特集の意図
神経精神症状はSLE患者に高頻度で発症するが,症状が多様で鑑別が難しい。また,SLEでは薬物による有害事象が多いため治療方針の決定も容易ではなく,膠原病内科,脳神経内科,精神科の3つの診療科の連携が重要である。本特集ではそれぞれの診療科の考え方を論じてもらい,さらに病態理解に欠かせない神経病理,稀な合併症だが忘れてはならないPMLとの関連性を取り上げ,NPSLEの診療を行ううえで欠かせない知識をまとめた。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩71巻5号
2019年05月発行
雑誌目次
特集 NPSLE
扉 フリーアクセス
ページ範囲:P.443 - P.443
NPSLEの臨床—膠原病内科の立場から
著者: 田中良哉
ページ範囲:P.445 - P.458
全身性エリテマトーデス(SLE)は,妊娠可能年齢の女性に好発し,多臓器障害をもたらす代表的な全身性自己免疫疾患である。特に,中枢神経病変は予後を規定する要因である。障害部位は中枢神経,脊髄,末梢神経と幅広く,その症状は器質的なものから精神医学的所見まで非常に多様である。米国リウマチ学会では神経精神SLE(NPSLE)として精神・神経症状を19病型に細分類した。SLEの治療に関しては,寛解導入,臓器障害阻止,QOL改善,寛解維持後の副腎皮質ステロイド中止と目標が高くなってきた。NPSLEなどの重症臓器病変があれば,副腎皮質ステロイド大量と免疫抑制薬の併用療法で開始するが,免疫調整・抑制薬,可溶性BAFFに対する抗体ベリムマブなどと選択肢が増え,治療の有効性や安全性に進歩をもたらしつつある。
NPSLEの臨床—脳神経内科の立場から
著者: 杉山淳比古 , 桑原聡
ページ範囲:P.459 - P.471
全身性エリテマトーデス(SLE)に伴って見られる神経精神症状(NPSLE)の表現型は多様である。SLEの初発症状としてNPSLEが出現し得るため,SLEと未診断の神経精神症状を呈する患者からSLEを見抜く必要がある。また,SLE患者が経過中に神経精神症状を呈した場合,SLEに起因するprimary NPSLEなのか,治療薬の副作用や他疾患によるものかを正確に判断することも治療方針決定に重要である。
NPSLEの臨床—精神科の立場から
著者: 赤穂理絵 , 西村勝治
ページ範囲:P.473 - P.481
神経精神症状を伴う全身性エリテマトーデス(NPSLE)の精神障害として,急性錯乱状態,認知機能障害,精神病性障害,気分障害,不安障害が挙げられている。これらのうち,気分障害(うつ病)と軽度の認知機能障害が最も高頻度に合併する。精神症状の出現と,SLEの生物学的側面の関係性はいまだ明らかになっていない。精神症状のマネジメントとしては,SLEに対する免疫抑制療法が基本であるが,対症的に向精神薬治療や精神療法的アプローチも用いられる。
NPSLEの神経病理
著者: 髙尾昌樹
ページ範囲:P.483 - P.491
NPSLEの中枢神経病理所見は,現在までの報告をまとめると,小動脈などの小血管病変(内皮の増殖,線維化,血管壁の硝子化,フィブリノイド壊死,塞栓など)と,それによる循環障害が中心である。虚血性病変だけではなく,脳出血も呈する。血管炎や血管周囲の炎症性細胞の浸潤も報告されている。脊髄では,辺縁白質がびまん性に変性を生じる所見を見ることがある。
SLEとPML
著者: 雪竹基弘
ページ範囲:P.493 - P.505
進行性多巣性白質脳症(PML)の概説と,全身性エリテマトーデス(SLE)におけるPMLの特徴を論じた。PML診療は病態修飾療法(DMT)関連PMLに対応する時代であり,特に多発性硬化症のDMT関連PMLが注目されている。SLEにおけるPMLの発症は非常に稀ではあるが,SLEでも従来の免疫抑制剤などによる日和見感染としての薬剤関連PMLのみでなく,DMT関連PMLの可能性も考慮し診療する必要がある。
対談
異なり記念日
著者: 齋藤陽道 , 酒井邦嘉
ページ範囲:P.509 - P.516
はじめに
酒井 私は言語脳科学を中心に研究していて,手話の脳研究などをとおし,言語の普遍性が音声と手話に共通することを明らかにしてきました。また,ろう者の方々とさまざまな問題を共有するようになりました。そのような中で,ご著書『異なり記念日』に出会い,陽道さんのとても感度の高い文章や写真の表現に感動して,「とにかくお会いして,お話をしてみたい」と強く思いました。先日,書評1)を書きましたが,このように対談が実現して,とてもうれしく思っています。
齋藤 そう言っていただけて大変うれしいです。ぼくは20歳までは補聴器を付けて生活していました。補聴器を外してからは手話や筆談を使ってコミュニケーションをとっています。そのような生い立ちや,写真家としての生活を送る中で感じたことをまとめたのが,この『異なり記念日』です。
総説
サルのストレス解消法としての入浴
著者: タケシタラファエラ
ページ範囲:P.517 - P.524
入浴にはストレス軽減の効果があることが知られている。地獄谷野猿公苑のニホンザルは温泉入浴をする唯一の野生動物だが,この行動による短・長期的影響を理解するためには,ニホンザルの社会,生活史,神経分泌機構などを踏まえた多角的なアプローチが必要である。本論では,ニホンザルの社会動態・繁殖戦略に注目しながら,霊長類における体温調節のための行動学的・生理学的戦略,体と脳における寒冷ストレスの影響を概説する。
Fc融合蛋白による重症筋無力症の革新的治療
著者: 鵜沢顕之 , 山下潤二 , 桑原聡
ページ範囲:P.525 - P.530
重症筋無力症(MG)は主にアセチルコリン受容体(AChR)に対する自己抗体によって神経筋接合部が障害される疾患で,既存治療では長期寛解例が少なく,より有効で安全な治療の開発が求められている。われわれはAChR構造に免疫グロブリンG1のFc部位を結合させた新規融合蛋白であるAChR-Fcを開発した。この融合蛋白は病原性抗体・B細胞に対して選択的な中和活性および細胞傷害活性という2つの作用機序を有し,疾患の克服につながる可能性がある革新的治療である。
連載 臨床で役立つ末梢神経病理の読み方・考え方・2
血管炎性ニューロパチー
著者: 佐藤亮太 , 神田隆
ページ範囲:P.531 - P.536
はじめに
血管炎性ニューロパチーは,典型的には多発性単神経障害のパターンを呈し,電気生理学的に軸索障害型の末梢神経障害を示すことが多い1)。確定診断には血管炎の存在を組織学的に証明することが必須である。血管炎性ニューロパチーで血管炎の標的となる小動脈・細動脈は,末梢神経の終動脈であり,閉塞すると側副血行路からの血液供給が期待できないため虚血性末梢神経障害をきたす。急速に進行している末梢神経障害で血管炎性ニューロパチーが疑われる場合には,血液検査,電気生理学的検査,末梢神経生検で迅速に診断し,可能な限りすみやかに治療を開始することが求められる。診断の遅れが重篤な後遺障害に直結する点は脳梗塞と同様である。連載第2回目となる今回は,迅速かつ正確に血管炎性ニューロパチーの病理診断を行うために,キーとなる病理像を解説する。
学会印象記
ANA 2018—Annual Meeting of the American Neurological Association(2018年10月21〜23日,アトランタ)
著者: 三浦史郎
ページ範囲:P.537 - P.539
学会を翌月に控えた9月6日,編集室から「10月にアトランタで開催されます『143rd Annual Meeting of the American Neurological Association(ANA 2018)』の印象記につき,ご執筆をお願い」という突然の依頼があり戸惑いましたが,学会参加の経験を思い出しながら書いてみたいと思います。
10月21・22日(日・月)の2日間,ANA 2018に参加しました。たった2日間の学会参加ですが,福岡空港出発は10月20日(土)7時20分,福岡空港到着は10月24日(水)20時5分ということで,まるまる5日間費やすことになります。やはり日本の地方都市から米国の地方都市への参加は時間がかかりますね。ほぼ満席のエコノミー席に揺られ,帰国翌日の通常業務のしわ寄せを憂いながら,8年ぶりのANA 2018参加となりました。今年が第143回と,国際学会としてはものすごく歴史のある学会ですが,8年前,演題登録は無料だったのに,今回は演題登録だけで参加費とは別に175ドルも払わなくてはならず,やはりどこも財政的に厳しくなってきていることを実感しました。
PACTRIMS 2018—The 11th Congress of the Pan-Asian Committee for Treatment and Research in Multiple Sclerosis(2018年11月1〜3日,シドニー)
著者: 迫田礼子
ページ範囲:P.540 - P.542
はじめに
2018年11月1〜3日にオーストラリア・シドニーにて開催されたPACTRIMS 2018(The 11th Congress of the Pan-Asian Committee for Treatment and Research in Multiple Sclerosis)に参加しました。PACTRIMSは,多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)とその類縁脱髄性疾患に対するアジア太平洋地域における研究の促進を目的として,ヨーロッパ地域のECTRIMS(European CTRIMS),北米地域のACTRIMS(Americas CTRIMS),ラテンアメリカ地域のLACTRIMS(Latin America CTRIMS)に次ぎ,2007年にMS forumから発展して設立された学会です。私が所属する九州大学脳神経内科からは毎年数名が出席していますが,私自身は今回が初めての参加でした。そもそも海外で行われる国際学会への参加自体が初めてでしたので,非常に緊張しましたが,有意義な経験となりました。さらに今回,2歳の子供を同伴するという冒険をしましたので,学会報告とともに,この場をお借りして体験記を書いてみようと思います。
書評
「ロジックで進める リウマチ・膠原病診療」—萩野 昇【著】 フリーアクセス
著者: 川島篤志
ページ範囲:P.507 - P.507
「血液培養も採らずに,やれリウマチ性多発筋痛症とか,やれ巨細胞性血管炎とか言っている臨床医のなんて多いことか。そんなことをしていると,Huggyに叱られますよ!」そんなセリフが聞こえてきそうである。「リウマチ・膠原病」と聞くと裏口から逃げ出したくなる感情を抱く医師に,笑顔をもたらしてくれる,奥深い読み応えのある書籍が現れた。
「診断力が高まる 解剖×画像所見×身体診察マスターブック」—Sagar Dugani, Jeffrey E. Alfonsi, Anne M.R. Agur, Arthur F. Dalley【編】,前田恵理子【監訳】 フリーアクセス
著者: 大友邦
ページ範囲:P.508 - P.508
基礎医学そして臨床医学の急速な進歩にお尻を叩かれる形で,医学教育も進化しつつある。いわゆる領域別・臓器別統合講義と参加型臨床実習の導入がその代表格である。さすがに専門課程の1〜2年目に解剖学・組織学・病理学・生化学・生理学・薬理学などの基礎医学を,3年目以降に領域・臓器ごとの疾患について学ぶという古典的なカリキュラムでよしとする考えは過去のものになっている。しかしながら,教える側の教官も,教わる側の学生も,このような時代の変化に対応した教材探しに苦労しているのが現状でもある。
このような問題認識に基づき「解剖」「身体診察」「医用画像」という医学の学習の鍵となる3項目を統合する教材として企画されたのが本書“Clinical Anatomy Cases”(邦題:『解剖×画像所見×身体診察マスターブック』)である。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.441 - P.441
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.442 - P.442
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.548 - P.548
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.549 - P.549
あとがき フリーアクセス
著者: 三村將
ページ範囲:P.550 - P.550
女子競泳のエース,池江璃花子さんが白血病を公表して治療に専念するというニュースに日本中で衝撃が走ったのは今年2月のことであった。スポーツ選手や芸能人など,著名人がその活躍のただ中で思いがけない病気休養に入ることは稀ではない。
ティーンアイドルとして活躍し,さらに女優,アーティストとしてスターダムを駆け上がってきたアメリカのセレーナ・ゴメスさんもその1人である。子役時代から絶大な人気を誇り,鮮烈な印象を残してきたセレーナさんは,ジャスティン・ビーバーくんとの交際や破局が報道されるなど,ゴシップやスキャンダルで私生活も賑やかだった。しかし,うつやパニック症に加え,薬物依存やアルコール依存も取り沙汰され,活動休止に至る。2016年8月のことであった。
基本情報
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68巻9号(2016年9月発行)
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68巻8号(2016年8月発行)
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68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
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67巻8号(2015年8月発行)
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67巻7号(2015年7月発行)
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特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
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66巻11号(2014年11月発行)
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66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩