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文献詳細

雑誌文献

BRAIN and NERVE-神経研究の進歩74巻6号

2022年06月発行

特集 脳神経内科医に求められる移行医療

千葉県移行期医療支援センターにおける取り組み

著者: 桑原聡12

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院脳神経内科学 2千葉大学医学部附属病院移行期医療支援センター

ページ範囲:P.759 - P.762

文献概要

小児期発症の慢性疾患の予後向上を受けて,厚生労働省は各都道府県における中核拠点となるべき移行期医療支援センターの設置を求めており,2019年以降7都府県において同センターが設置された。本論では医療体制・ネットワーク構築と自立(自律)支援の観点から千葉県移行期医療支援センターの現状,取り組み,将来像について概説する。移行医療の対象となる患者は多くの小児発症慢性疾患で増加し続けており,個人レベルでの対応は難しいため,各地域の移行期医療支援センターを核として多職種連携による医療連携・ネットワーク構築,行政への働きかけが求められている。

参考文献

1)厚生労働省健康局難病対策課長通達: 都道府県における小児慢性特定疾病の患者に対する移行期医療支援体制の構築について(平成29年10月25日). https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000191414.pdf(最終閲覧日: 2022年3月26日)
2)千葉県移行期医療支援センター: 千葉県移行期医療支援体制. https://www.ho.chiba-u.ac.jp/hosp/assets/dl/section/ikoki_01.pdf(最終閲覧日: 2022年3月26日)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1344-8129

印刷版ISSN:1881-6096

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