特集の意図
画像診断が目覚ましい進歩を遂げる一方で,精確な画像診断のためには患者からの「主訴」に立ち返ることが求められる。本特集では神経放射線のエキスパートたちにより,「主訴」に沿ってどのように検査を組み立てるのか,どのように画像と臨床現場とを結びつけるのかなど,臨床に役立つ画像診断技術を豊富な画像とともに語っていただく。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩70巻12号
2018年12月発行
雑誌目次
特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
扉 フリーアクセス
ページ範囲:P.1319 - P.1319
主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
著者: 德丸阿耶
ページ範囲:P.1321 - P.1329
「主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目」と題し,「①ふるえる」「②頭が痛い」「③二重に見える」「④人が見える」「⑤お腹が痛い」の5項目にわたり,現在の画像診断技術を駆使することによって,どこまで「主訴」の背景にある病態に迫れるか,を特集した。この総論では,各論を読むことで立ちのぼってくる著者らの真摯な日常を読者諸氏にお伝えし,「画像所見にできるだけ沿い,患者さんの困っていることに近づきたい」画像診断医の思いを伝えたいと考える。
ふるえる
著者: 原田太以佑 , 工藤與亮
ページ範囲:P.1331 - P.1340
ふるえ(振戦)は日常臨床でしばしば遭遇する病態であるが,ふるえをきたす疾患は多岐にわたり,画像検査は診断に大きな役割を担う。MRIによる形態や信号変化,神経メラニン,鉄沈着による評価に加えて,核医学検査による心臓交感神経やドパミントランスポーターを評価することで病態の本質に迫ることが可能となる。本論ではMRIや核医学検査の役割や適応,読影の際の注意点について概説する。
頭が痛い
著者: 櫻井圭太 , 德丸阿耶 , 住田薫 , 山本麻子 , 豊田圭子 , 大場洋
ページ範囲:P.1341 - P.1347
近年,頭痛を呈する代表的な疾患の1つである脳動脈解離の画像診断に非侵襲的かつコントラスト分解能の高いMRIが用いられることが多い。しかしながら,脳動脈解離の本態である動脈壁の異常を評価するには血流のアーチファクトに強く,壁を明瞭に描出する空間分解能の高い撮像法が必要であり,漫然とMRIを撮像しても病変を見落としかねない。本稿では脳動脈解離のMRI診断に関して,血管壁イメージングを中心に解説する。
二重に見える
著者: 森墾
ページ範囲:P.1349 - P.1358
物が二重に見える複視や眼球運動障害では,まず単眼性なのか両眼性なのかの確認から始まる。次いで,発症した年齢,急性,亜急性もしくは慢性などの発症パターンおよび,神経症状をはじめとするその他の症状の組合せを調べ,これらを根拠に当該病態の疾患カテゴリー分類や病変部位を推定する。そして,その検証手段として的を絞った画像検査を行い,疾患病理についての作業仮説を見直す。
人が見える
著者: 宮田真里 , 掛田伸吾
ページ範囲:P.1359 - P.1367
今回,視覚情報処理のながれを概説し,誤って「人が見える」病態について複雑幻視を中心に述べる。幻視を認める代表的な疾患にレヴィ小体型認知症があるが,近年の研究により,その病態にシャルル ボネ症候群,大脳における視覚情報処理の異常,上行性神経伝達物質の異常などが関わっていることが明らかになってきた。中でも脳画像研究が果たしてきた役割は大きく,さまざまな仮説の証明だけでなく,近年では安静時脳内ネットワーク障害の関与など新たな仮説を提唱している。
お腹が痛い
著者: 松木充
ページ範囲:P.1369 - P.1378
頭痛や振戦,複視をきたす神経疾患と言えば,神経疾患を扱う医師にとっては鑑別すべき疾患が容易に挙がると思う。しかし,腹痛をきたす神経疾患と言えばどうだろうか。例えば腹痛などが間欠的急性に発症する急性間欠性ポルフィリン症が有名であるが,かなり稀な疾患で,そのほかはなかなか頭に浮かばない。そこで,感染症によって中枢神経障害と消化器障害を起こす疾患について代表的なものを症例をもとに解説する。また統合失調症をはじめとする精神疾患患者,パーキンソン病患者の慢性便秘は,日常臨床においてしばしば遭遇し,多くは保存的加療を行う。しかし,その中には早期診断・早期治療が予後に大きく影響を与える疾患が潜んでいる。そのような疾患の病態,画像診断について詳細に解説したい。
総説
大脳皮質の単位回路 オープンアクセス
著者: 細谷俊彦 , 中川直 , 米田泰輔 , 丸岡久人
ページ範囲:P.1381 - P.1388
大脳皮質に単位回路が繰り返した構造があるかは不明だった。われわれはさまざまな皮質領野において第Ⅴ層の神経細胞が細胞タイプ特異的なクラスター(マイクロカラム)を形成し六方格子状に並ぶことを見出した。マイクロカラムの細胞は共通な神経入力を持ち,類似した神経活動を示した。これらは第Ⅴ層がマイクロカラムを単位とした繰返し構造を持つことを示し,多数のマイクロカラムによる並列処理が多様な皮質機能を担うことを示唆する。
症例報告
一過性の神経症候を呈した多発脳動脈狭窄を伴ったシェーグレン症候群の1例
著者: 永田倫之 , 細山幸子 , 志田憲彦 , 大堀展平
ページ範囲:P.1389 - P.1396
症例は31歳女性,一過性の手指のしびれ感,構音障害を数回生じた。血液検査でアミラーゼ高値,血沈亢進,免疫グロブリンG高値,抗SS-A抗体陽性,脳脊髄液検査でわずかな細胞数増多と蛋白増加を認めた。MRI拡散強調画像で左基底核に高信号病変がみられ,MRAで多発脳動脈狭窄が疑われた。唾液腺造影,口唇唾液腺生検の結果,シェーグレン症候群(SjS)と診断された。これらの結果から,一過性脳虚血発作を思わせる一過性の神経症候,脳動脈狭窄とSjSに関連があることが推測された。
学会印象記
WCN 2017—The XXII World Congress of Neurology(2017年9月16〜21日,京都)
著者: 松本理器 , 髙橋良輔 , 水澤英洋
ページ範囲:P.1397 - P.1404
はじめに
2018年の京都の夏は38℃を超える酷暑であった。お盆も過ぎ猛暑が幾分やわらいできたいま,第23回世界神経学会議(京都大会,The XXII World Congress of Neurology:WCN 2017)実行委員会幹事の最後の仕事として,日本神経学会アーカイブズ平田幸一委員長のもと,WCN 2017報告書(アーカイブズ)の校正のお手伝いをしている。われわれの世代の記念すべき国際事業となったWCN 2017京都大会を,現在そして未来の日本神経学会員に紹介する充実した内容となっている。まもなく校了予定であり,本誌が手元に届く頃には皆様にご覧いただいているものと思われる。最終校正で内容をチェックしていると,大会の直前の準備と大会本番が懐かしく思い出された。WCN 2017の学会印象記を執筆する機会を編集部よりいただいたが,WCN 2017実行委員会幹事の立場から,WCN 2015以降の準備活動,そして過去最高の8,617名が参加し歴史的成功を収めた大会を振り返りたい。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.1317 - P.1317
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.1318 - P.1318
書評 「臨床薬理学 第4版」—一般社団法人日本臨床薬理学会【編】 小林真一/長谷川純一/藤村昭夫/渡邉裕司【責任編集】 フリーアクセス
著者: 大内尉義
ページ範囲:P.1380 - P.1380
日本臨床薬理学会の重鎮であられる,小林真一,長谷川純一,藤村昭夫,渡邉裕司の4教授責任編集『臨床薬理学(第4版)』が上梓された。臨床薬理学というと,「ADME」*という言葉がすぐ思い浮かぶように,薬物の体内動態に関する学問というイメージが強い。もちろん,薬物動態は臨床薬理学の重要な一分野であるが,冒頭の「刊行によせて」において,渡邉教授が「臨床薬理学は,薬物とヒトとのあらゆる側面に関与する科学」であると述べているように,本書では,薬物の薬理作用とその機序といった基礎的な分野から,薬物動態,薬力学,実臨床における薬物の使い方,処方箋の書き方,そして新薬の開発プロセス,薬事行政に至るまで,臨床医,薬剤師,その他の医療スタッフが理解しておくべき臨床薬理学の多岐にわたる内容が丁寧に記述されている。2色刷りで読みやすく,本書はまさに日本臨床薬理学会が総力を挙げて作られた臨床薬理学のスタンダードブックと言える。
言うまでもなく,薬物療法は医療の基本である。医学生が学ぶ標準カリキュラムである医学教育モデル・コア・カリキュラムにおいては,「生体と薬物」の項に,主に薬物動態,薬力学に関する履修内容が記載されており,また「加齢と老化」の項に,薬物動態の加齢変化,ポリファーマシーの記載がされているが,臨床薬理学の体系的な学習という点ではまだまだ不十分と思われる。厚生労働省による「臨床研修の到達目標」においては薬物療法に関する独立した項目はない。このような状況下で,医療の基本である薬物療法を,医学生,医師(特に研修医),薬学生,薬剤師の方々が深く学ぶために,本書は大いに役立つであろう。さらに,看護学生,看護師など,すべての職種の医療スタッフが薬物療法の基本を学ぶのに有用であることは申すまでもない。
書評 「発達障害支援の実際 診療の基本から多様な困難事例への対応まで」—内山登紀夫【編】 フリーアクセス
著者: 村木厚子
ページ範囲:P.1405 - P.1405
発達障害者支援法が2004年に制定された。当時,発達障害の子どもを持つ親が相談に行ける場所は少なく,また,保育園・幼稚園,小学校,中学校と環境が変わるたびに障害を説明し理解と協力を求めるといった状況であった。早期の,そして切れ目ない支援を確立すべくこの法律が制定され,その効果もあって,児童の発達障害に関する認識は急速に広がり,早期発見,早期支援の取組みも格段に進んだ。
一方で,こうした早期支援の網の目にかからずに大人になった人への対応は,いまだ研究や支援が大きく遅れている。支援が遅れたために社会適応がうまくいかないいわゆる「対応困難例」などについて取り扱う専門書は少なく,その一方で,マスメディアなどが発達障害者の関わった犯罪をセンセーショナルに報じるなど,間違った印象が一般の人々に伝えられている状況も看過できない。
今月の表紙 フリーアクセス
著者: 河村満 , 岡本保 , 菊池雷太
ページ範囲:P.1406 - P.1407
今回で本連載は最終回です。3年にわたりお読みくださり,誠にありがとうございます。最終回ということで,本連載でわれわれが目指していたことを象徴する写真を選びました。写真だけみていただけたらそれがすべてなのですが,これで終わりにするわけにもいきませんので,少しだけ。
投稿論文査読者 フリーアクセス
ページ範囲:P.1409 - P.1409
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.1410 - P.1410
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1411 - P.1411
あとがき フリーアクセス
著者: 森啓
ページ範囲:P.1412 - P.1412
「されど主訴」
本特集号では,難解な事例の多い脳神経系疾患に関連する主訴に沿った診断をどのように導き出すのかという臨床医一般の疑問について,脳画像診断という視点から丁寧な説明と多数の図表を含む原稿を集めることができた。その結果,悩みの多い諸症例の具体的症例を取り上げる中で確定診断に至る主訴そのものについての意義を探る座右の書ともなるべき解説本となっている。
さて,読影力とは何か? 脳画像を精緻に読み解く技術,知識と思いきや,カルテに書かれた主訴等の臨床所見を精読することを指摘する放射線科医が多いことに気づく。臨床の場では,患者の話に耳を傾ける,患者の主訴に学ぶとは頻繁に言われていることであるが,実は患者と触れあって話をする機会が限られた放射線科医がカルテに書かれた主訴に耳を傾けていることが多く,病院の中央部門として各診療部門には欠かせないパートナーであることは言うまでもない。
読者アンケート用紙
ページ範囲:P. - P.
「BRAIN and NERVE」第70巻 総目次 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
基本情報
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72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
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72巻7号(2020年7月発行)
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71巻7号(2019年7月発行)
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特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
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増大特集 治せる認知症
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68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
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67巻9号(2015年9月発行)
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67巻8号(2015年8月発行)
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67巻6号(2015年6月発行)
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67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
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67巻2号(2015年2月発行)
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67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩