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文献詳細

雑誌文献

BRAIN and NERVE-神経研究の進歩74巻1号

2022年01月発行

特集 脳神経内科医のキャリアパスとリーダーシップ

脳神経内科後期研修医が習得すべきノンテクニカルスキル

著者: 安藤哲朗1 福武敏夫1

所属機関: 1亀田メディカルセンター脳神経内科

ページ範囲:P.22 - P.24

文献概要

社会で役立つ脳神経内科医になるために必要な,レジリエンス,コミュニケーション能力,マネジメント力,情報リテラシー,教育能力などの「ノンテクニカルスキル」を簡単に解説した。これらの能力は専門家としての「テクニカルスキル」を生かすために必要であり,後期研修医(専攻医)の時期に身に付けるようにするべきである。

参考文献

1)安藤哲朗, 杉浦 真, 川上 治, 加藤博子: 今後の日本に役立つ神経内科医. 神経治療35: 104-107, 2018
2)日野原重明: ウィリアム・オスラー卿の生涯とその業績ならびに思想について. ウィリアム・オスラー(著), 日野原重明, 二木久恵(訳): 平静の心—オスラー博士講演集, 新訂増補版. 医学書院, 東京, 2003, pp585-607
3)Gerada C: バーンアウト(燃え尽き症候群)とレジリエンス(回復力). Cooper N, Frain A, Frain J(編), 宮田靖志(訳): ABC of 医療プロフェッショナリズム. 羊土社, 東京, 2020, pp52-61
4)鷲田清一: 第1章 “試み” としての哲学 1. 聴くという行為. 鷲田清一: 「聴く」ことの力—臨床哲学試論. 阪急コミュニケーションズ, 東京, 1999, pp9-12
5)草場鉄周: 人と人をつなぐコミュニケーション. 治療97: 154-159, 2015
6)斎藤清二: NBMとは何か. 斎藤清二: 医療におけるナラティブとエビデンス—対話から調和へ. 遠見書房, 東京, 2012, pp73-83
7)エイミー・C・エドモンドソン: 心理的に安全な場をつくる. エイミー・C・エドモンドソン(著), 野津智子(訳): チームが機能するとはどういうことか—「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ. 英治出版, 東京, 2014
8)杉浦 真, 安藤哲朗: 臨床倫理の実際と倫理的な組織文化の構築. Brain Nerve 72: 701-710, 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1344-8129

印刷版ISSN:1881-6096

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