前回の特集「COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識」(2020年10月号)から2年が経過しようとしている。その間も新たな変異株が出現するなど,COVID-19はいまだ世界中で猛威を振るい続けている。一方で,例えば脳卒中の合併率が蔓延当初より少ないなど,当初とは異なる報告も散見される。本特集では最新の報告に基づき,COVID-19の神経合併症やlong COVIDとされる症状への対応,ワクチン接種の適応や注意すべき副反応について論じている。そして,パンデミック禍における医師のバーンアウトの問題も取り上げた。これらの知見を診療のアップデートに役立てていただければ幸いである。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩74巻7号
2022年07月発行
雑誌目次
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識2022
Neuro COVID—現状と課題
著者: 下畑享良
ページ範囲:P.837 - P.843
COVID-19において,直接感染よりも,高サイトカイン血症や自己抗体のような二次的な病態が神経筋障害の原因として注目されている。急性期に神経筋合併症を認める場合,死亡リスクが高くなる。また感染後の後遺症として,brain fogや認知機能障害をきたし得ることも報告された。ワクチン接種後の副反応として神経領域のものが多いが,その頻度はCOVID-19に感染した場合のほうがはるかに高い。
—COVID-19神経合併症(1)—脳炎と脳症update
著者: 小野大介 , 三條伸夫
ページ範囲:P.845 - P.851
COVID-19では高率に神経症状を呈し,以下の3つの機序で種々の脳炎・脳症を合併する。①SARS-CoV-2は極めて稀に中枢神経系へ直接感染し髄膜脳炎を起こす。②COVID-19に伴う高サイトカイン血症が血管内皮細胞障害,血液脳関門の破綻,微小血管症とそれらによる脳症を起こす。③COVID-19では急性期および感染後に,または神経症状を初発として自己免疫性脳炎を合併する。その他の経過・画像が特徴的な病型として急性壊死性脳症,ADEM,PRES,MERSを合併し得る。
—COVID-19神経合併症(2)—脳血管障害update
著者: 吉本武史 , 豊田一則
ページ範囲:P.853 - P.859
いまだ世界中で猛威を振るっているCOVID-19の感染者数の増加に伴い,COVID-19関連神経学的合併症の報告が増加した。特にCOVID-19によって血栓形成促進状態が惹起され,脳梗塞発症リスクを高めることが示された。一方で,2022年において,COVID-19合併脳卒中の頻度が蔓延当初よりも少ないなど,蔓延当初の報告とやや異なる点も散見され始めている。本論では,COVID-19と脳卒中,特に脳梗塞との関連,COVID-19合併脳卒中の病態および予後について,最新の論文を参考に述べる。
—COVID-19神経合併症(3)—運動異常症update—COVID-19感染症で見られる失調症,不随意運動症,発作性運動異常症
著者: 髙橋牧郎
ページ範囲:P.861 - P.866
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)は脳炎・脳症,脱髄疾患,ギラン・バレー症候群などの神経合併症が報告されてきた。感染後数日〜数週間で運動異常症が発症する例もあり,自己免疫性機序が想定されている。またCOVID-19に対するワクチン接種が進み,副反応としてギラン・バレー症候群などの報告があるが,因果関係はいまだ不明である。本論ではCOVID-19感染症で生じるミオクローヌス,オプソクローヌス,パーキンソニズム,小脳失調など運動異常症の病態,SARS-CoV-2ワクチンとの関連につき概説する。
—COVID-19神経合併症(4)—末梢神経障害と筋障害update
著者: 本田真也 , 神田隆
ページ範囲:P.867 - P.871
2019年12月に中国・武漢で初めて報告された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症であるCOVID-19は急速に世界中に拡大した。COVID-19に関連するギラン・バレー症候群の大多数は脱髄型であり,感染後の免疫応答が発症機序と想定されている。また,COVID-19患者では筋痛やCK値上昇といった筋障害が比較的多くみられ,一部の患者に筋炎が生じることがある。筋障害の機序としてはSARS-CoV-2による直接的な障害やⅠ型インターフェロノパチーが考えられている。
—COVID-19神経合併症(5)—嗅覚・味覚障害update
著者: 三輪高喜
ページ範囲:P.873 - P.878
嗅覚・味覚障害は新型コロナウイルス感染症に特徴的な症状であるが,その発生頻度と病態はウイルス株の変異により変化を遂げた。嗅覚障害の発生には嗅上皮に存在するアンジオテンシン変換酵素2が関与している。嗅覚障害の多くは数週で改善するが,数カ月以上にわたり症状が遷延する症例では異嗅症が患者を悩ませる。嗅覚障害が遷延する症例では,障害が嗅神経細胞まで及び,嗅神経性嗅覚障害となることが推測される。
—Long COVID(1)—病態と対策
著者: 渡辺宏久 , 島さゆり , 水谷泰彰 , 植田晃広 , 伊藤瑞規
ページ範囲:P.879 - P.884
COVID-19では,感染症状の治療後にも長期にわたって精神症状,睡眠障害,運動不耐性,関節痛,頭痛,認知機能低下,brain fog,自律神経症状など,多様な全身症状が遷延,もしくは新たに出現し,long COVIDと呼ばれる一群が存在する。最近の脳画像研究では,long COVID症例では,糖代謝の低下や脳萎縮を認め得ることが示されている。Long COVIDの多様な臨床像や出現時期を一義的に説明できる病態仮説はないが,①ウイルスの持続感染,②炎症の持続,③自己免疫系の関与,④ミトコンドリアの機能障害などが注目されている。炎症性サイトカインは,迷走神経の過活性化を通じて血圧の変化をもたらすACE2の発現や活性を低下させ,起立性調節障害に関与する可能性がある。また,筋や末梢神経への直接感染,低酸素とミトコンドリア障害,サイトカインストームなどは筋障害や末梢神経障害につながる可能性がある。全身の炎症所見が中枢へ影響を及ぼす機序として,炎症細胞が脈絡叢細胞を介し血液脳関門を超えて神経炎症が起こすとともに神経変性疾患類似の変化が生ずるとの説や,多様な自己抗体が関与しているとの説があるものの,病態の複雑さや多様性も相まって,明確な結論は出ていない。Long COVIDに伴って神経症状が出現し得ることを理解し,その病態解明を進めることは極めて重要である。
—Long COVID(2)—コロナ後遺症外来の現状
著者: 髙尾昌樹 , 大平雅之
ページ範囲:P.885 - P.891
国立精神・神経医療研究センター病院における,コロナ後遺症外来の現状をまとめた。いわゆる罹患後症状であるlong COVID(PASC)は,病態が解明されておらず,症候もさまざまである。しかし,患者数は増加しており,多くの医療機関で診療に携わる機会が増えている。診断・検査・治療法が確立していないが,個々の患者の症状を評価のうえ,長期的に診療にあたるスタンスが求められる。さらに,わが国としても,PASCを長期的に検討する体制の構築が急がれる。
—神経疾患患者に対するワクチンと副反応(1)—総論
著者: 中嶋秀人
ページ範囲:P.893 - P.898
神経疾患患者の多くが高齢者で基礎疾患を有している。そのためCOVID-19罹患時には重症化のリスクが高まると考えられ,基本的にワクチン接種が推奨される。副反応にはアナフィラキシーのように重篤なものもあるが,他の副反応を含め頻度は稀なことが多く,COVID-19重症化リスクを踏まえてワクチン接種を考慮する必要がある。ワクチンによる感染と重症化の予防効果は経時的に減衰するため,長期化に備えてブースター接種を検討する必要がある。
—神経疾患患者に対するワクチンと副反応(2)—神経免疫疾患
著者: 小川諒 , 中島一郎
ページ範囲:P.899 - P.904
新型コロナウイルスが大流行してから2年以上経過しているが,終息する気配はない。2020年末よりウイルスに対するワクチンの接種が各国で進められ,本邦でも2021年2月に接種が開始された。新型コロナウイルスに対し高い有効性を示す一方で副反応や血栓症のリスクも報告されている。神経免疫疾患患者におけるワクチン接種と免疫抑制薬を使用している患者におけるワクチン接種について,現時点で判明していることを概説した。
—神経疾患患者に対するワクチンと副反応(3)—ワクチン接種後の血小板減少を伴う血栓症(TTS)
著者: 八木田佳樹
ページ範囲:P.905 - P.909
COVID-19ワクチン接種後の血小板減少を伴う血栓症(TTS)は,血小板減少症と血栓症をきたす疾患である。血小板第4因子に対する抗体が産生され,ヘパリン起因性血小板減少症と類似した病態を呈する。発症率はワクチン接種10万例に1例前後と非常に低いが,予防のためのワクチン副反応であることと死亡を含む重篤な状態となることから念頭に置くべき副反応である。TTSを疑った場合はすみやかに治療を開始することが必要である。
コロナパンデミック禍の医師のバーンアウト
著者: 小寺志保 , 木村百合香 , 久保真人
ページ範囲:P.911 - P.915
新型コロナウイルス感染症の流行により,医療従事者は多くの負担を強いられた。東京都のコロナ重点医療機関となった3病院を対象に,医師のバーンアウト調査を行った。日本版バーンアウト尺度では,従来の医師への調査より高い値を示した。とりわけ専門診療ができないことに対しての「やりがいのなさ」からバーンアウトの状態となっていた。この調査を基に,コロナパンデミック禍での医師のバーンアウトについて考察する。
総説
異常型タウの構造多型は多様なタウオパチー病理の形成に寄与する
著者: 樽谷愛理 , 長谷川成人
ページ範囲:P.919 - P.925
タウオパチー患者脳内に蓄積するアミロイド様線維に構造変化したタウは,神経細胞およびグリア細胞内で疾患を特徴付ける病理構造物を形成する。患者脳から抽出した異常型タウの構造学的・生化学的分類は,その構造多型の存在を裏付ける。またプリオン様伝播実験モデルにおいて疾患特徴的なタウ凝集および線維形成が再現されることは,異常型タウの呈する高次構造が多様なタウオパチー病理を決定づける因子であることを示唆する。
てんかん治療におけるペランパネルの臨床成績と特性に基づく治療選択
著者: 赤松直樹 , 兼本浩祐 , 前原健寿
ページ範囲:P.927 - P.937
ペランパネル(PER)は,てんかん患者の部分発作(焦点発作)に対する単剤・併用療法,強直間代発作(全般強直間代発作)に対する併用療法において,国内外で臨床成績が集積されてきた。それらのエビデンスから,PERが “broad spectrum”(広域スペクトラム)としての特性を備えている可能性が示唆されており,実際にミオクロニー発作などのさまざまなタイプの発作を有する症例において,PERの有効性が報告されている。そこで本論では,PERの最新知見を整理し,そのbroad spectrumとしての特性およびその特性に基づく治療選択について概説するとともに,症例に応じた最適なPER投与法についても言及した。
連載 脳神経内科領域における医学教育の展望—Post/withコロナ時代を見据えて・11
Dx時代の地域医療と臨床教育—変わること,変わらないこと
著者: 高村昭輝
ページ範囲:P.939 - P.941
はじめに
まず,はじめに地域医療とは何か? ここでは3次医療機関や大規模な2次医療機関ではない地域のプライマリ・ケアの現場で行われる医療と定義して話を進めたいと思う。医学の進歩に伴い大学病院を主とする医育機関で行われる医療は高度化・専門化してきている。また,そこでの医療における患者側のニーズも難しい疾患の診断や治療といった対応ということになる。これはこれで非常に重要である。
しかし,地域住民のうち,大学病院に受診するのはおおよそ0.5%,大学病院に入院するのは0.1%と言われている中で,大学病院で経験できるのは日本の医療におけるほんの一部であるということを医療者教育に携わる者は認識しておく必要がある。また,健康寿命に対する認識や予防医療へのニーズの高まり,そして医療経済学的側面から,国民の「病」ではなく,「健康」に焦点を当てた医療の必要性が指摘されるようになっている。これらの社会情勢を踏まえたうえで地域医療の現場で行われる臨床教育とはどうあるべきなのかを論じてみる。
臨床神経学プロムナード—60余年を顧みて・17
「脊髄性間歇性跛行」をめぐって:本邦初報告から久しく絶えた(1929〜1967)意外な理由
著者: 平山惠造
ページ範囲:P.942 - P.943
筆者が医学生の時代に(1950年代),「間歇性跛行」を外科の講義で聴いた。下肢動脈の閉塞性障害(Bürger病)によるもので,ビュルガーというと教わった。太平洋戦争終戦(1945年,昭和20年)以前の日本におけるドイツ医学教育の名残りであった。その後,BürgerはBuerger(バージャー)であり,戦前にはドイツにいたが,その後,米国に移ったと折に触れて聞いた。
「間歇性跛行」の歴史は古く,Charcot(1858)1)の記述に遡るが,それはさておき「脊髄性」間歇性跛行はDejerine(1906,1911)2,3)が,彼の門下生のSottas(1894)の学位論文4)に初めて記述させたものである。筆者が臨床神経学の道に進んで以来(1956〜),日本でこれを聞く機会はなかった。その後,Garcin教授のもとに留学して(1962〜1964),Salpêtrière病院での先生の毎日の廻診や外来でのconsultationの中で2回,これを耳にした。講義ではなく,consultationの中なので断片的であるが,1回目は「脊髄性間歇性跛行」がmyélomalacie(脊髄軟化症)の前駆症状を呈することがあること,2回目はCharcotの「有痛性」間歇性跛行1)と異なり痛みを生じることなく,脱力により歩けなくなること,が留学ノートに記されている。
書評
「ジェネラリストのための がん診療ポケットブック」—勝俣範之,東 光久【編】 フリーアクセス
著者: 上田剛士
ページ範囲:P.917 - P.917
ジェネラリストにとって心強い味方ができた。『ジェネラリストのためのがん診療ポケットブック』である。2人に1人はがんに罹患し,3人に1人はがんで死亡している時代において,がん診療はジェネラリストにとって避けることのできない分野である。患者・社会からのニーズも高く,この分野に臨むことはやりがいがあることは言うまでもない。その一方で,がん診療は壮大な学問であり,ジェネラリストが挑むにはいささかハードルが高かった。本書ではがん診療のメインストリームであろう薬物療法についてあえて深く踏み入らないことで,このハードルを一気に下げた。その代わりにジェネラリストが知りたい内容が盛りだくさんとなっており,がん薬物療法を普段行っていないジェネラリストのために特化した一冊である。
例えばがんの予防については患者からの質問も多く,ジェネラリストにとって知らなければならない知識の一つであるが,「がんの19.5%が喫煙による」「適度な運動はがん死亡リスクを5%下げる」などの具体的な記述は患者指導に大いに役立つであろう。また,がんのリスクとなる食品,リスクを下げる食品についても言及されている。がんを疑う徴候に関しても,例えば,Leser-Trélat徴候は3〜6カ月以内の急性発症で瘙痒感を伴うことが脂漏性角化症との違いなど,臨床的に重要な知識が詰め込まれている。
「レジデントのための小児感染症診療マニュアル」—齋藤昭彦【編】 フリーアクセス
著者: 谷口俊文
ページ範囲:P.918 - P.918
一人の成人内科専門医および感染症専門医としての視点で本書を読んでみた。青木眞先生の『レジデントのための感染症診療マニュアル』もそうだが,本書の最も読み応えのあるところは「総論」だ。小児と成人の感染症診療のアプローチははっきりと違う。ここでは「小児の免疫の特徴」に多くのページを使っている。これらの特徴をしっかりと把握することにより,成人とは違う病態の気付きなども得られる。また基礎的な病態生理にもかなりしっかりと触れられている。総論でここまでしっかりと網羅している感染症の本はなかなか見当たらない。それだけ小児感染症の実践で基礎的な知識が必要であるということなのだろう。
読み進めると,所々に散りばめられたメモ欄には,小児科ならではの疾患やクリニカル・パールが詰まっており,これを拾い読みするだけでも勉強になる。各論に入ると,さまざまな治療方法が感染症ごとにまとめられている。欧米で使用できる薬なども日本では使用できず,歯がゆい思いをされている先生方も,日本で小児感染症のトップランナーたちがまとめた実践的な抗菌薬使用方法は,読んでいても納得することができるのではないだろうか。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.833 - P.833
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.834 - P.834
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.948 - P.948
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.949 - P.949
あとがき フリーアクセス
著者: 三村將
ページ範囲:P.950 - P.950
私は今日の昼過ぎにベルギー・ドイツの駆け足出張から帰国して,いまこのあとがきを書いている。今回の出張は国際学会ではなくて,ルーヴェン大学,ケルン大学との共同研究の打ち合わせ会議だった。コロナ禍の時代に何も好き好んで海外に出かける必要はないではないか,ウェブ会議で十分用が足りるのではないかという意見もあろう。私自身そのことに反論するつもりはないし,リモートなら時間も費用も大きく節約できるのも事実である。しかし,その一方で,直に顔を合わせて対面することでしか得られない,感じ取れないものがあることも今回改めて実感した。
五木寛之氏の『大河の一滴』(幻冬舎)というエッセイの中に「面授」という言葉が出てくる。もともとは師と弟子がまのあたりに相対して,親しく仏法を授受するという仏教用語のようだ。人と人との対話においては,言葉そのものの力と,言葉ではない話し方,表情,身振り手振りなど,さまざまな要素が重要である。非言語的コミュニケーションということになるが,多くの教師が対面授業(最初と最後をはずすと「面授」になる)にこだわるのもそのあたりに理由があろう。最近はコロナ禍の影響で気がつくと朝から晩までウェブ会議をやっている日もあるが,何か印象が薄い気もする。これからのポストコロナの時代には,対面とリモートとを場面に応じてうまく使い分けていくことが重要だろう。
基本情報
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バックナンバー
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76巻10号(2024年10月発行)
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71巻6号(2019年6月発行)
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増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
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70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
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69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩