移行医療とは,小児期発症の疾患を有する患者が成人期に向かう際,それまでの小児期医療から個々の患者に必要な成人期医療への橋渡しを行う医療を指す。成人期特有の症状に対する適切な医療の提供とともに,患者自身が自らの疾患と向き合い,管理するヘルスリテラシーの獲得を目指すものである。
スムースな移行のためには,病態への理解はもちろん,小児科と成人診療科のみならず多職種間での連携が求められ,持続可能な体制づくりも課題である。また,保護者・患者の不安を和らげる丁寧な説明が不可欠で,小児科と成人診療科を併診しながら移行することが有効な場合もある。
本特集では,移行医療に取り組む医師たちの活動を紹介するとともに,小児疾患における移行の実践例や診療のポイントを解説した。移行医療への理解をいっそう深め,その実現に寄与していただくことを願っている。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩74巻6号
2022年06月発行
雑誌目次
特集 脳神経内科医に求められる移行医療
扉 フリーアクセス
ページ範囲:P.733 - P.733
オーバービュー
著者: 望月秀樹
ページ範囲:P.735 - P.739
医療の進歩に伴い,重症小児神経疾患患者においても成人を迎えることが可能となり,小児期から成人期に移行する際の支援体制が必要となった。日本神経学会においてもこのような現状に対応できるように,2020年に小児-成人移行医療対策特別委員会を日本小児神経学会からもメンバーを募り設置した。脳神経内科医が考慮すべき小児-成人移行医療の課題と,日本神経学会小児-成人移行医療対策特別委員会の現在の活動状況を概説する。
移行医療の現状と課題—脳神経内科の立場から
著者: 望月葉子
ページ範囲:P.741 - P.746
当院は障害児・者に対する総合医療療育施設で,脳神経内科医と小児科医とで移行医療に取り組んでいる。移行チェックリストと移行カンファレンスを利用し,多職種の協力も得て,患者に適切な診療と地域医療連携,福祉サービス利用を推進している。さらに,患者・家族のセルフマネジメントの向上,患者の最善の利益を考えた協働意思決定にも努めている。近年,移行医療支援体制の中で脳神経内科医の必要性が高まっている。
移行医療の現状と課題—小児神経科の立場から
著者: 藤井達哉
ページ範囲:P.747 - P.751
小児期発症の神経・筋疾患患者を脳神経内科へ医療移行することは容易ではない。その原因は患者側の問題と移行システムの問題に分けられる。これらを解決するためには,①小児期から患者・患者家族に将来の移行についての理解を進めること,②移行支援部門を設置して受け入れ可能医療機関の情報収集とコーディネートをすること,そして何よりも③脳神経内科医と小児神経科医との密なる情報交換が重要である。
移行医療の外来診療
著者: 﨑山快夫
ページ範囲:P.753 - P.757
われわれの施設は救命センターを有する地域の基幹病院であるが,近隣の小児医療センターの移転に伴い多くの移行症例が脳神経内科に紹介された。てんかんを有し,発作抑制が困難な症例や医療的ケアを要する重症心身障害児(者)に相当する症例が大半であった。移行にあたっては医療相談室を中心に多職種の連携を行った。移行後は痙攣発作や肺炎などの感染症での救急搬送が多かった。移行教育,人生会議,地域連携が課題であった。
千葉県移行期医療支援センターにおける取り組み
著者: 桑原聡
ページ範囲:P.759 - P.762
小児期発症の慢性疾患の予後向上を受けて,厚生労働省は各都道府県における中核拠点となるべき移行期医療支援センターの設置を求めており,2019年以降7都府県において同センターが設置された。本論では医療体制・ネットワーク構築と自立(自律)支援の観点から千葉県移行期医療支援センターの現状,取り組み,将来像について概説する。移行医療の対象となる患者は多くの小児発症慢性疾患で増加し続けており,個人レベルでの対応は難しいため,各地域の移行期医療支援センターを核として多職種連携による医療連携・ネットワーク構築,行政への働きかけが求められている。
移行医療の支援体制
著者: 掛江直子
ページ範囲:P.763 - P.770
小児期発症の慢性疾患を有する児童の多くが,近年の医学の進歩,医療技術の発展により,慢性疾患を抱えつつ成人できるようになった。そのため,小児期発症慢性疾患を有する成人患者に対する適切かつ継続的な医療の提供や成人移行支援が新たな課題となっている。厚生労働省では,小児慢性特定疾病対策および難病対策において移行医療施策を打ち出し,これらの制度の連携により,移行支援体制の構築を進めている。
脳性麻痺
著者: 荒井洋
ページ範囲:P.771 - P.776
移行期にさしかかる年代における脳性麻痺の有病率は0.2%程度と考えられ,比較的多い中枢神経疾患である。運動障害以外にもさまざまな障害を合わせ持つため,その病態を理解したうえで包括的な医療を提供する必要がある。周産期医療の飛躍的な進歩に伴って病態は年々変化しており,今後は2000年以降に出現した超早産児型脳病変への理解が求められる。生活習慣病や精神疾患のリスクにも注意した内科的管理が必要である。
小児期発症てんかん患者の移行医療
著者: 阿部裕一
ページ範囲:P.777 - P.782
脳神経内科医が成人移行で紹介の小児期発症てんかん患者の診療を行う場合,発症年齢別のてんかん症候群分類や病因を理解することが重要である。成人移行の段階で発作がコントロールされていない場合には,抗てんかん薬の見直し,整理,および治療目標を再確認することが重要である。また基礎疾患および併存症の診療が難しい場合には,総合内科医や在宅往診医との協力体制のもとでてんかんの診療を行うことも必要である。
子どもの権利擁護に根差した移行医療—発達障害を中心に
著者: 田中恭子
ページ範囲:P.783 - P.787
移行医療実践において,重要で忘れてはならないことは,“移行医療は医療機関の都合のために存在するのではなく,大人になりゆく患者の最善の医療のために存在している”,ということである。そしてそのためには,子どもの自立に向けた家族の関係性や役割機能を変化させていくことも必要となる。どの領域においても,よりよい移行医療を実現していくために必要となる概念を,本論で触れてみたい。
運動異常症を主体とした神経難病
著者: 佐々木征行
ページ範囲:P.789 - P.793
小児期発症の運動異常症を主体とする神経難病の一部を概説した。患者ニーズに合わせて多職種連携で移行医療を提供することが勧められる。移行を考慮する患者に対しては担当小児科医が主体となり,医療的な選択肢のメリット・デメリットについてアドバイスを行いながら,患者自身と家族・保護者の自己決定権を尊重して納得のいく選択ができるようにすべきである。移行困難の要因となる問題点などについて簡単に触れた。
筋ジストロフィー
著者: 松村剛 , 齊藤利雄
ページ範囲:P.795 - P.799
本邦の筋ジストロフィー医療は,専門医療機関による集学的医療で発展し,生命予後の著しい延長をもたらした。患者の生活の場は施設から地域へ移行し,受診機関も多様化した。筋ジストロフィー患者は神経発達症候群など中枢神経障害を抱えることも多く,移行医療の時期は身体的・精神的に不安定なことが多いため,早期からリハビリテーションなどで専門機関の受診機会を持つ,一定の併診期間を設定するなどの工夫が望ましい。
総説
WHO脳腫瘍分類2021第5版—主な変更点
著者: 小森隆司
ページ範囲:P.803 - P.809
WHO脳腫瘍分類2021第5版では組織発生分類から分子分類への移行がさらに推し進められ,悪性度分類にも導入された。定義が曖昧であった腫瘍を整理した結果,浸潤性グリオーマは成人型と小児型に分離,腫瘍型の数は110余りに減り,22の新規腫瘍型が採択された。病理診断に際して,組織所見のみならず,発生部位,遺伝子情報,悪性度を統合的に勘案して最終的な診断を決定する統合診断が採用された。本論では重要な変更点について概説した。
症例報告
高血圧による一過性の神経血管圧迫症候群をきたした遺残性三叉動脈と遺残性舌下動脈の併存例
著者: 朝山康祐 , 林健太郎 , 金井由貴枝 , 田原奈生 , 加藤芳恵 , 安部哲史 , 三瀧真悟 , 長井篤
ページ範囲:P.811 - P.816
急性発症の右眼窩部痛と複視で来院した70歳女性。高血圧を認め,神経学的に右眼球下転制限を認めた。CT angiographyとMRIにて内側型右遺残性三叉動脈,右遺残性舌下動脈,bovine型大動脈弓を認めた。眼球下転制限と右眼窩部痛の原因として右内頸動脈の内側型右遺残性三叉動脈分岐による海綿静脈洞内での外側偏奇による動眼神経・滑車神経,三叉神経第1枝の圧迫が疑われた。血圧の正常化ともに症状は改善した。発生学的原因として,右後交通動脈と両側椎骨動脈は無〜低形成であったことから,胎児期に後方循環系への十分な血流の供給路として複数の原始血管吻合が遺残し,一過性高血圧による神経血管圧迫症候群への関与が考えられた。
神経画像アトラス
特徴的なMRI所見で診断した無症候性multinodular and vacuolating neuronal tumor(MVNT)の1例
著者: 本郷卓 , 中島英樹 , 岸崎穂高 , 高崎盛生 , 岡田務 , 藤本康裕
ページ範囲:P.817 - P.818
Ⅰ.症例提示
〈症 例〉 39歳,男性。
既往歴 熱性痙攣。
現病歴 頭痛の精査のため他院で頭部MRI検査を受け,右後頭葉皮質下白質に最長径20mm大の腫瘍病変を指摘され当院へ紹介された。
連載 脳神経内科領域における医学教育の展望—Post/withコロナ時代を見据えて・10
DX時代の病院と臨床教育の実践
著者: 黄世捷 , 伊佐早健司
ページ範囲:P.819 - P.821
はじめに
本論のテーマであるDigital Transformationは2004年にスウェーデンのウメオ大学情報学教授であったエリック・ストルターマンが提唱した概念であり,DxまたはDXと略される。原著1)では“The digital transformation can be understood as the changes that the digital technology causes or influences in all aspects of human life.”と述べられ,「デジタル技術の浸透が,人々の生活をあらゆる面でよりよい方向に変化させる」概念と訳すことができる。
本論ではDXについて理解するうえで前提となる「デジタル化の段階」について概説したうえで,医療に導入されているデジタルテクノロジーを紹介し,脳神経領域における活用や研修への応用について述べる。
臨床神経学プロムナード—60余年を顧みて・16
Cluster headacheは群発頭痛と訳されるが,「head」は頸より上全体を指す「首」である—病名呼称の難しさ
著者: 平山惠造
ページ範囲:P.822 - P.823
Cluster headacheの歴史は古く,19世紀中頃から始まり,且つその呼称は表現の難しさから20世紀に入ってからも十指に余るほどのものがある〔拙著1)参照〕。それらの中でKunkleら(1952)2),Mathew(1992)3)が用いたのがcluster headacheである。本症は一時期,頭痛の国際分類(1962)に入れられたが,その後(1988)には頭痛から切り離された。当時のその事情を知らないが,それはそれとして,ここで取り上げる問題は「head」(英)と日本語の「頭」とは範囲が相違する,ということである。
LETTERS
脳をみる「窓」としての網膜の可能性
著者: 森望
ページ範囲:P.824 - P.825
2021年11月号の特集『「目」の神経学』は錯視や幻視など興味深い話題も多く,楽しませていただいた。私たちは「目」でものを見ているというより「脳」で見ているといったほうが正しい場合もある。そのことをつくづくと感じさせてくれた。
特集の中に『眼は「脳」の窓となり得るか?』という総説がある1)。眼底検査に汎用される光干渉断層計(optical coherence tomography:OCT)や光干渉断層血管撮影(OCT angiography:OCTA)で高齢者での認知機能変化の初期症状を捉えられるか? という視点から現状での研究状況について詳述されており,とても参考になった。結論からすると,このような装置の進展により微細な変化を捉えられるようになりはしたが,単独の検査でアルツハイマー病(Alzheimer disease:AD)などの認知症の診断に使うには,現状ではまだ難しいとのことである。この総説の最後にハイパースペクトルイメージング(hyperspectral imaging:HSI)カメラによる認知症検出への可能性に言及している。米国のKoronyoら2)とオーストラリアのHadouxら3)の研究を紹介しているが,実はそれに先んじて,米国のミネソタ大学のRobert Vinceらの研究がある4,5)。
書評
「がんCT画像読影のひきだし」—稲葉吉隆,女屋博昭,清水淳市,前田章光【編】 フリーアクセス
著者: 青山剛
ページ範囲:P.801 - P.801
このたび,『がんCT画像読影のひきだし』が出版された。『がん薬物療法のひきだし』(2020年),『医薬品情報のひきだし』(2020年)に続く,「ひきだし」シリーズの第3弾である。今回の『がんCT画像読影のひきだし』は,CT画像について「何を考えながら」「どのように」読影すべきか,そのポイントをわかりやすく解説した入門書である。まず驚くのは,医師と共に薬剤師も編集に加わっている点である。評者の薬剤師としてのキャリアは20年になるが,学生時代に画像について学んだことはなかった。画像読影がテーマの本で薬剤師が中心メンバーとしてかかわっていることに,評者も少なからず刺激を受けたのだ。
本書は「初心者が画像読影のスキルを伸ばし,症例検討会の議論やカルテの記載内容の理解を深め,結果的に患者の病態をより深く把握できるようになる」ことを目的に刊行されたという。本書には多数のCT画像が掲載され,丁寧な解説も加えられており,これからこのテーマについて学びたい若手医師や,薬剤師,看護師が理解しやすいように工夫されている。冒頭の「総論」以降の目次は,「正常画像」「治療効果の判定」「腫瘍の見落としを防ぐ」と続き,以降は本書のキモともいえる「臓器別,臨床課題別のがんCT画像読影のポイント」に本書全体の7割のボリュームが割かれている。
「救急外来,ここだけの話」—坂本 壮,田中竜馬【編】 フリーアクセス
著者: 増井伸高
ページ範囲:P.802 - P.802
◆Controversyは159個
救急外来はギモンでごった返している。
・「敗血症性AKIを併発している患者への造影CTは?」
・「ビタミンB1はどの程度投与すればいいのか?」
・「急性虫垂炎と診断したら,抗菌薬投与で一晩経過をみてもよいか?」
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.731 - P.731
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.732 - P.732
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.830 - P.830
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.831 - P.831
あとがき フリーアクセス
著者: 下畑享良
ページ範囲:P.832 - P.832
特集「脳神経内科医に求められる移行医療」を企画させていただいた。移行医療は重要な課題ながら,脳神経内科医の中ではまだ十分な議論ができておらず,残念に思っていた。かくいう私も数年前に2つの出来事を経験するまで,移行医療を実現する大切さを理解していなかった。1つは地域のてんかん研究会で,小児科医から,小児期に発症し成人後も小児科で治療を継続する,いわゆるキャリーオーバーの問題に取り組むべきという発表があり,その重要性を教えていただいたことである。発表後,小児科医から活発な意見があったのに対し,脳神経内科医からはほとんど意見がなく,対照的であった。岐阜大学小児科深尾敏幸前教授より「患者さんの希望を叶えるため,まず私たちが連携を深めましょう」と声をかけていただいた。深尾教授は残念なことにその後,急逝されたが,てんかんの移行医療の実現は,託された宿題のように感じている。
もう1つの出来事は,重症心身障害児や小児神経難病の患者さんが多数入院する病院を毎週回診する機会をいただき,脳性麻痺は定義上,非進行性の疾患のはずなのに,実はさまざまな進行性の変化を認めることを理解したことである。成人脳性麻痺では健常者と比較して,脳卒中のハザード比は2倍,脊髄症に至っては8倍,さらに認知症,てんかん,睡眠障害,精神疾患の頻度も高い(Smith SE, et al. Ann Neurol 2021; 89: 860-871)。その機序は不明であるものの,成人の脳性麻痺患者さんの診療に成人科医師による治療やケアが不可欠であることを痛感した。
基本情報
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バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
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76巻10号(2024年10月発行)
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76巻9号(2024年9月発行)
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76巻8号(2024年8月発行)
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76巻7号(2024年7月発行)
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76巻5号(2024年5月発行)
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75巻11号(2023年11月発行)
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75巻10号(2023年10月発行)
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75巻9号(2023年9月発行)
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特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
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74巻6号(2022年6月発行)
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特集 脳科学リテラシーを高めるために
74巻3号(2022年3月発行)
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74巻1号(2022年1月発行)
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特集 脳卒中治療に必要な基礎知識
73巻8号(2021年8月発行)
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73巻7号(2021年7月発行)
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73巻6号(2021年6月発行)
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73巻4号(2021年4月発行)
特集 片頭痛・群発頭痛治療の新たな夜明け
73巻3号(2021年3月発行)
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73巻1号(2021年1月発行)
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72巻12号(2020年12月発行)
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72巻11号(2020年11月発行)
増大特集 脳の発振現象—基礎から臨床へ
72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
72巻9号(2020年9月発行)
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72巻8号(2020年8月発行)
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72巻7号(2020年7月発行)
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72巻6号(2020年6月発行)
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72巻5号(2020年5月発行)
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72巻4号(2020年4月発行)
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72巻3号(2020年3月発行)
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72巻2号(2020年2月発行)
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72巻1号(2020年1月発行)
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71巻12号(2019年12月発行)
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71巻10号(2019年10月発行)
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71巻9号(2019年9月発行)
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71巻8号(2019年8月発行)
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71巻7号(2019年7月発行)
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71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
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71巻1号(2019年1月発行)
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70巻12号(2018年12月発行)
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70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
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70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
特集 レヴィ小体型認知症の新知見
70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
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70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩