神田 『BRAIN and NERVE』は2019年4月から新しい編集体制となりました。どのような人がこの雑誌を作っているのだろうかということは,やはり読者の先生方も知りたいことだろうと思います。雑誌をめぐる状況もめまぐるしく変わる中,この雑誌のあり方なども含めて意思表明というか,そういったことを座談会という形で発信したいと思っています。ということで,まずは簡単に自己紹介からお願いしたいと思います。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩72巻1号
2020年01月発行
雑誌目次
座談会
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
扉 フリーアクセス
ページ範囲:P.11 - P.11
特集の意図
「難病」は治療法が確立していない疾患群であるが,神経変性疾患の領域では,それぞれの疾患の原因蛋白が明らかになったことと並行して,モノクローナル抗体,核酸医薬が次々と開発されている。新薬候補の治験も進行中であり,不治の病から治療ができる疾患へと期待が集まる。多発性硬化症や視神経脊髄炎スペクトラム障害など,神経免疫疾患に対する新薬開発もめざましいものがある。2020年の幕開けに,代表的な神経疾患の成立機序仮説と,それに対応する薬物の作用機序,これからの展望を把握しておきたい。
筋萎縮性側索硬化症における創薬開発の現状と展望
著者: 漆谷真
ページ範囲:P.13 - P.22
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は脳神経内科における最難治性疾患である。しかし家族性ALSの原因遺伝子の同定,モデル動物やiPS細胞を用いた病態解析が進展し新たな治療候補薬が次々と見出され,治験が実現している。多くは検証的段階であるが,家族性ALSに対する核酸治療など原因に根ざした有望な治療も出現間近である。わが国発のエダラボンが抗ALS薬として海外で採用され始め,いまやALSは最も治療研究開発が盛んな疾患の1つである。
アルツハイマー病—臨床試験の現状と展望
著者: 玉岡晃
ページ範囲:P.23 - P.34
アルツハイマー病(AD)の臨床試験では,抗アミロイド療法薬や抗タウ療法薬を中心に多くの疾患修飾薬の治験が進められてきたが,ほとんどは失敗に終わっている。今後,効率的な臨床試験によって新薬の開発を成功させるためには,より早期の対象の登録,新しいバイオマーカーや評価基準,無益性解析やベイジアン・アダプティブ・デザインなどの革新的な試験デザインが必須である。
パーキンソン病治療薬開発の現状と展望
著者: 望月秀樹
ページ範囲:P.35 - P.43
パーキンソン病の治療研究の進歩は,目覚ましいものがある。しかし,いまだL-ドパ補充療法がゴールドスタンダードである。その最も大きな治療上の問題点が,ウェアリングオフやジスキネジアであり,それを改善するために持続注入ポンプや新しい剤型などを工夫する技術が開発されており,近年のトピックスである。同時に,よりそれらの副作用を制御する新規薬剤も多数開発されている。さらに,進行抑制治療薬に関しても,αシヌクレインに対する核酸療法,抗体療法を中心に世界中で検討されている。これらの治療効果を判定するうえでも,バイオマーカーの開発が急務である。
多発性硬化症疾患修飾薬のいま
著者: 久冨木原健二 , 中原仁
ページ範囲:P.45 - P.60
多発性硬化症の治療の進歩はめざましく,この20年余りで多発性硬化症患者の臨床的再発および画像的再発は激減した。さらに近年では従来の早期多発性硬化症を対象とした再発抑制だけでなく,長期予後を見据えた晩期の神経変性の抑制も治療標的となりつつある。また,身体障害度の抑制のみならず改善を目標とした髄鞘再生医薬の開発も進んでおり,これら新規薬剤の臨床応用が待たれている。
視神経脊髄炎スペクトラム障害治療の展望
著者: 中島一郎
ページ範囲:P.61 - P.68
視神経脊髄炎は抗アクアポリン4(AQP4)抗体が関わる自己免疫疾患で,中枢神経に生じる炎症性脱髄疾患である。2005年に抗AQP4抗体が発見される以前は視神経脊髄型多発性硬化症と呼ばれ,多発性硬化症の亜型として診断されていたため,視神経脊髄炎の治療薬として承認されたものはない。現在日本で4種類のモノクローナル抗体製剤が視神経脊髄炎の再発予防を目的に開発中であり,これらの特徴や臨床試験結果を概説する。
総説
失われた記憶の回復—ヒスタミン神経系による記憶想起の調節について
著者: 野村洋
ページ範囲:P.69 - P.74
過去の出来事を思い出せないときでも,その記憶の痕跡は脳内に残っていると考えられるが,自由に記憶痕跡を再活性化して想起を促進する方法は存在しない。中枢ヒスタミンは記憶・学習を調節する生理活性物質として注目されている。本総説では,中枢ヒスタミン神経系の概要と,ヒスタミンと記憶・学習の関係,特にヒスタミンによる記憶想起の促進について概説する。
連載 臨床で役立つ末梢神経病理の読み方・考え方・10
悪性腫瘍とニューロパチー
著者: 佐藤亮太 , 神田隆
ページ範囲:P.75 - P.79
はじめに
悪性腫瘍が末梢神経障害を惹起する機序は3つある。①腫瘍による末梢神経幹の圧迫あるいは巻き込み,②腫瘍細胞の末梢神経実質内への浸潤,③腫瘍の遠隔効果,である。①は肺癌,特に肺尖部に多いパンコースト腫瘍が腕神経叢を巻き込むことなどに代表される。②については,末梢神経に直接浸潤する腫瘍は,ほとんどが悪性リンパ腫などの血液系由来の悪性腫瘍である。③の遠隔効果は,腫瘍細胞と神経細胞の共通抗原に対して,抗腫瘍免疫反応が交差反応を起こす機序が想定されている。悪性腫瘍は病初期に無症候で経過することが多く,唯一の症状が末梢神経障害である症例が存在するため注意を要する。末梢神経障害の精査を行うときは,鑑別疾患として悪性腫瘍を忘れてはいけない。悪性腫瘍を見逃さないためにも,画像検査を追加することが重要である。また,あらゆる検査で原因が特定できなかった症例において,フォローアップ中に悪性腫瘍が顕在化してくることを稀ながら経験する。このように末梢神経障害が悪性腫瘍の初期症状として出現することがあり,悪性腫瘍の早期発見/早期治療のためにも,悪性腫瘍に関連した末梢神経障害の知識を身につけておくことは重要である。そこで,連載第10回となる今回は,悪性腫瘍によるニューロパチー,傍腫瘍性ニューロパチーの病理所見を提示する。
学会印象記
MDS 2019—23rd International Congress of Parkinson's Disease and Movement Disorder(2019年9月22〜26日,ニース)
著者: 河村満
ページ範囲:P.80 - P.82
はじめに
2019年9月22〜26日にフランスのニースで開催された,MDS(Movement Disorder Society)の国際学会には日本からもたくさんの参加がありました。その頃の東京はまだ猛暑の名残があり,フランスもパリでは40℃以上の猛暑であったと報道されていましたので,天候・気温を心配しておりましたが,ニースの最高気温は25〜26℃,天候もずっと晴れ,東京に比較して湿度が断然低いので,とても過ごしやすく感じました。
私は汐田総合病院神経内科の菊池雷太先生と共著で作成したポスターを一緒に発表しました。また,東京慈恵会医科大学脳神経内科・教授に就任された村上秀友先生とは同じホテルでした。村上先生は,昭和大学で10年近く前に始めたパーキンソン病の認知機能障害研究の一環として,東京慈恵会医科大学が得意としている自律神経障害研究を合わせた新しいデータを示していました。写真1は村上先生と私の写真です。
書評
「プロメテウス解剖学エッセンシャルテキスト」—Anne M. Gilroy【原著】 中野 隆【監訳】 フリーアクセス
著者: 祖父江元
ページ範囲:P.83 - P.83
解剖学は医学生が医学に接する最初の関門であり,医学に対する期待を実感する場でもあります。しかし,同時に膨大な専門用語に最初に接する場でもあり,暗記に陥りやすい場でもあります。場合によると無味乾燥に陥ってしまう「難関」でもあります。私自身の経験でも骨の突起の1つひとつをスケッチしてラテン語を付すという延々と続く作業にうんざりしてしまったことがあります。このたび発刊された『プロメテウス解剖学エッセンシャルテキスト』は,まさにこの解剖学の難関を突破する書であると思います。
監訳者の中野 隆先生は,おそらく解剖学の教育にかけては,わが国の第一人者であると思います。
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ページ範囲:P.2 - P.2
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.88 - P.88
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.89 - P.89
あとがき フリーアクセス
著者: 下畑享良
ページ範囲:P.90 - P.90
本号のゲラを拝読し,あらためて神経難病に対する本格的な薬物開発と臨床試験の時代に突入したことを実感した。さらに研究が発展し,脊髄性筋萎縮症におけるヌシネルセンのような,患者さんの人生を大きく変える疾患修飾薬が誕生することを期待したい。
しかし新薬の開発は,神経難病における超高額医療の導入といった難しい問題を引き起こすことも認識する必要がある。例えば前述のヌシネルセンは1バイアル932万円で,年3回髄腔内投与する必要がある。米国では同疾患の2歳以下の小児の静脈内投与製剤として,2019年5月にzolgensma(AVXS101)が承認された。生涯1回の投与で済むものの,現在,最も高額な2億3000万円という薬価になった。またトランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーに対する国内初のsiRNA核酸医薬オンパットロは,1バイアル98万円,3週に1回点滴静注する必要があり,私の体重で計算すると年間4000万円近い費用がかかる。このような希少疾患に対する治療薬の上市は,薬剤費支出の増加を招く。
基本情報
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バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
76巻10号(2024年10月発行)
特集 どうして効くんだろう
76巻9号(2024年9月発行)
特集 治療可能な認知症としてのアルツハイマー病
76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
76巻7号(2024年7月発行)
特集 ニューロ・バイオイメージング—技術と応用
76巻6号(2024年6月発行)
特集 注意と注意障害
76巻5号(2024年5月発行)
増大特集 末梢神経・筋肉の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
76巻4号(2024年4月発行)
特集 神経病理最前線
76巻3号(2024年3月発行)
特集 きちんと説明ができますか?
76巻2号(2024年2月発行)
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76巻1号(2024年1月発行)
特集 新時代の重症筋無力症と関連疾患の診療
75巻12号(2023年12月発行)
特集 アガサ・クリスティーと神経毒
75巻11号(2023年11月発行)
特集 アロスタシス—ホメオスタシスを超えて
75巻10号(2023年10月発行)
特集 メタバースへの招待
75巻9号(2023年9月発行)
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75巻8号(2023年8月発行)
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75巻7号(2023年7月発行)
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75巻6号(2023年6月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
75巻5号(2023年5月発行)
増大特集 神経・精神領域の薬剤ハンドブック
75巻4号(2023年4月発行)
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75巻3号(2023年3月発行)
特集 慢性疼痛
75巻2号(2023年2月発行)
特集 多系統萎縮症の新診断基準とこれからの診療
75巻1号(2023年1月発行)
特集 よく出会う不随意運動を知る
74巻12号(2022年12月発行)
特集 映画を観て精神・神経疾患を知る
74巻11号(2022年11月発行)
特集 RFC1遺伝子関連スペクトラム障害
74巻10号(2022年10月発行)
特集 ウイルス性脳炎・脳症2022
74巻9号(2022年9月発行)
特集 動的環境への適応系としての歩行
74巻8号(2022年8月発行)
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74巻7号(2022年7月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識2022
74巻6号(2022年6月発行)
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74巻4号(2022年4月発行)
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74巻1号(2022年1月発行)
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73巻12号(2021年12月発行)
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73巻11号(2021年11月発行)
特集 「目」の神経学
73巻10号(2021年10月発行)
特集 中枢神経・末梢神経の悪性リンパ腫
73巻9号(2021年9月発行)
特集 脳卒中治療に必要な基礎知識
73巻8号(2021年8月発行)
特集 脳腸相関—脳-身体の双方向性制御
73巻7号(2021年7月発行)
特集 グリアと神経—相補的な制御系として
73巻6号(2021年6月発行)
特集 Lower Spine Neurology
73巻5号(2021年5月発行)
増大特集 中枢神経の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
73巻4号(2021年4月発行)
特集 片頭痛・群発頭痛治療の新たな夜明け
73巻3号(2021年3月発行)
特集 マルチリンガルブレイン
73巻2号(2021年2月発行)
特集 筋炎と壊死性筋症
73巻1号(2021年1月発行)
特集 Neuro-Oncology
72巻12号(2020年12月発行)
特集 超高齢期の精神神経疾患を診る
72巻11号(2020年11月発行)
増大特集 脳の発振現象—基礎から臨床へ
72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
72巻9号(2020年9月発行)
特集 皮質性小脳萎縮症へのアプローチ
72巻8号(2020年8月発行)
特集 サルコイドーシス
72巻7号(2020年7月発行)
増大特集 神経倫理ハンドブック
72巻6号(2020年6月発行)
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72巻5号(2020年5月発行)
特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
72巻1号(2020年1月発行)
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
71巻12号(2019年12月発行)
特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
増大特集 ALS2019
71巻10号(2019年10月発行)
特集 認知症と遺伝
71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
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71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
増大特集 神経学のための皮膚アトラス
71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
71巻2号(2019年2月発行)
特集 “スポーツ”を生み出す脳
71巻1号(2019年1月発行)
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70巻12号(2018年12月発行)
特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
特集 「左脳と右脳」の現在
70巻9号(2018年9月発行)
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70巻8号(2018年8月発行)
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70巻7号(2018年7月発行)
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70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
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70巻1号(2018年1月発行)
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69巻12号(2017年12月発行)
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69巻11号(2017年11月発行)
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69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩