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文献詳細

雑誌文献

BRAIN and NERVE-神経研究の進歩74巻6号

2022年06月発行

特集 脳神経内科医に求められる移行医療

移行医療の現状と課題—小児神経科の立場から

著者: 藤井達哉12

所属機関: 1滋賀県立小児保健医療センター小児科 2国立病院機構大阪刀根山医療センター小児神経内科

ページ範囲:P.747 - P.751

文献概要

小児期発症の神経・筋疾患患者を脳神経内科へ医療移行することは容易ではない。その原因は患者側の問題と移行システムの問題に分けられる。これらを解決するためには,①小児期から患者・患者家族に将来の移行についての理解を進めること,②移行支援部門を設置して受け入れ可能医療機関の情報収集とコーディネートをすること,そして何よりも③脳神経内科医と小児神経科医との密なる情報交換が重要である。

参考文献

1)武井修治: 20歳を越えた旧小児慢性特定疾患治療研究事業対象患者の医療・社会的実態に関する研究—鹿児島県・宮城県における全例調査. 平成18年度厚生労働科学研究費助成金(こども家庭総合研究事業)「小児慢性特定疾患治療研究事業の登録・管理・評価・情報提供に関する研究」分担報告書: 49-78, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1344-8129

印刷版ISSN:1881-6096

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