特集の意図
抑うつ症状や不安症状,幻覚・妄想状態などの精神症状は精神疾患のみならず,脳神経内科医の日常診療でも頻繁に遭遇し,鑑別診断に苦慮することは稀ではない。また,近年疾患概念がほぼ確立したと思われる抗NMDA受容体脳炎は,器質的中枢神経疾患での精神症状に関する知識の重要性を脳神経内科医にあらためて提示したとも言えよう。精神症状の診かたについて,専門家の視点から,その捉え方や治療方法をわかりやすく解説する。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩70巻9号
2018年09月発行
雑誌目次
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
扉 フリーアクセス
ページ範囲:P.959 - P.959
うつ病・抑うつ状態とアパシー
著者: 馬場元
ページ範囲:P.961 - P.970
認知症を含めた神経疾患において,アパシーと抑うつ状態はしばしばみられる病態である。両病態は表出される病像の類似や併発があることから,鑑別が困難な場合が少なくない。アパシーを表面的な意欲障害に注目するのではなく,より根本にある動機付け(motivation)の欠如に着目し,感情・情動や意欲・行動,興味・関心について観察することが臨床的鑑別のポイントとなるものと思われる。
器質的異常を伴わない神経疾患様の症状への対応
著者: 安田貴昭 , 畠田順一 , 吉益晴夫
ページ範囲:P.971 - P.979
変換症は不随意運動など一見すると,神経疾患であるかのような症状を示すものの,器質的な異常は認められない精神障害である。診断には症状や所見が既知の神経疾患に適合しないことを示す必要がある。身体症状を示す疾患では,身体疾患を完全に除外することや心因性であることの実証が容易ではないことから,断定的に結論を下すことを急ぐべきではない。脳神経内科と精神科が連携し,多面的に治療を進めていくことが望ましい。
統合失調症の特異的な症状
著者: 船山道隆
ページ範囲:P.981 - P.991
統合失調症に特異的な症状には,自我意識の障害,妄想気分と妄想知覚,連合弛緩や滅裂思考がある。さまざまな自我意識の障害に関連する症状をsense of agencyの観点からみると,意思作用の自己への過大帰属と過小帰属とまとめることができる。妄想知覚の背景には,知覚対象のコンテクストが失われる知覚の統合障害や妄想気分が認められ,ばらばらに断片化された知覚を再組織化,あるいは変容した世界を解釈する際に妄想に至ると考えられる。知覚の統合障害は連合弛緩や滅裂思考と大きく関連する。
BPSDの診かたとその対策—精神科医師からの助言
著者: 澤温 , 山本誉麿 , 澤滋 , 深尾晃三
ページ範囲:P.993 - P.1003
2017年に出版された日本神経学会監修の『認知症疾患診療ガイドライン2017』を含めて多くの認知症の行動・心理症状(BPSD)についての文献も参照し,実臨床で認知症患者のこころの中の状況をバイオ・サイコ・ソーシャルの3つの次元でどう捉えて対応しているかに重きを置き,BPSDの診かたとその対策について,認知症疾患医療センターの4人の専門医が記述した。認知症の原因疾患の病的過程から直接現れる症状と,病的過程を背負った中で当事者が主観的にどのように感じながら,結果的にうまくできていなくても,周囲になんとか適応しようとしていると考えることの重要性について述べた。
てんかんに併存する精神症状とその対応—精神医学的視点を含む診療構造の提言
著者: 岩佐博人 , 保阪玲子 , 兼子直
ページ範囲:P.1005 - P.1016
てんかんにおける精神医学的併存症状は,気分障害,不安障害,精神病様状態,発達障害など内容もさまざまで出現頻度も高い。また,一部の抗てんかん薬による精神症状の誘発や,外科治療後などの精神症状発現にも注意が必要である。さらに,心因性非てんかん性発作への対応も重要な課題である。併存症状への適切な対応を実践するために,てんかん治療開始の段階から精神医学的・心理学的視点を含む治療構造を構築することが望ましい。
総説
うつ病における手綱核の役割—これまでのヒト脳に関する知見を中心に
著者: 吉野敦雄 , 相澤秀紀 , 高村真広 , 市川奈穂 , 柴崎千代 , 山脇洋輔 , 笹岡貴史 , 岡本泰昌 , 山脇成人
ページ範囲:P.1017 - P.1023
うつ病は抑うつ気分や意欲減退などさまざまな臨床症状により構成される疾患でありその病態解明は依然として困難である。近年,手綱核が腹側被蓋野,中脳縫線核などへ直接投射し脳内モノアミンの代謝を制御していることから,うつ病病態における役割が注目を集めている。ヒトの脳機能画像研究においても病態への関与が少しずつ明らかとなっている。本稿では主にうつ病への手綱核の役割に関するヒトの脳機能画像研究について紹介する。
うつ病とトリプトファン代謝
著者: 高田明和 , 清水史子 , 高尾哲也
ページ範囲:P.1025 - P.1031
トリプトファン代謝系には3種類ある。セロトニン系は気分,不安,記憶,認知などに関与するが,うつ病では障害されている。キヌレニン系は免疫,炎症,筋運動,メンタルヘルスに関係している。単極性のうつ病患者の血漿中のセロトニンは非常に低いか検知不能であった。5-ヒドロキシインドール酢酸(5-HIAA)/トリプトファン比,キヌレニン/トリプトファン比は健常者とうつ病患者では差がなかった。つまり,うつ病患者ではセロトニンは急速に5-HIAAに代謝されるが,キヌレニン系には変化がなかった。単極性と双極性のうつ病では治療法,薬剤が異なるのでトリプトファン代謝を研究することは重要である。
症例報告
Aplastic or twig-like middle cerebral arteryの側副血行路に発生した破裂脳動脈瘤の1例
著者: 三浦伸一 , 勝部毅 , 中溝聡 , 阪上義雄
ページ範囲:P.1033 - P.1036
症例は69歳男性。突然の意識障害で発症した。Computed tomographyで脳底槽に広範なくも膜下出血(SAH)を認め,脳血管撮影では中大脳動脈水平部(M1)が閉塞しており,左前大脳動脈水平部(A1)から分枝後網状血管(twig-like networks)を介して左M2へ連続する側副血行路がみられ,側副血行路に径約6mmの囊状動脈瘤を認めたため,この瘤の破裂によるくも膜下出血と診断した。第3病日に開頭脳動脈瘤頸部クリッピング術を施行した。もやもや様血管網を伴ったM1の形成不全はtwig-like middle cerebral arteryとして過去に報告がある。脳血管撮影上の発見頻度は,0.11〜1.17%であり,40%に脳動脈瘤の合併が認められ,血行動態的負荷や構造的脆弱性の関与が推察されている。
学会印象記
2018 SIRS Biennial Conference—6th Biennial Schizophrenia International Research Society Conference(2018年4月4〜8日,フィレンツェ)
著者: 中島振一郎
ページ範囲:P.1038 - P.1039
2018年4月4〜8日にフィレンツェで開催された第6回Schizophrenia International Research Society Conference(SIRS)(国際統合失調症学会)に参加しました。われわれは治療抵抗性統合失調症の脳内グルタミン酸濃度と脳構造についてポスター発表を行いました。前者では,クロザピン抵抗性統合失調症,クロザピン反応性統合失調症,非クロザピン抗精神病薬反応性統合失調症,健常対照において,プロトン核磁気共鳴スペクトロスコピー(proton magnetic resonance spectroscopy:1H-MRS)を用いて測定した尾状核や前帯状回,背外側前頭前野のグルタミン酸濃度の比較を報告しました1)。また,後者では,同じ4群において,MAGeT(multiple automatically generated templates brain segmentation algorithm)2)やCIVET3)といった解析パイプラインを用いて解析した皮質下構造の容積,皮質厚,そして,形状や表面積の比較を報告しました4)。本学会における議論を参考にして今後の研究の遂行や論文化を進めていく予定です。
私が拝聴したシンポジウムを中心に報告いたします。Lawrence Kegeles先生が主催したシンポジウム「Excitation-Inhibition Imbalances in Schizophrenia: Mechanisms and Interventions」では,統合失調症の興奮抑制インバランス仮説について,さまざまなモダリティを用いた基礎研究からトランスレーショナルリサーチまで幅広く検討されました。統合失調症における酸化ストレス,還元調整異常,神経炎症,グルタミン酸神経系異常などの知見が報告され,興奮抑制インバランスの存在が示唆されるものの明確にこの仮説を支持するエビデンスがないことが報告されました。グルタミン酸神経生理機能,GABA神経生理機能を脳から直接的に測定することができる経頭蓋磁気刺激法−脳波(transcranial magnetic stimulation-electroencephalogram:TMS-EEG)同時計測法と脳内のグルタミン酸やGABAの濃度を測定できる1H-MRSの同時使用が期待されます。Michael Owen先生が主催したシンポジウム「Does Biology Read the DSM? Transdiagnostic Findings in Psychosis and Implications for Treatment」では,DSMで診断された統合失調症と他の精神疾患の間で,臨床症状,遺伝子,神経画像などにオーバーラップが大きいことが報告され,癌や感染症のような他の疾患と同様,生物学的所見に基づく精神疾患診断の構築が必要であることが提唱されました。John Kane先生,Oliver Howes先生,Christoph Correll先生が主催した「Treatment-Resistant Schizophrenia: Treatment Response and Resistance in Psychosis(TRRIP)Working Group」の会議では,治療抵抗性統合失調症に対するクロザピン治療のガイドラインを策定すること,治療抵抗性統合失調症の臨床データと神経画像データを国境を越えてデータベース化することが話し合われました。2017年にTRRIP(Treatment Response and Resistance in Psychosis)Working Groupでは治療抵抗性統合失調症の国際統一定義を報告しており,その次の段階を目指すということになります5)。Celso Arango先生により,大規模な臨床試験OPTiMiSE(optimization of treatment and management of schizophrenia in Europe)試験の結果も報告されました6)。この試験では,初発統合失調症患者をアミスルプリドで治療し,治療反応を認めない場合,アミスルプリドを継続するか,他の薬剤に変更します。さらに,これらの治療でも反応しない場合,クロザピンによる治療を始めます。アミスルプリドによる治療において治療反応を認めない場合,アミスルプリドを継続した群も他の薬剤に変更した群も有効性に有意な差を認めませんでした。その後,クロザピンに変更した場合,一定の反応を認めたことが報告されました。前帯状回のグルタミン酸濃度では治療反応の予測をすることができないことも報告されました。今後は臨床データ,生物学的データを用いて,統合失調症の薬物治療の予測が可能か検証が行われることになっています。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.957 - P.957
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.958 - P.958
書評 「大人の発達障害ってそういうことだったのか その後」—宮岡 等,内山登紀夫【著】 フリーアクセス
著者: 兼本浩祐
ページ範囲:P.1024 - P.1024
読んで多くの項目に一々そうだそうだと頷くことが多く,一気に最後まで読み進むことができた。大人の発達障害は今や精神科の臨床の中で常に意識をせざるをえない事項であり,どうやってこの概念なしに我々が二十世紀には臨床をやっていたのかが分からないほど今や我々の臨床に溶け込んでいる。先日の日本精神神経学会でも本書は売上一位を連日続けていた。いくつか激しく点頭したい項目を抜き書きしてみた。
まずは,診断だけを告知して送りつけてくるのはやめて欲しいという件だろうか。そもそも発達障害というのは,統合失調法やうつ病,いわんやてんかんなどとは診断の意味が異なっていて,同じ診断という名前を冠にしていてもその実態は大きく違う。たとえば我々誰もが自閉症スペクトラムの傾向性はあって,違うのはそれが1なのか5なのか9なのかという程度の問題であり,その傾向性を念頭において診療をすると,中には随分治療的介入のフォーカスを絞ることができる人がいる。したがって,自閉症スペクトラムという特性を念頭において,それをいかに臨床の中に組み入れて行くのか,あるいはいかないのかは,来院してこられる家族・本人とのやり取りの中で個別に,オーダーメイドで一人ひとり考えなければならず,そこには診断をどのように告知し,どのように治療に組み込むか,あるいは事例化して医療が引き受けるかどうかまでの幅広い選択肢がある。あらかじめ,本当かどうかも分からない自閉症スペクトラムの診断をつけられての来院ということになると,こうした枠組み作りの大きな妨げになるのは間違いない。大人の発達障害のための専門施設を対外的に喧伝し膨大な公的予算を消費しているような場合は別であるが,診断をした医師が治療も行う,治療を行わないなら診断はしないというのは,確かに意識化しておいてよい重要な指摘だと大いに得心するところがあった。
書評 「SCID-5-PD DSM-5パーソナリティ障害のための構造化面接」—Michael B. First, Janet B. W. Williams, Lorna Smith Benjamin, Robert L. Spitzer【原著】 髙橋三郎【監訳】/大曽根 彰【訳】 フリーアクセス
著者: 西村勝治
ページ範囲:P.1032 - P.1032
パーソナリティ障害診断のゴールデンスタンダードの日本語版が上梓された。前身である『SCID-II(DSM-IV II軸人格障害のための構造化面接)』と同じ訳者の手による。本書にはDSM-5に準拠した「ユーザーズガイド」「評価者質問票(SCID-5-PD)」「患者自己記入シート(SCID-5-SPQ)」が収載され,大変実用的で活用しやすい構成となっている。
パーソナリティ障害の臨床的インパクトは大きい。これを適切に把握することの重要性は,臨床家であれば誰もが実感する。しかし評価,診断は必ずしも容易ではない。さらに根本的な課題としてパーソナリティ障害の概念化をめぐる歴史的な議論の存在は周知のとおりである。DSM-5では,DSM-IV-TRのパーソナリティ障害の診断基準がそのまま踏襲されると同時に,「パーソナリティ障害の代替DSM-5モデル」が特例的に付記され,さらなる研究が求められている。これまでのカテゴリカルモデルからディメンショナルモデルへの,産みの苦しみがそこにある。両者のハイブリッドといわれる代替モデルは,特定のパーソナリティ障害の診断名に,パーソナリティの機能や特性に関する情報を特定用語を用いて併記することによって,パーソナリティの病理の系統的評価を可能にすることを試みている。米国立精神衛生研究所(NIMH)のResearch Domain Criteria(RDoC)とも連動しながら,この新モデルはさらに洗練されていく方向にあるだろう。
今月の表紙 フリーアクセス
著者: 河村満 , 岡本保 , 菊池雷太
ページ範囲:P.1040 - P.1041
今回取り上げた写真は,「多発神経炎と脊髄灰白質炎」と題された講義録1)からのものです。サルペトリエール病院の講義録と言えば,シャルコー(Jean Martin Charcot;1825-1893)によるいわゆる「金曜講義」と「火曜講義」が有名ですが,シャルコー亡き後,次代の教授レイモン(Fulgence Raymond;1844-1910)がそれらの講義を引き継いでいたことはあまり知られていないかもしれません。ライブ感に溢れる臨床講義はシャルコーの才能だけに許されたものだったのか,「火曜講義」はシャルコーの死後6カ月ほどしか続かなかったようですが2),神経疾患についてのスタンダードな講義である「金曜講義」は1903年までに6巻の講義録が発行されています3)。
レイモンの教授就任後,『Nouvelle Iconographie de la Salpêtrière』にも「金曜講義」の講義録が頻繁に掲載されるようになります。「多発神経炎と脊髄灰白質炎」もその中の1つです。
「読者からの手紙」募集 フリーアクセス
ページ範囲:P.1043 - P.1043
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.1044 - P.1044
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1045 - P.1045
あとがき フリーアクセス
著者: 桑原聡
ページ範囲:P.1046 - P.1046
本誌69巻9号(2017年9月)のあとがきで臨床神経学6大誌である『Lancet Neurology』『Annals of Neurology』『Brain』『Neurology』『JAMA Neurology』『Journal of Neurology, Neurosurgery, and Psychiatry(JNNP)』のインパクトファクター(impact factor:IF)について,この10年間における変遷を紹介したが,本年6月に最新のIFが公表された。表に示すように『Lancet Neurology』の突出は変わらないものの,『JAMA Neurology』(旧『Archives of neurology』)がさらに躍進してIF=11.5となり,微増の『Annals of Neurology』『Brain』とほぼ横並びとなっている。
もともと臨床神経学誌は2006年の序列で一般に評価されてきた。筆者が2010年から副編集長をしている『JNNP』はずっと最下位だが,それでも現在の投稿論文の採択率は10%である。上位誌の採択率はおそらく一桁と思われ,なかなか厳しい時代となっている。『Lancet Neurology』は本体の『Lancet』と同様に採用する原著の半数は第Ⅲ相臨床試験(治験)論文であるために引用が多い。治験は新規治療の登場を意味するとともに,エビデンスとして採用され当局当然頻回に引用される。『JAMA Neurology』は『Lancet』的な戦略をとらず,従来型の原著を採用しているにもかかわらず,IFが徐々に上昇している理由は『JAMA』のブランド力と考えざるを得ない。2006年の感覚からは同系米国誌の『Neurology』の低迷が目立つ。ただし全体として臨床誌のIF上昇傾向は続いており,神経学で4誌が10点を越えた点はneurologistにはうれしいことではある。
読者アンケート用紙
ページ範囲:P. - P.
基本情報
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68巻3号(2016年3月発行)
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増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩