文献詳細
書評
「双極性障害 第3版 病態の理解から治療戦略まで」—加藤忠史【著】 フリーアクセス
著者: 渡邊衡一郎1
所属機関: 1杏林大学精神神経科学
ページ範囲:P.239 - P.239
文献概要
評者がまず驚いたのは,本書の礎となる初版は1999年に発表されているのだが,これは著者が医歴11年目にして執筆したということである。当時は,まだ双極性障害に対する理解も不十分であった中,医歴11年目にしてこのような成書を完成させたことに驚きを隠せない。このことからも,著者が双極性障害研究の第一人者であることは間違いない。
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