析の意味はいったい何なのだろう?——論文を読む際,また自分自身が臨床研究をするにあたって,このような疑問を感じたことはありませんか。私がそのような疑問を抱えたときに巡り合ったのが,2011年に新谷歩先生が週刊医学界新聞に寄稿された「今日から使える医療統計学講座」シリーズでした。
統計学の教科書をひもとくと,1つ1つの統計解析に関して解説が詳細に述べられていますが,臨床研究をするに当たりどのように統計テストを選択していくかを解説しているものは非常に少ないと感じます。
「読者からの手紙」募集 フリーアクセス
ページ範囲:P.1165 - P.1165
あとがき/読者アンケート用紙 フリーアクセス
ページ範囲:P.1166 - P.1166
つい先日,中学・高校の同級生である椙村春彦くんと酒を飲む機会があった。椙村くんは30代で浜松医科大学の腫瘍病理学講座の教授になった俊才である。ちなみにその席では,同じく浜松医科大学生理学の高田明和名誉教授と分子解剖学の瀬藤光利教授という世界を牽引する基礎研究者とご一緒させていただき,大変楽しい時を過ごした。はるか昔,私がまだ心理学を志す文科系の学生であった頃,当時東大医学部の学生だったこの椙村くんと一緒に七沢病院に河内十郎先生を訪ねていったことがあった。おそらく1977年のことだったと思う。実は河内先生はわれわれの中学・高校の先輩なのである。河内先生は未熟なわれわれに神経心理学の基礎を丁寧に教えてくださった。私が「失認」という言葉を初めて耳にしたのはこのときである。その後,椙村くんは癌病理の道に進んだが,私はやがて神経心理学を専門とするようになり,河村 満先生の研究会や学会などで河内先生には大変にお世話になった。
河内先生がノーマン・ゲシュヴィンドのもとに留学されたのは,本号の「現代神経科学の源流・ノーマン・ゲシュヴィンド」(河内十郎×酒井邦嘉)にあるように1982年である。私が同じくボストンに留学したのは1992年だからちょうど10年後である。ゲシュヴィンドは既に亡くなっており,私の指導教授はゲシュヴィンドの直弟子のマーテイン・アルバートであった。対談にもあるように,当時のカンファレンスはイーデイス・カプラン,ハロルド・グッドグラス,マイケル・アレキサンダー,マーセル・キンスボーン,ナンシー・ヘルム・エスタブルックスらが一堂に会し,談論風発する様はまさに圧感であった。私自身も2年間の留学の最後にはグランドラウンドを任され,壇上で患者さんを診察して,デイスカッションの司会をした。大変に緊張したが,やり遂げた後にかけてもらった祝福の言葉は今でも忘れられない。
基本情報

バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
76巻10号(2024年10月発行)
特集 どうして効くんだろう
76巻9号(2024年9月発行)
特集 治療可能な認知症としてのアルツハイマー病
76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
76巻7号(2024年7月発行)
特集 ニューロ・バイオイメージング—技術と応用
76巻6号(2024年6月発行)
特集 注意と注意障害
76巻5号(2024年5月発行)
増大特集 末梢神経・筋肉の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
76巻4号(2024年4月発行)
特集 神経病理最前線
76巻3号(2024年3月発行)
特集 きちんと説明ができますか?
76巻2号(2024年2月発行)
特集 特発性正常圧水頭症の現在
76巻1号(2024年1月発行)
特集 新時代の重症筋無力症と関連疾患の診療
75巻12号(2023年12月発行)
特集 アガサ・クリスティーと神経毒
75巻11号(2023年11月発行)
特集 アロスタシス—ホメオスタシスを超えて
75巻10号(2023年10月発行)
特集 メタバースへの招待
75巻9号(2023年9月発行)
特集 妊娠と神経疾患
75巻8号(2023年8月発行)
特集 アルツハイマー病は本当に早期発見できるのか
75巻7号(2023年7月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part2 末梢編
75巻6号(2023年6月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
75巻5号(2023年5月発行)
増大特集 神経・精神領域の薬剤ハンドブック
75巻4号(2023年4月発行)
特集 All About Epilepsy
75巻3号(2023年3月発行)
特集 慢性疼痛
75巻2号(2023年2月発行)
特集 多系統萎縮症の新診断基準とこれからの診療
75巻1号(2023年1月発行)
特集 よく出会う不随意運動を知る
74巻12号(2022年12月発行)
特集 映画を観て精神・神経疾患を知る
74巻11号(2022年11月発行)
特集 RFC1遺伝子関連スペクトラム障害
74巻10号(2022年10月発行)
特集 ウイルス性脳炎・脳症2022
74巻9号(2022年9月発行)
特集 動的環境への適応系としての歩行
74巻8号(2022年8月発行)
特集 迷走神経の不思議
74巻7号(2022年7月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識2022
74巻6号(2022年6月発行)
特集 脳神経内科医に求められる移行医療
74巻5号(2022年5月発行)
増大特集 次の一手—神経筋疾患難治例をどのように治療するか
74巻4号(2022年4月発行)
特集 脳科学リテラシーを高めるために
74巻3号(2022年3月発行)
特集 中枢性自律神経障害update
74巻2号(2022年2月発行)
特集 温度を感じる脳と身体の科学
74巻1号(2022年1月発行)
特集 脳神経内科医のキャリアパスとリーダーシップ
73巻12号(2021年12月発行)
特集 芸術家と神経学
73巻11号(2021年11月発行)
特集 「目」の神経学
73巻10号(2021年10月発行)
特集 中枢神経・末梢神経の悪性リンパ腫
73巻9号(2021年9月発行)
特集 脳卒中治療に必要な基礎知識
73巻8号(2021年8月発行)
特集 脳腸相関—脳-身体の双方向性制御
73巻7号(2021年7月発行)
特集 グリアと神経—相補的な制御系として
73巻6号(2021年6月発行)
特集 Lower Spine Neurology
73巻5号(2021年5月発行)
増大特集 中枢神経の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
73巻4号(2021年4月発行)
特集 片頭痛・群発頭痛治療の新たな夜明け
73巻3号(2021年3月発行)
特集 マルチリンガルブレイン
73巻2号(2021年2月発行)
特集 筋炎と壊死性筋症
73巻1号(2021年1月発行)
特集 Neuro-Oncology
72巻12号(2020年12月発行)
特集 超高齢期の精神神経疾患を診る
72巻11号(2020年11月発行)
増大特集 脳の発振現象—基礎から臨床へ
72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
72巻9号(2020年9月発行)
特集 皮質性小脳萎縮症へのアプローチ
72巻8号(2020年8月発行)
特集 サルコイドーシス
72巻7号(2020年7月発行)
増大特集 神経倫理ハンドブック
72巻6号(2020年6月発行)
特集 前頭側頭葉変性症の今日的理解
72巻5号(2020年5月発行)
特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
72巻1号(2020年1月発行)
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
71巻12号(2019年12月発行)
特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
増大特集 ALS2019
71巻10号(2019年10月発行)
特集 認知症と遺伝
71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
特集 パーキンソン病診療の現在地—200年の変遷と新規治療
71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
増大特集 神経学のための皮膚アトラス
71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
71巻2号(2019年2月発行)
特集 “スポーツ”を生み出す脳
71巻1号(2019年1月発行)
特集 人工知能の医療応用Update
70巻12号(2018年12月発行)
特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
特集 「左脳と右脳」の現在
70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
特集 レヴィ小体型認知症の新知見
70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩