2020年に続く新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより,2021年もさまざまな場面で否応なく変革を求められた1年であった。多忙な日々を過ごされ,いまなおニューノーマルの模索を続けておられる読者に向けて,神経学のいつもと違った顔を楽しんでいただけるクリスマス特集を企画した。「芸術家と神経学」をテーマに,資料や文献を基にしながら編集委員それぞれが知的好奇心の赴くままに思考をめぐらせた。稀代の作曲家や作家,画家たちと神経学,両者の間にどのようなストーリーがあるのか。神経学の奥深さをご堪能いただきたい。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩73巻12号
2021年12月発行
雑誌目次
特集 芸術家と神経学
ショスタコーヴィチの右手麻痺
著者: 神田隆
ページ範囲:P.1309 - P.1318
ソビエト連邦の作曲家ドミートリー・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(1906〜1975)は,筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患した著名人の1人としてしばしば論じられる。しかし,彼を17年の間悩ませた右手に始まる筋力低下が何に起因していたかはいまだ明らかではなく,また,ALSを疑ったという医師側の記録も残っていない。本論文は,優れたピアニストでもあったショスタコーヴィチが残した録音と,彼の友人たちによる記録,写真などをとおして,この20世紀最大の作曲家が罹患した神経疾患を考察してみようという試みである。
マルセル・プルースト—『失われた時を求めて』と記憶・時間の神経学の誕生
著者: 河村満 , 越智隆太 , 二村明徳 , 花塚優貴
ページ範囲:P.1319 - P.1325
プルーストは自身の喘息診療を介して多くの神経学者と交流があった。代表作『失われた時を求めて』は,フランス文学の最高傑作とされ,文学領域のみならず,多方面から多数の評論が出版されている。この作品は,神経学的にも重要であり,プルーストの創作のアイディアの源泉は記憶・時間の神経学とも関連する。本論では,特に,プルーストと記憶・時間の神経学の誕生に焦点を絞り,考察した。
ベートーヴェンの病跡と芸術
著者: 酒井邦嘉
ページ範囲:P.1327 - P.1331
音楽家ベートーヴェンは20代半ばから難聴と腹痛を患ったが,神経症状と消化器疾患の両方を説明できる病因として鉛中毒が有力であり,低品質のワインを長期にわたり常飲することで,大量の鉛を摂取してしまった可能性がある。ベートーヴェンの聴覚情報処理障害は楽音や音声入力に対する低次ボトムアップ処理の障害にすぎず,聴覚的イメージの再現や作曲といった高次トップダウン処理にはおそらく影響を与えなかっただろう。
ファン・ゴッホの病跡学と病気の絵画への影響
著者: 下畑享良
ページ範囲:P.1333 - P.1339
ゴッホの病気については側頭葉てんかん,統合失調症,メニエール病,躁うつ病,ジギタリス/アブサン中毒,急性ポルフィリン症などさまざまな説があり,耳切り事件の真相とともに大きな謎になっている。ゴッホはしばしば「狂気と情熱の芸術家」と評されるが,重度の精神障害を呈した7回のエピソード時を除けば,ゴッホの並外れた創造性は最後まで維持された。また「ゴッホの手紙」を読むと,狂気とはほど遠い,とても思慮深く知的なゴッホ像が見えてくる。ゴッホの本質とは,病気に抗う力,すなわちレジリエンスではないだろうか。おそらくそれは家族の支えや,医師との信頼関係,そして病気である自分を理解しようと努力した姿勢から生まれたもののように思える。神経疾患を患う人を支えることに関して,私たちがゴッホから学ぶべきことがたくさんあるように思える。
エゴン・シーレとジストニア
著者: 髙尾昌樹
ページ範囲:P.1341 - P.1345
エゴン・シーレは28歳で生涯を閉じたオーストリアの画家である。彼の絵画の特徴から,彼自身がジストニアだったのではないかと言われているようであるが,最近の研究,また彼の絵や肖像を見る限りそれらしい点はない。むしろ,医学的な題材をもとに絵を描いていた点が推察され,サルペトリエール病院の絵を参考にしたこともある可能性も指摘されている。
卓越した絵画能力を支える脳基盤
著者: 三村將
ページ範囲:P.1347 - P.1355
卓越した絵画能力を支える脳基盤について,神経美学とサヴァン症候群の観点から概説した。人が「美しい」と感じる対象は多様であり,また関連する機能領域も多様であるが,ハブとなる部位として前頭葉内側眼窩部の重要性が指摘されている。脳に問題がある一方で,芸術など卓越した才能を示すサヴァン症候群には,自閉スペクトラム症などに伴う生来の場合と,局在性脳損傷や認知症などに伴う後天性サヴァン症候群とがある。サヴァン症候群の背景には,脳の特定の部位に機能低下があることで逆に他の領域の機能が増強,促進される逆説的機能促進(paradoxical functional facilitation)が生じている可能性が考えられる。精神・神経疾患の回復と治療を考えるうえでも,残っている脳領域がどのように働いているか,どのように残存機能を活性化できるかが重要である。
脳科学の視点で読むドストエフスキーとポリフォニー
著者: 虫明元
ページ範囲:P.1357 - P.1361
ドストエフスキーは生涯てんかんを患い苦しんでいた。一方では彼の作品の中には,てんかんを持った登場人物や,てんかん発作自体が話の中で重要な鍵を握っていることが知られている。脳科学的に彼の病気や作品のことを解釈しつつ,さらに踏み込んでバフチンの提唱するドストエフスキー作品が持つポリフォニーの構造を検討する。対話や物語の重層的な構造としてのポリフォニーに脳科学的の現代的な意義を見出すことができる。
総説
霊長類における顔の本能的認知機構
著者: 西条寿夫 , 小野武年
ページ範囲:P.1363 - P.1369
霊長類を含め脊椎動物は,まったく経験がなくても,生存に重要な特定の刺激(顔,天敵,食物など)に反応できる(本能的認知)。これら本能的認知には,網膜,上丘,視床枕,および扁桃体から成る膝状体外視覚系が関与し,さらに同系が盲視などの現象にも関与していることが示唆されている。本総説では,サル視床枕および上丘ニューロンの顔画像に対する応答性から,顔刺激の本能的認知の神経機構について考察する。
神経疾患の難病・難症に使える漢方
著者: 新見正則
ページ範囲:P.1371 - P.1376
本邦では147種類の内服用漢方エキス剤が保険適用されている。しかし,そこに大規模臨床試験はなくエビデンスレベルは低い。漢方薬は生薬の足し算の叡智で,多成分系の薬剤である。そのため,難病・難症を含めたいろいろな症状に有効なことがある。また,生薬フアイアが免疫を中庸にする作用が臨床試験にて確認された。困ったときには使ってみるという立ち位置で専門家に補完医療として漢方薬や生薬を利用していただきたい。
症例報告
低体温症によると思われる無動・寡動の悪化を繰り返したパーキンソン病の1例
著者: 諏訪裕美 , 深尾統子 , 長坂高村 , 新藤和雅 , 瀧山嘉久
ページ範囲:P.1377 - P.1380
症例は69歳男性。2012年にパーキンソン病を発症し,2017年12月に低体温症となり他院に入院し,2018年1月には体動困難,意識障害のため当院へ転院した。意識レベルは日本式昏睡尺度(JCS)Ⅱ-10,体温32.8℃,心電図でT波の平坦化と1度房室ブロックを認めた。加温を開始して第6病日には意識レベルは改善した。自験例では認知機能低下がなく,発汗および皮膚血流に関連する検査には大きな異常なく,中枢自律神経障害による体温調節障害と考えた。低体温症を繰り返す患者では,環境温の調節などをきちんと指導する必要がある。
現代神経科学の源流・17
ノーム・チョムスキー【Ⅴ】
著者: 福井直樹 , 酒井邦嘉
ページ範囲:P.1381 - P.1385
「規則系としての文法」から原理とパラメータのアプローチへ
福井 いろいろな議論が出てきたけれども,これだけ生成文法のアプローチが広がったのは,やはり現場の言語学者が「なるほど」と思う理論があって,言語の記述にも大きな貢献をもたらしたからです。構造主義の言語学ではお手上げだったようなことが次から次に説明されていく。それがずっと続いたからこそ,生成文法理論はさらに発展していきました。
生成文法理論の深化によって,「言語学における説明とは何か」という意味そのものが変わってきたと見ることもできます。前(第14回73巻9号,pp1043-1044)にも言いましたが,アメリカ構造主義の時代には,明確に定義された形式的手続きに従ってきちんと整理されたリストをつくれば「一丁あがり」だった。その記述が「説明」だと思われていたのです。
連載 脳神経内科領域における医学教育の展望—Post/withコロナ時代を見据えて・4
オンライン教育時代を生き抜くための6つの視点
著者: 淺田義和
ページ範囲:P.1386 - P.1389
はじめに
2020年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け,ICT(information and communication technology)を活用したオンライン教育の導入を余儀なくされた施設も多いことだろう。この結果,医学教育のみならず多くの分野において多種多様なオンライン教育の実践がなされた。一方,2020年の早い段階からMedEdPublishのtwelve tipsなどでその報告も発信されている1,2)。本稿では,冒頭でオンライン教育に関する簡単な紹介を行った後,種々のtipsを俯瞰する。
スペシャリストが薦める読んでおくべき名著—ニューロサイエンスを志す人のために・3
神経放射線学の教科書—今昔物語
著者: 百島祐貴
ページ範囲:P.1390 - P.1391
【昔ばなし】
牧 豊,久留 裕:神経放射線学Ⅰ,Ⅱ(朝倉書店,1979)
Taveras JM, Wood EH: Diagnostic Neuroradiology, 2nd ed. (Williams & Wilkins, 1976)
筆者は1982年の卒業で,神経放射線学の勉強を始めたのはその2年後であった。40年も前である。この時代,教科書の選択に迷う必要はなかった。英語の教科書も,日本語の教科書も事実上,それぞれこの1冊しかなかったからである。
当時既にCTは普及していたが,大学病院では第2世代のCTと第3世代のCTが並んで動いている時代であった。神経放射線の勉強といえば,まず頭蓋X線写真が基本で,次に血管撮影,ついでにCTといったところであった。気脳造影はもはや行われていなかったが,教科書の内容は疾患ごとに,X線撮影,血管撮影,気脳造影,CTの順に並んでいた。
臨床神経学プロムナード—60余年を顧みて・10
発病期〔小児,青年,成人〕で症候が異なる神経疾患—〔Ⅰ〕肝レンズ核変性症(偽性硬化症とWilson病)〔Ⅱ〕歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA)と進行性ミオクローヌスてんかん(PME)
著者: 平山惠造
ページ範囲:P.1392 - P.1396
ここに取り上げる二つの疾患(病態)は,発病期(年齢)により神経症候が著しく異なる。当然のことながら,それぞれの疾患の原著は個別に発表されている。
人体は出生後にも発育,発達を続ける。特に脳は顕著である。その一端を示すものとしてFlechsig(1898〜1927)1)は大脳皮質の髄鞘発生学的分類を提示した。即ち,彼によれば大脳皮質には生下時に早熟部,中間部,晩熟部が区分される。早熟部は脳が更に発達する起点となるところで,体性感覚野(中心後回),聴覚野(上側頭回),視覚野(後頭極),一次運動野(中心前回)が外界からの刺激で発育すると共に,それが刺激になって,早熟部周囲の中間部,更にそれより遅れて晩熟部が発育・発達する,とした(詳細:拙著『神経症候学Ⅰ巻』pp100〜102,図4-Ⅰ-1参照)。彼は大脳皮質についてこの仮説を立てたが,このような観点に立てば,間脳以下,脳幹,小脳についても同様に発育,発達の時期のずれがあることが想定され,或る病態が脳に生じた場合に,発病期により(脳の成熟の度合により)症候が異なることも首肯されよう。
書評
「日本近現代医学人名事典 別冊—【1868-2019】増補」—泉 孝英【編】 フリーアクセス
著者: 冨岡洋海
ページ範囲:P.1397 - P.1397
今夏,泉孝英博士の編による『日本近現代医学人名事典別冊【1868-2019】増補』が出版された。本書は,第26回矢数医史学賞を受賞した『日本近現代医学人名事典【1868-2011】』(医学書院,3,762名収載)の増補版として,平成24(2012)年以降,令和に改元されるまでの2019(平成31)年4月末までに物故された564名と,前著に追加すべき369名を加えた933名を収載した膨大な人名事典である。総勢5,000名弱の業績がひとつなぎになったこととなる。
書物の性質として,事典の類に「書評」というのも,おかしな話と思われるかもしれないが,本書は単なる人名事典ではない。これには,明治・大正・昭和・平成の約150年間におけるわが国の医学・医療の歴史を残し,よりよい未来につなげたいと念ずる編者の思いが詰まっているからである。
「救急外来,ここだけの話」—坂本 壮,田中竜馬【編】 フリーアクセス
著者: 増井伸高
ページ範囲:P.1399 - P.1399
Controversyは159個
救急外来はギモンでごった返している。
・「敗血症性AKIを併発している患者への造影CTは?」
・「ビタミンB1はどの程度投与すればよいのか?」
・「急性虫垂炎と診断したら,抗菌薬投与で一晩経過をみてもよいか?」
お知らせ
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あとがき フリーアクセス
著者: 下畑享良
ページ範囲:P.1406 - P.1406
2021年最後の特集として「芸術家と神経学」をお届けする。本特集は,編集会議において,年に1回クリスマス企画として,編集委員自身が書きたいものを書く機会があってもよいのではないか,そうすれば各編集委員のひととなりを読者に知っていただけるのではないかとのアイデアが出て,企画されたものである。具体的なテーマとしては,各自が紹介したい「芸術家と神経学の関わり」を執筆するのがよいだろうということになった。私は大好きなゴッホについて,愉しみながら書かせていただいた。
あとがきを書くために,いち早く,すべての原稿を拝読したが,本当に面白く,あっという間に読み終えた。さまざまなことを感じたが,まず各編集委員のそれぞれの芸術家や作品に対する深い愛情を感じた。そして優れた文学,音楽,美術といった芸術と神経学には深い関わりが生じ得ること,つまり神経疾患を患った芸術家において,その疾患は芸術家やその作品に大きな影響を及ぼす一方,反対にその芸術家や作品がのちの神経学に影響を与える事例も数多くあることがわかり,大変興味深かった。また偉大な芸術のそばには主治医として脳神経内科医がいて,芸術家やその作品に少なからぬ影響を与えていたこともわかった。
「BRAIN and NERVE」第73巻 総目次 フリーアクセス
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基本情報
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バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
76巻10号(2024年10月発行)
特集 どうして効くんだろう
76巻9号(2024年9月発行)
特集 治療可能な認知症としてのアルツハイマー病
76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
76巻7号(2024年7月発行)
特集 ニューロ・バイオイメージング—技術と応用
76巻6号(2024年6月発行)
特集 注意と注意障害
76巻5号(2024年5月発行)
増大特集 末梢神経・筋肉の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
76巻4号(2024年4月発行)
特集 神経病理最前線
76巻3号(2024年3月発行)
特集 きちんと説明ができますか?
76巻2号(2024年2月発行)
特集 特発性正常圧水頭症の現在
76巻1号(2024年1月発行)
特集 新時代の重症筋無力症と関連疾患の診療
75巻12号(2023年12月発行)
特集 アガサ・クリスティーと神経毒
75巻11号(2023年11月発行)
特集 アロスタシス—ホメオスタシスを超えて
75巻10号(2023年10月発行)
特集 メタバースへの招待
75巻9号(2023年9月発行)
特集 妊娠と神経疾患
75巻8号(2023年8月発行)
特集 アルツハイマー病は本当に早期発見できるのか
75巻7号(2023年7月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part2 末梢編
75巻6号(2023年6月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
75巻5号(2023年5月発行)
増大特集 神経・精神領域の薬剤ハンドブック
75巻4号(2023年4月発行)
特集 All About Epilepsy
75巻3号(2023年3月発行)
特集 慢性疼痛
75巻2号(2023年2月発行)
特集 多系統萎縮症の新診断基準とこれからの診療
75巻1号(2023年1月発行)
特集 よく出会う不随意運動を知る
74巻12号(2022年12月発行)
特集 映画を観て精神・神経疾患を知る
74巻11号(2022年11月発行)
特集 RFC1遺伝子関連スペクトラム障害
74巻10号(2022年10月発行)
特集 ウイルス性脳炎・脳症2022
74巻9号(2022年9月発行)
特集 動的環境への適応系としての歩行
74巻8号(2022年8月発行)
特集 迷走神経の不思議
74巻7号(2022年7月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識2022
74巻6号(2022年6月発行)
特集 脳神経内科医に求められる移行医療
74巻5号(2022年5月発行)
増大特集 次の一手—神経筋疾患難治例をどのように治療するか
74巻4号(2022年4月発行)
特集 脳科学リテラシーを高めるために
74巻3号(2022年3月発行)
特集 中枢性自律神経障害update
74巻2号(2022年2月発行)
特集 温度を感じる脳と身体の科学
74巻1号(2022年1月発行)
特集 脳神経内科医のキャリアパスとリーダーシップ
73巻12号(2021年12月発行)
特集 芸術家と神経学
73巻11号(2021年11月発行)
特集 「目」の神経学
73巻10号(2021年10月発行)
特集 中枢神経・末梢神経の悪性リンパ腫
73巻9号(2021年9月発行)
特集 脳卒中治療に必要な基礎知識
73巻8号(2021年8月発行)
特集 脳腸相関—脳-身体の双方向性制御
73巻7号(2021年7月発行)
特集 グリアと神経—相補的な制御系として
73巻6号(2021年6月発行)
特集 Lower Spine Neurology
73巻5号(2021年5月発行)
増大特集 中枢神経の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
73巻4号(2021年4月発行)
特集 片頭痛・群発頭痛治療の新たな夜明け
73巻3号(2021年3月発行)
特集 マルチリンガルブレイン
73巻2号(2021年2月発行)
特集 筋炎と壊死性筋症
73巻1号(2021年1月発行)
特集 Neuro-Oncology
72巻12号(2020年12月発行)
特集 超高齢期の精神神経疾患を診る
72巻11号(2020年11月発行)
増大特集 脳の発振現象—基礎から臨床へ
72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
72巻9号(2020年9月発行)
特集 皮質性小脳萎縮症へのアプローチ
72巻8号(2020年8月発行)
特集 サルコイドーシス
72巻7号(2020年7月発行)
増大特集 神経倫理ハンドブック
72巻6号(2020年6月発行)
特集 前頭側頭葉変性症の今日的理解
72巻5号(2020年5月発行)
特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
72巻1号(2020年1月発行)
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
71巻12号(2019年12月発行)
特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
増大特集 ALS2019
71巻10号(2019年10月発行)
特集 認知症と遺伝
71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
特集 パーキンソン病診療の現在地—200年の変遷と新規治療
71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
増大特集 神経学のための皮膚アトラス
71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
71巻2号(2019年2月発行)
特集 “スポーツ”を生み出す脳
71巻1号(2019年1月発行)
特集 人工知能の医療応用Update
70巻12号(2018年12月発行)
特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
特集 「左脳と右脳」の現在
70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
特集 レヴィ小体型認知症の新知見
70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩