文献詳細
書評
文献概要
「画像検査を学ぶ本だ」という予想をはるかに超えていた。救急室や外来で出合う疾患の特徴的な画像が次々と登場し,経験知が詰まったクリニカルパールがテンポよく紹介された本であった。画像診断は「知っていれば診断できる」ことが多い。逆に言うと,知らなければ見過ごしてしまう所見がたくさんある。この本は,あなたの「診断できる」を確実に増やしてくれる1冊である。
この本がすごいのは,画像診断の「周辺」までクリニカルパールでカバーしているところだ。第1章「画像診断総論」で取り上げられている以下などは,普段なら難しくて読み飛ばしてしまいそうな内容だが,簡潔なメッセージ(鉄則)とまとめで読みやすくなっている。
この本がすごいのは,画像診断の「周辺」までクリニカルパールでカバーしているところだ。第1章「画像診断総論」で取り上げられている以下などは,普段なら難しくて読み飛ばしてしまいそうな内容だが,簡潔なメッセージ(鉄則)とまとめで読みやすくなっている。
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