特集の意図
ジェームズ・パーキンソンが「振戦麻痺」を提唱してから今年で202年を迎える。本特集では,この変遷をひもときパーキンソン病の理解を深めたのち,現在考えられている病態や治療法を整理し,未来へとつながる最新の研究内容を紹介する。パーキンソン病の診療に携わる医療者にご一読いただき,パーキンソン病診療の現在地を確かめてもらいたい。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩71巻8号
2019年08月発行
雑誌目次
特集 パーキンソン病診療の現在地—200年の変遷と新規治療
扉 フリーアクセス
ページ範囲:P.837 - P.837
【鼎談】パーキンソン病の過去・現在・未来
著者: 水野美邦 , 武田篤 , 神田隆
ページ範囲:P.839 - P.846
神田 ジェームズ・パーキンソン(James Parkinson;1755-1824)の原著1)から202年,シャルコー(Jean-Martin Charcot;1825-1893)2)がパーキンソン病(Parkinson's disease:PD)という疾患名を提唱してから130年余りが経過しました。神経変性疾患の中では有効な治療手段のある,唯一に近い疾患であることは間違いありません。しかし,いまなお診断・治療を含むさまざまな局面で多くの問題点を抱えている疾患であると,私は思います。
本日は,水野美邦先生と武田 篤先生という,日本を代表するPDの大家であるお二方をお迎えしました。PDにまつわるさまざまな問題点を,過去,現在,未来という切り口でお話しいただきたいと思います。
「振戦麻痺」から「パーキンソン病」へ—「現代の眼」からの再検討
著者: 河村満 , 岡本保 , 菊池雷太
ページ範囲:P.847 - P.855
シャルコーが「振戦麻痺」を「パーキンソン病」へと改称する際に提示し,「パーキンソン病」の象徴となった症例“バシェール”について,「現代の眼」から再検討した。また,『Nouvelle Iconographie de la Salpêtrière』に掲載されている,「伸展型パーキンソン病」についての論文2編(1889年,1892年)についても検討を行い,その2編に記載された合計4症例,特に症例“レオン”について考察した。伸展型パーキンソン病は,当時はパーキンソン病の一病型として認識されていたが,今ではほとんど聞くことがなく,現在のパーキンソン病とは異なる病態である可能性を指摘した。
パーキンソン病の初期治療を改めて考える—私見を交えた新規ガイドラインの解説
著者: 武田篤
ページ範囲:P.857 - P.867
ここ10年にわたっていくつかの遅延開始研究が実施され,早期のドパミン補充療法導入がパーキンソン病の予後を改善する可能性が示唆されてきた。またL-ドパ毒性がほぼ否定的となったこともあり,『パーキンソン病診療ガイドライン2018』では原則としてL-ドパで治療を開始することが推奨されている。さらに最近,パーキンソン病に対する疾患修飾療法の臨床研究が目覚ましい勢いで進んでいる。運動が疾患予後を改善する可能性も注目される。
パーキンソン病の認知機能障害—診断と治療のオーバービュー
著者: 白石朋敬 , 村上秀友 , 井口保之
ページ範囲:P.869 - P.874
パーキンソン病(PD)は,遂行機能障害,注意障害,視空間認知障害,記憶障害,社会的認知障害などの認知機能障害をきたすことが明らかになっている。これらの認知機能障害はPD患者の予後やQOLに大きな影響を与えるため,その診断,危険因子,病理学的背景,発症機序,治療法についての研究が行われ,知見が年々増している。今後,PD診療では認知機能障害も運動症状とともに治療が展開することを念頭に置き,PDの認知機能障害を概説する。
家族性パーキンソン病と疾患特異的iPS細胞
著者: 田端芳邦 , 岡野栄之
ページ範囲:P.875 - P.883
パーキンソン病(PD)は,中脳黒質などにおけるドーパミン作動性ニューロンの選択的変性によって特徴付けられる代表的な神経変性疾患である。PDの進行を遅らせる根本的治療法はいまだ開発されておらず,有用な疾患修飾療法の開発にはヒューマンバイオロジーに基づいた疾患モデル構築が重要である。ヒトiPS細胞関連技術の進歩は,疾患の病因を理解し,新薬を発見し,新たな治療法開発のための手掛かりを得ることができる。
DBSの適応—その治療の歴史および病態生理から考える
著者: 下泰司 , 梅村淳 , 服部信孝
ページ範囲:P.885 - P.892
脳深部刺激療法(DBS)は進行期パーキンソン病における重要な治療方法として確立しており,2018年に発刊された『パーキンソン病診療ガイドライン2018』において,薬物治療抵抗性の運動合併症に対する治療のオプションの1つとされている。米国食品医薬品局では運動合併症発現早期からの導入も認可されており,今後は薬物治療と並行してその適応を常に考慮してゆかなければならない。
総説
Muse細胞を用いたドナー細胞の点滴による神経再生医療の実現に向けて
著者: 出澤真理 , 新妻邦泰 , 冨永悌二
ページ範囲:P.895 - P.900
Muse(Multilineage-differentiating stress enduring)細胞は生体内に存在する造腫瘍性を持たない多能性修復幹細胞である。骨髄から末梢血に定常的に動員されて各臓器の結合組織に分配され,組織恒常性に関わっていると考えられている。傷害臓器から出されるスフィンゴシン-1-リン酸を感知することで流血中に存在するMuse細胞は傷害部位に集積し,同時多発的に組織を構成する複数の細胞種に分化することで傷害組織を修復する。外来性のMuse細胞を血液中に投与することで有効な組織修復が可能である。Muse細胞は遺伝子導入による多能性獲得や投与前の分化誘導を必要としない。また胎盤の持つ免疫抑制効果に類似する機能を有するため,ドナー細胞の投与においてヒト白血球抗原適合や長期間にわたる免疫抑制剤投与を必要としない。現在,国の承認を受けてドナーMuse細胞の点滴による脳梗塞患者への治験が開始されている。Muse細胞の今後の展望に関して考察する。
原著
てんかん重積状態あるいはてんかん発作頻発状態の患者を対象としたロラゼパム静脈内投与時の有効性と安全性の検討
著者: 大塚頌子 , 中里信和 , 中水流嘉臣 , 寺田道徳
ページ範囲:P.901 - P.910
てんかん重積状態あるいはてんかん発作頻発状態の患者26名に,ロラゼパム(LZP)を静脈内投与した。初回投与終了後10分以内に発作が消失し,投与終了後30分以内に再発しない患者は48.0%(12/25名)であったが,初回投与後10〜30分までの2回目の追加投与を含めた全投与後の有効率は64.0%(16/25名)であった。LZPと関連のある重篤または重度の有害事象はなく,有害事象による投与中止もなかった。
神経画像アトラス
橋背側梗塞により末梢性顔面神経麻痺のみを呈した症例
著者: 松原健朗 , 鈴木圭輔 , 岡村穏 , 竹川英宏 , 中村利生 , 平田幸一
ページ範囲:P.911 - P.913
Ⅰ.症例提示
〈症例〉 78歳男性
現病歴 X年12月某日起床時より耳痛などのない,左顔面の動かしづらさを自覚した。自宅で様子を見ていたが,症状の改善がないため第3病日に当院当科を受診した。
連載 臨床で役立つ末梢神経病理の読み方・考え方・5
アミロイドーシスとニューロパチー
著者: 佐藤亮太 , 神田隆
ページ範囲:P.915 - P.920
はじめに
不溶性蛋白であるアミロイドがさまざまな臓器に沈着して臓器障害をきたす疾患群をアミロイドーシスと言う。アミロイドーシスはアミロイドを構成する前駆蛋白によって分類されている。末梢神経障害をきたすアミロイドーシスは遺伝性ATTRアミロイドーシス[旧称:家族性アミロイドポリニューロパチー(familial amyloid polyneuropathy:FAP)]と免疫グロブリン性アミロイドーシス(旧称:ALアミロイドーシス)の2疾患が代表的である。両疾患とも両下肢に痛みを伴うジンジン感やピリピリ感を主徴とすることが多い。腓腹神経生検病理では,沈着したアミロイドがコンゴー赤染色で橙赤色に染まり,電子顕微鏡で8〜15nmのアミロイド細線維の錯綜構造が観察される。神経線維は無髄神経線維の脱落が著明で,有髄線維は小径線維優位に脱落し,神経線維の再生所見が極めて乏しいことが特徴である1)。
学会印象記
2019 AAN Annual Meeting—The 71st American Academy of Neurology Annual Meeting(2019年5月4日〜10日,フィラデルフィア)
著者: 下畑享良
ページ範囲:P.921 - P.923
フィラデルフィアで開催された第71回米国神経学会年次総会(The 71st American Academy of Neurology Annual Meeting:2019 AAN Annual Meeting)に参加しました。本学会の特徴,近年行われた変革,そして学会参加の楽しみについて記載したいと思います。
書評
「プロメテウス解剖学 コア アトラス 第3版」—坂井建雄【監訳】 市村浩一郎,澤井 直【訳】 フリーアクセス
著者: 徳田信子
ページ範囲:P.893 - P.893
美しい。まず心を惹かれるのは,圧倒的な美しさである。もしかしたら,美しすぎるかもしれない。少なくとも,実際のヒトの身体に本書のように鮮やかな彩りはない。昔の教科書のごとくモノクロの濃淡で示すほうが,ヒトの姿に近いのかもしれない。それでも,今,この美しさは必要だと思う。
アトラスを手に取る読者のほとんどは,医療者の卵である。ヒトの身体を知るための長い道のりを歩み,その向こうにある診断や治療の学びをめざす。かつて自分が解剖学を学んだ頃は,文字情報と少しの図を頼りに,友人たちと相談しながら実習に取り組んでいた。今も,それを理想の学び方だとする意見もある。しかし,進む方向がわからず,解剖学の入り口で力が尽きてしまう学生も多く見てきた。本書は,ページをめくるたびに,さまざまな方向・深度から見た美しい構造物が現れる。もし,何もわからずに出発しても,ページの進みに合わせ,知らず知らずのうちに身体を巡る歩みへ誘われる。
「認知行動療法トレーニングブック [DVD/Web動画付] 第2版」—大野 裕,奥山真司【監訳】 磯谷さよ,入江美帆,奥山祐司,川崎志保,工藤寛子,齋藤竹生,柴田枝里子,森下夏帆【訳】 フリーアクセス
著者: 川﨑康弘
ページ範囲:P.894 - P.894
認知行動療法はうつ病や不安障害をはじめとした精神障害の治療として優れていることが国内外で証明されてきており,欧米では精神障害の治療において認知行動療法は第一選択の治療の1つと位置付けられている。わが国でもうつ病において診療報酬請求が認められるなど,精神科医や看護師,臨床心理士が身につけておくべき,または提供可能な重要な治療法として位置付けられるようになってきた。
本書は,米国精神医学会が研修医の教育で必須としている認知行動療法の教科書として企画されたものであり,認知行動療法を学びたいと考えている初心者だけでなく,既に経験を積んだ専門家にも役に立つ貴重で実践的な知識や技法が紹介されている。初版から10年ほどで改訂された第2版は,完成された内容を持つ初版に,認知行動療法をめぐる最近の動向や時代の要請を反映して加筆修正がなされており,例えば自殺リスク軽減を扱った章などはそれに相当するものであろう。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.835 - P.835
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.836 - P.836
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.928 - P.928
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.929 - P.929
あとがき フリーアクセス
著者: 髙尾昌樹
ページ範囲:P.930 - P.930
本年度から,本誌の編集委員に加えていただくことになりました。歴史と伝統ある本誌の編集委員をさせていただくことは,たいへん名誉であるとともに,あらためて身の引き締まる思いです。私が,研修医になったころ,本誌は『脳と神経』と『神経研究の進歩』というそれぞれ別の雑誌でありました。どちらも内容はハイレベルでしたが,たいへん面白い論文が多く,けっこう背伸びをして読んでいたことを覚えています。かなり古い号も,古書店で購入したものもあり,いまでも読むことがあります。本誌の毎月の特集は,基礎医学から臨床と言えば,ありきたりの気もしますが,通常の雑誌にはない切り口とトピックスで,それぞれの分野の一線で活躍されている方々が執筆されています。また,個々の論文には,著者の思想,思いが明瞭に示されています。毎月の特集は,個々の読者にとっては,関係のある分野,ない分野とさまざまでしょう。しかし,ひととおり目を通しておくと,読んでよかったと思う論文ばかりです。神経科学に関わる研究者から臨床医まで,そして若手からベテランまで,幅広い方々がお読みくださることを願っております。
基本情報
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71巻7号(2019年7月発行)
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68巻2号(2016年2月発行)
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68巻1号(2016年1月発行)
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67巻8号(2015年8月発行)
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67巻7号(2015年7月発行)
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67巻6号(2015年6月発行)
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67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
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特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩