神経系の状態が腸へ影響を及ぼし,また逆に腸の状態も脳に影響を及ぼす双方向の現象があることは古くから知られ,昨今「脳-腸相関」(brain-gut interaction)と呼ばれ注目を浴びている。また腸を含む多臓器間ネットワークと脳との相互の関係も内臓と神経系の相互調節系として捉え直され,従来の臓器別の疾患理解が大きく変化しつつある。実際に脳と腸は単に自律神経系だけでなく,ホルモン,サイトカインなどの液性因子を介して密に関連していることが知られており,消化機能だけでなく,内分泌機能,免疫機能にも関わっている。また,腸管の腸内細菌が脳-腸相関に多大な影響を与えることが明らかになり,脳-腸相関は精神神経疾患の新たな治療ターゲットとなる可能性がある。本特集では,この脳-腸相関の生理的機能を概説し,現在解明されている精神神経疾患との関わりについて解説していただく。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩73巻8号
2021年08月発行
雑誌目次
特集 脳腸相関—脳-身体の双方向性制御
自律神経系を介した臓器間ネットワークによる代謝調節
著者: 今井淳太 , 片桐秀樹
ページ範囲:P.851 - P.856
自律神経には末梢臓器機能を制御する遠心性線維のみならず,末梢臓器から中枢神経に向かう求心性線維も含まれる。これら双方向性の神経線維に加え,求心性線維によって末梢臓器から中枢神経に伝達された代謝情報を基に,遠心性線維を介して末梢臓器の代謝状態を制御する,自律神経を介した臓器間ネットワークシステムが個体レベルでの恒常性維持に関わっていることが明らかになってきた。
腸内細菌と中枢機能の連関—機能性消化管障害における病態と治療
著者: 黒川駿哉
ページ範囲:P.857 - P.862
消化器症状を有するものの器質的疾患を認めない機能性消化管障害が,腸内細菌叢の乱れ(ディスバイオシス)を介して,脳への影響を与えている腸内細菌-腸-脳軸の機序が注目されている。本論では,腸内細菌の観点から機能性消化管障害の病態について整理し,プロバイオティクスや糞便微生物移植法などのディスバイオシスを復する目的で腸内細菌叢へ介入する臨床研究と今後の展望について考察する。
パーキンソン病・レヴィ小体型認知症の脳腸相関
著者: 佐藤めぐみ , 三木さやか , 榊原隆次
ページ範囲:P.863 - P.870
パーキンソン病(PD)・レヴィ小体型認知症(DLB)と脳腸相関について述べた。中枢神経系と消化管との関連について,器質的神経疾患での報告はまだ少なく,今後の研究が期待される。PD・DLBでは,運動症状などをほとんど伴わず,便秘が初発症状となる形(レヴィ小体型便秘)も最近知られるようになった。これらの患者が,消化器科救急として偽性腸閉塞/麻痺性イレウスをきたす場合もある。その機序として,腸管壁内(アウエルバッハ)神経叢の変性・レヴィ小体出現を反映しているものと思われ,一部,大脳黒質・青斑核の病変も関与していると考えられる。早期診断・介入の立場から,脳神経内科と消化器内科の協力が今後ますます重要になるものと思われる。
腸内フローラと精神疾患—特に気分障害,自閉スペクトラム症について
著者: 功刀浩
ページ範囲:P.871 - P.877
腸内フローラはストレス応答や腸のバリア機能において重要な役割を果たし,これらは脳-腸相関を通じて精神疾患の病態に密接に関与する。気分障害や自閉スペクトラム症のデータも蓄積され,短鎖脂肪酸を産生する菌や代謝関連の菌との関連が指摘されている。プロバイオティクスの有用性を示唆する臨床試験も報告されてきており,精神疾患の病態解明や治療法開発において腸内フローラ研究は今後ますます発展することが期待される。
小さな運び屋エクソソームを介した脳腸相関
著者: 杉浦圭 , 志村日向子 , 星野歩子
ページ範囲:P.879 - P.887
細胞から放出されるエクソソームは多様な細胞情報を遠隔臓器に伝えることができる。近年脳の監視網である血液脳関門をエクソソームが通り抜けることが報告され,がんの脳転移や精神神経疾患との関わりが注目を集めている。また,腸内細菌が放出しているエクソソーム(BEVs)も神経変性疾患への影響がある可能性が示唆された。本論ではBEVsを含む,エクソソームと精神神経疾患との関係性を最新の知見を含めて議論する。
ストレスと脳腸相関
著者: 須藤信行
ページ範囲:P.889 - P.897
近年,腸内細菌が腸脳相関に関与する新たな因子として注目されており,腸内細菌,腸,脳という三者の関係は「腸内細菌-腸-脳軸」と呼ばれている。本論では,腸内細菌とストレス応答に関する双方向的な関連についてこれまでの研究成果を基に概説した。
多発性硬化症と腸内細菌叢—研究の現状と今後の展開
著者: 山村隆
ページ範囲:P.899 - P.903
多発性硬化症の腸内細菌叢研究は,過去10年間で発展し,16S rRNA解析による菌叢組成研究にとどまることなく,全メタゲノム解析や代謝物解析を導入して,菌叢構成遺伝子機能の変調を探索する研究が展開されている。このようなアプローチにより,以前の研究で示唆された短鎖脂肪酸(SCFA)産生細菌の減少を裏付ける,酪酸代謝やプロピオン酸代謝,糞便中SCFAの低下が確認されている。腸内細菌叢変調の原因としては,食生活の欧米化に着目してきたが,今後は感染因子の関与する可能性を検証するためにファージやプラスミドを含むvirome解析が重要になると思われる。
総説
難聴と認知機能
著者: 佐治直樹
ページ範囲:P.907 - P.912
難聴は認知症の関連因子であるが,補聴器導入による認知症リスク軽減については未解明である。筆者らの研究データでは,地域在住高齢者に難聴があると認知機能低下の合併が1.6倍多かった。また,本邦の補聴器使用率は海外よりも低かった。補聴器装用と認知機能に関する臨床研究も現在実施中である。高齢者は聞こえにくさを自覚していない場合もあり,潜在的な難聴の存在に耳鼻咽喉科医師も内科系医師も留意するべきである。
ミクログリアによる血液脳関門機能の制御
著者: 池上暁湖 , 和氣弘明
ページ範囲:P.913 - P.919
中枢神経系の免疫環境は,血液脳関門(BBB)により完全に体循環系と隔たれているとされていた。しかし近年,全身の免疫状態が中枢神経系にもたらす影響について知見が深まり,さらに新型感染症の拡大を皮切りに,BBBを介した体循環系-中枢神経系相互作用に注目が集まっている。新たな潮流への理解を深めるため,本論では中枢神経系の免疫細胞によるBBBの制御や体循環系免疫との相互作用について概説する。
Review
What are the Association Areas?—A Discussion of Their History, Mapping and Number
著者:
ページ範囲:P.921 - P.930
While the term ‘association areas’ is well established among those engaged in neurology and its related sciences, it is difficult to say precisely what it means. This review tries to better define it, and begins with a brief discussion of its history, how it came about and finally gained wide acceptance. I introduce the work of Theodor Meynert (1833-1892), and Paul Flechsig (1847-1929), both of whom played important roles in brain mapping. Furthermore, I review how the term is linked to the work of Joseph Jules Dejerine (1849-1917) on white matter, and to disconnection syndrome as proposed by Norman Geschwind (1926-1984). Lastly, I focus on brain maps, historically essential to the study of association areas, and discuss the numbering of brain areas.
症例報告
脊髄長大病変を認め,特徴的な頭部MRI画像を呈した肉芽腫性原発性中枢神経系血管炎の1例
著者: 伏屋公晴 , 吉倉延亮 , 加藤雅彦 , 林祐一 , 木村暁夫 , 酒々井夏子 , 下畑享良
ページ範囲:P.931 - P.937
もの忘れと歩行障害を主訴として来院し,神経学的に緩徐進行性の認知機能障害と両下肢の痙縮を呈した47歳女性を経験した。頭部MRIのT2強調画像では大脳深部白質にびまん性に高信号を,造影T1強調画像では側脳室から放射状に伸びる多発線状造影効果を認めた。脊髄MRIでは,脊髄の腫脹とC7椎体レベルからTh12椎体レベルにわたる長大病変を認めた。頭部造影MRIの特徴的な画像から原発性中枢神経系血管炎(PCNSV)を疑い,脳生検を施行し,肉芽腫性PCNSVと診断した。脊髄の長大病変をきたす疾患として,PCNSVを鑑別診断に挙げる必要がある。
神経画像アトラス
ジャルゴンを呈した進行性失語症例の脳血流99mTc-ECD-SPECT所見
著者: 石原健司 , 丸林実季 , 旭俊臣 , 小川七世
ページ範囲:P.938 - P.940
Ⅰ.症例提示
〈症例〉 87歳,右利きの男性,大学卒。
主訴 忘れっぽい。
現病歴 X年9月頃よりクレジットカードや鍵を紛失する,同じことを何度も聞くなどの症状が出現したため,X年12月,当科を受診。
現代神経科学の源流・13
ノーム・チョムスキー【Ⅰ】
著者: 福井直樹 , 酒井邦嘉
ページ範囲:P.941 - P.945
神経科学と言語学の接点
酒井 今回は,チョムスキーの代表的な著作である『統辞構造論』の日本語訳(岩波文庫,2014年)をされた言語学者の福井直樹先生をお迎えして,現代言語学の源流から最新の動向まで,チョムスキーの人となりを含めてお話をうかがいたいと思います。
まず,神経科学でなぜ言語学を取り上げるのか,というところを説明しておきましょう。言語学はいわゆる「文系」の学問であるというイメージが根強いわけですが,言語や心は脳の高次機能ですので,最終的には脳科学で説明できる現象であると私は考えています。その意味で,言語学を自然科学の一分野として捉える必要がありますし,例えば失語症の理解にも言語学の知識と分析が必須です。
連載 臨床神経学プロムナード—60余年を顧みて・6
内包における体性機能局在:その歴史的展開—19世紀後半から20世紀初頭にかけて
著者: 平山惠造
ページ範囲:P.947 - P.949
(1)Kojewnikoff(1883)の初報とCharcot・Marie(1885)の追証
意外にも,錐体路が大脳の内包を通ることを初めて指摘したのはロシアのKojewnikoff(1883)1)で,しかも,筋萎縮性側索硬化症(ALS)の剖検例によるものであった。CharcotがALSの病理所見を初めて明らかにしたのはSalpêtrière病院における金曜講義であったが,この講義録集は1877〜1888年に編纂出版されたので(本シリーズ第4回参照),ALSの講義が何年になされたか判然としない。しかし,Kojewnikoffは自己の症例が「Charcot教授がALSと称した疾患であると確信している」と述べていることから,CharcotのALSの講義は1883年より前と推定される。その講義で,Charcotは「ALSでの錐体路変性は脊髄から延髄,橋まで追えるが(中脳については明言せず),内包は侵されないのが常である」と述べている(本シリーズ第3回参照)。このような背景から,Kojewnikoffは論文の表題を「錐体路変性が大脳を貫通したALS症例」と題し,「変性は内包の3/4番目にあり,大脳ではRolando溝に面する中心前回にある」と述べている。〔筆者註:内包は,解剖学的に,レンズ核を内側から包むを意味し,従って,内包の前方部(前脚)はレンズ核と尾状核との間にあり,後方部はレンズ核と視床との間を指す。それより後方は(内包ではなく)聴放線や視放線が走行する領域である。しかし,内包とこれら放線はいずれも線維集団であるので,その境は肉眼的にも,顕微鏡的にも捉え難い。そのため,この後方部も内包と誤解されることがある。CT,MRIを観察する際に留意する。視床,レンズ核の両後端を結ぶ線を目安にする。〕
Kojewnikoffの報告の2年後,Charcot・Marie(1885)2)は,Kojewnikoffの論文に触れつつ,新たに2例のALS剖検脳で内包の病変(変性顆粒)を視床とレンズ核との間に認め,更に「大脳皮質で大型錐体細胞(Betz巨大細胞のこと)が全く,或いは殆んど消失している」と述べている。
書評
「疾患別摂食嚥下障害へのアプローチ DVD 全6巻セット」—藤島一郎【シリーズ監修】 フリーアクセス
著者: 山脇正永
ページ範囲:P.905 - P.905
本DVDを視聴して,摂食嚥下障害治療の第一人者であるそれぞれの編者の話を,本人の目の前で聞いているような感覚を持った。全編が実践的動画を含む講義形式でコンパクトにまとめられており,日常の摂食嚥下障害で直面する疾患・症候についての基本的事項から,治療・リハビリテーション・対処法まで,内容がストーリー性を持ってまとめられている。摂食嚥下障害は原因疾患や障害部位によってパターンが異なり,その対応については病態のメカニズムや個人の摂食嚥下障害の特徴の理解が重要となってくる。本DVDでは疾患の病態から嚥下障害のメカニズムについて特にわかりやすく図表を使って解説されており,その鑑別のヒントや臨床上のtipsも多く示されている。
本DVDの内容は,摂食嚥下障害の頻度として最も高い脳血管障害については球麻痺と偽性球麻痺に分けて詳説されており,またパーキンソン病をはじめとする神経難病やサルコペニアについての最新の内容も盛り込まれている。さらに, 小児疾患による嚥下障害, 頭頸部手術後の嚥下障害など,普段はあまり指導されることのない(日常臨床ではしばしば経験されるが,その内容を指導してくれるエキスパートがいない)分野もカバーしている。
「救急・集中治療領域における緩和ケア」—氏家良人【監修】 木澤義之【編】 フリーアクセス
著者: 林寛之
ページ範囲:P.906 - P.906
Palliative emergency medicine(救急緩和)というのは,世界でも比較的新しいトピックで,北米の救急医学にはフェローシップコースもできている。救命・集中治療と緩和ケアなんて,スポコン漫画と恋愛小説ぐらいベクトルの違うもののように見えるが,どっちも必要なんだ。生きとし生けるものはすべてに始まりと終わりがあり,人間の死亡率はなんと100%! 一世を風靡した『鬼滅の刃』の炎柱,煉獄杏寿郎も「老いることも死ぬことも人間というはかない生き物の美しさだ」と言っているではないか。患者さんの人生において,その人自身の価値観を尊重し,その人らしい人生を送る「生き方(死に方ではないよ)」をお手伝いすることもわれわれ医療者の大事な仕事であり,救急・集中治療も緩和ケアも目の前の患者さんにとっては非常に重要だ。患者さんの意思に反した延命処置がいかに医学的に無駄であり,患者さんの自尊心を傷つけているかということは,世間でもたびたび議論の的になっている。その意味では,本書は手探り状態の日本の「救急・集中治療の緩和ケア」において「一寸先は光」をまさしく照らしてくれる。
医学生や研修医も含め,多くの医師はこんなの習ったことがない。目の前の困難事例を各自の臨床能力と経験だけで乗り切ってつらい思いをしていることだろう。でも本書を読めば大丈夫。本書はその歴史的成り立ちから,考え方,さらには具体的な対処法まで,熱く深く記載されている渾身の1冊となっている。決してhow toだけでは語れないんだ。
--------------------
目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.847 - P.847
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.848 - P.848
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.954 - P.954
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.955 - P.955
あとがき フリーアクセス
著者: 髙尾昌樹
ページ範囲:P.956 - P.956
本誌は,神経系に関する総合誌です。さまざまな特集が組まれ,毎月多くの総説が掲載されています。個々の論文はPubMedに掲載され,簡単に検索もできます。私が研修医をしていた30年前,まだ医学の論文を検索するシステムに優れたものはなく,Index Medicusの本を調べていました(でも,便利だと思っていました)。しかし,それも大学で勤務をしていたときまでで,市中病院に出てからは,自分で購入したり医局で購入したりしていた医学総合雑誌(医学書院で言えば『medicina』ですね)を,パラパラ読んで情報を得ていました。
医学雑誌は種類も多く,いまやオンラインだけの雑誌もあって,本誌のような冊子体の雑誌というものは,いつまでも続くのであろうかと思うこともあります。私のような世代の人間は,冊子体のほうがよいかもしれませんが,最初からオンライン版に馴染んでいる若手医師には冊子体など読まない方もいるでしょう。しかし,形式はともなく,雑誌のよいところはなんだろうと思っていたら,なるほどと思うコメントがありました。『シリーズ江沢洋選集第6巻 教育の場における物理』(日本評論社,2020)の中に掲載されている,「理科教育再生のために」という対談にあった江沢氏の発言を少し長いですが引用します。
基本情報

バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
76巻10号(2024年10月発行)
特集 どうして効くんだろう
76巻9号(2024年9月発行)
特集 治療可能な認知症としてのアルツハイマー病
76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
76巻7号(2024年7月発行)
特集 ニューロ・バイオイメージング—技術と応用
76巻6号(2024年6月発行)
特集 注意と注意障害
76巻5号(2024年5月発行)
増大特集 末梢神経・筋肉の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
76巻4号(2024年4月発行)
特集 神経病理最前線
76巻3号(2024年3月発行)
特集 きちんと説明ができますか?
76巻2号(2024年2月発行)
特集 特発性正常圧水頭症の現在
76巻1号(2024年1月発行)
特集 新時代の重症筋無力症と関連疾患の診療
75巻12号(2023年12月発行)
特集 アガサ・クリスティーと神経毒
75巻11号(2023年11月発行)
特集 アロスタシス—ホメオスタシスを超えて
75巻10号(2023年10月発行)
特集 メタバースへの招待
75巻9号(2023年9月発行)
特集 妊娠と神経疾患
75巻8号(2023年8月発行)
特集 アルツハイマー病は本当に早期発見できるのか
75巻7号(2023年7月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part2 末梢編
75巻6号(2023年6月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
75巻5号(2023年5月発行)
増大特集 神経・精神領域の薬剤ハンドブック
75巻4号(2023年4月発行)
特集 All About Epilepsy
75巻3号(2023年3月発行)
特集 慢性疼痛
75巻2号(2023年2月発行)
特集 多系統萎縮症の新診断基準とこれからの診療
75巻1号(2023年1月発行)
特集 よく出会う不随意運動を知る
74巻12号(2022年12月発行)
特集 映画を観て精神・神経疾患を知る
74巻11号(2022年11月発行)
特集 RFC1遺伝子関連スペクトラム障害
74巻10号(2022年10月発行)
特集 ウイルス性脳炎・脳症2022
74巻9号(2022年9月発行)
特集 動的環境への適応系としての歩行
74巻8号(2022年8月発行)
特集 迷走神経の不思議
74巻7号(2022年7月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識2022
74巻6号(2022年6月発行)
特集 脳神経内科医に求められる移行医療
74巻5号(2022年5月発行)
増大特集 次の一手—神経筋疾患難治例をどのように治療するか
74巻4号(2022年4月発行)
特集 脳科学リテラシーを高めるために
74巻3号(2022年3月発行)
特集 中枢性自律神経障害update
74巻2号(2022年2月発行)
特集 温度を感じる脳と身体の科学
74巻1号(2022年1月発行)
特集 脳神経内科医のキャリアパスとリーダーシップ
73巻12号(2021年12月発行)
特集 芸術家と神経学
73巻11号(2021年11月発行)
特集 「目」の神経学
73巻10号(2021年10月発行)
特集 中枢神経・末梢神経の悪性リンパ腫
73巻9号(2021年9月発行)
特集 脳卒中治療に必要な基礎知識
73巻8号(2021年8月発行)
特集 脳腸相関—脳-身体の双方向性制御
73巻7号(2021年7月発行)
特集 グリアと神経—相補的な制御系として
73巻6号(2021年6月発行)
特集 Lower Spine Neurology
73巻5号(2021年5月発行)
増大特集 中枢神経の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
73巻4号(2021年4月発行)
特集 片頭痛・群発頭痛治療の新たな夜明け
73巻3号(2021年3月発行)
特集 マルチリンガルブレイン
73巻2号(2021年2月発行)
特集 筋炎と壊死性筋症
73巻1号(2021年1月発行)
特集 Neuro-Oncology
72巻12号(2020年12月発行)
特集 超高齢期の精神神経疾患を診る
72巻11号(2020年11月発行)
増大特集 脳の発振現象—基礎から臨床へ
72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
72巻9号(2020年9月発行)
特集 皮質性小脳萎縮症へのアプローチ
72巻8号(2020年8月発行)
特集 サルコイドーシス
72巻7号(2020年7月発行)
増大特集 神経倫理ハンドブック
72巻6号(2020年6月発行)
特集 前頭側頭葉変性症の今日的理解
72巻5号(2020年5月発行)
特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
72巻1号(2020年1月発行)
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
71巻12号(2019年12月発行)
特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
増大特集 ALS2019
71巻10号(2019年10月発行)
特集 認知症と遺伝
71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
特集 パーキンソン病診療の現在地—200年の変遷と新規治療
71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
増大特集 神経学のための皮膚アトラス
71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
71巻2号(2019年2月発行)
特集 “スポーツ”を生み出す脳
71巻1号(2019年1月発行)
特集 人工知能の医療応用Update
70巻12号(2018年12月発行)
特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
特集 「左脳と右脳」の現在
70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
特集 レヴィ小体型認知症の新知見
70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩