周期的な四肢の運動,身体全体の重心移動は,日頃無意識に行っているため,歩行は極めて原始的な機能のようにも思われる。しかし,さまざまな環境の中で歩行を支える神経機構は,大脳皮質も含む,階層的な調節系で極めて複雑な調節を行っている。本特集では,歩行を動的な環境の中で,動物が適応する環境-身体の一体化されたシステムと捉えて,げっ歯類,哺乳類,霊長類,ヒトなどさまざまな動物種に加えて多様な方法論での研究を紹介しながら,この分野における最新知見を提供する。また,神経系の疾患によってそのシステムが損なわれた際にどのようにして回復を目指すのか,人工神経接続やニューロリハビリテーション,そしてiPS細胞を用いた再生医療の取組みを解説する。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩74巻9号
2022年09月発行
雑誌目次
特集 動的環境への適応系としての歩行
呼吸・歩行のcentral pattern generatorsシステムと東洋系bodyworkによる医療応用の可能性—錐体外路系・体幹前進運動システムを考える
著者: 貫和敏博
ページ範囲:P.1053 - P.1059
呼吸法を基礎とする東洋系操体の神経機能学的背景は不明である。近年,遺伝子改変動物など分子生物学的手法により,進化的に旧いlocomotion central pattern generatorsである内側細胞柱などのmotor columnの同定と機能解析が進んだ。東洋系操体での二個体間身体反応にはlocomotion関連反応が見られる。本論では東洋系操体が錐体外路系・体幹前進運動システムに関与するとの仮説のもと,二個体間身体反応を考察し,進化レベルの異なる運動システムの重層的連携とその医療応用を議論する。
ドッグスポーツ・アジリティにおけるロコモーション
著者: 日暮泰男
ページ範囲:P.1061 - P.1066
アジリティはイヌの障害物競争とも呼ばれ,イヌが障害物をクリアする正確さと速さを競うスポーツである。競技会では,障害物は競技リングの中に複雑に置かれるため,イヌは大小さまざまなターンを繰り返し行う。本論では,アジリティに関する現在までの研究動向と筆者らの研究成果を紹介することで,アジリティに関する研究が四足動物に共通するロコモーションにおける動きの特徴の解明にどのように貢献するのかを明らかにする。
大脳基底核による姿勢と歩行の調節機構—パーキンソン病における病態生理メカニズム
著者: 高草木薫 , 高橋未来 , 福山秀青 , 野口智弘 , 千葉龍介
ページ範囲:P.1067 - P.1079
姿勢と歩行は,状況に即した行為の習得とその自動的遂行,いわゆる,習慣の形成に必須の運動機能である。習慣の獲得には,大脳(基底核)とこれに作用するドーパミンが極めて重要な役割を担う。パーキンソン病では姿勢と歩行の障害に加えて,習慣の遂行能も衰える。本論では,脳幹と大脳皮質による姿勢と歩行の制御に及ぼす基底核の作用について解説するとともに,パーキンソン病における姿勢と歩行障害の病態生理メカニズムを考察する。
マウス歩行リズムの生成機構と神経機構
著者: 木津川尚史 , 広兼浩二朗
ページ範囲:P.1081 - P.1085
連続運動においては,反復動作の時間軸上での配置計画が必要となる。連続運動のメカニズムと神経基盤の理解のために,複雑な連続ステップ走行をマウスに訓練し,反復される足の動きと神経活動を記録した。マウスの運足は,足場ペグに対してより周期的に反復していることが明らかになった。また,線条体からはさらに周期的に活動する神経活動が記録され,複雑な入力をよりリズミカルに変換しているなどの可能性が示された。
大脳皮質による歩行中のステップの制御—障害物を回避するために
著者: 中島敏
ページ範囲:P.1087 - P.1093
歩行中に視覚を手掛かりとして随意的にステップを調節するためには大脳皮質の関与が必須である。本論では1980年代から現在までにネコを用いた実験系で得られた一次運動野,頭頂連合野,高次運動野についての知見を順に紹介し,頭頂連合野-高次運動野からなるネットワークが障害物と自己との時空間的関係や障害物の形状についての情報を筋シナジーを駆動する信号に変換する計算を行い,一次運動野がその信号を出力するという見方を述べる。
ニホンザルの四足歩行と二足歩行に伴う姿勢制御
著者: 中陦克己 , 望月圭 , 日暮泰男
ページ範囲:P.1095 - P.1100
二足直立姿勢は四足立位に比べて不安定である。ヒト二足歩行制御機序の核心は,中枢神経系がこの不安定性をどのように克服するのかにある。四足動物のニホンザルは状況依存的に二足で歩く。加えて大脳機能がヒトと同様に発達している。この動物の生体信号を二足歩行と四足歩行で比較すれば,直立姿勢の不安定性を補償する中枢機序を抽出できる。このことは霊長類以外の四足動物からヒトに至る歩行機序の系統的理解に有用である。
ニューロリハビリテーションからみた適応的歩行
著者: 森岡周
ページ範囲:P.1101 - P.1109
近年,歩行の神経機構や運動機能回復のメカニズムが明らかにされ,そうした知見をリハビリテーションの臨床に活かす試みがある。ニューロリハビリテーションとは神経科学の知見をリハビリテーションの臨床に活かす試みであり,本論ではニューロリハビリテーションからみた適応的歩行と題して概説した。特に,脳卒中後に生じる歩行障害に着目し,その特徴,ならびにニューロリハビリテーションの戦略を網羅的に解説した。
人工神経接続を用いた脳・脊髄損傷後の身体運動機能の再建
著者: 田添歳樹 , 西村幸男
ページ範囲:P.1111 - P.1116
人工神経接続の技術は,コンピューターを用いて神経・筋構造間に人工的な神経連絡路を構築することができる。筆者らの一連の研究では,この人工神経接続によって以下の3つが可能になることが示されている。1)脳卒中や脊髄損傷によって喪失した随意運動を生成するための神経経路を代償する。2)人工神経接続でつないだ神経がそれまで持っていなかった機能を新たに付与する。3)人工神経接続によってつないだ神経構造間にある既存の神経経路に可塑変化を誘導する。本論ではこれらの事象の起こる生理学的背景を解説するとともに,脳卒中や脊髄損傷によって障害された随意歩行機能の再建および回復を促す人工神経接続の神経メカニズムを紹介する。
脊髄損傷へのiPS細胞を用いた新規治療法
著者: 近藤崇弘 , 岡野栄之
ページ範囲:P.1117 - P.1122
筆者らは,神経幹細胞移植による脊髄損傷の再生医療の開発を長年行っており,ついにヒトiPS細胞由来神経前駆細胞を用いた亜急性期脊髄損傷の再生医療Phase I-IIa試験(臨床研究)の “First-human-trial” を開始した。また,幹細胞移植による治療メカニズムの研究も世界中で行われており,本論ではこれまでに明らかになってきた治療メカニズムと,iPS細胞による最新の知見について概説する。
総説
大脳皮質の領野間連合回路の形成機構
著者: 岡雄一郎
ページ範囲:P.1125 - P.1133
大脳皮質の同側の機能領野間を直接結ぶ神経回路(連合回路)はヒトを含む霊長類で特に発達しており,高度な認知機能を担っていると考えられている。また,発達障がいなどの疾患とこの回路の異常の関連も指摘されている。本論では,回路形成初期における連合回路の軸索の伸長過程の解析結果を中心に,発生・発達期における連合回路の形成機構についての現在の知見と今後の展望をまとめる。
連載 脳神経内科領域における医学教育の展望—Post/withコロナ時代を見据えて・13
医療安全とシミュレーション教育
著者: 冨田泰彦
ページ範囲:P.1135 - P.1139
シミュレーション教育の必要性
1999年,米国医療の質委員会が米国での医療過誤の分析を行った結果を基に『To err is human』を発刊した1)。その中で医療過誤による患者死亡の多大さが公表され,医療におけるシミュレーション教育の重要性が指摘された。日本においても同じ時期に医療過誤の実例報道が続き,医療機関の医療安全管理体制を整備しつつ,国をあげての対策がとられた。このような流れの結果,医療現場での教育や研修の見直しや取り組みがなされるようになった2)。
シミュレーションという教育手法は,臨床的知識や技能の修得のみならず,チーム医療でのコミュニケーションの向上や臨床的判断力などを身につけるための教育ツールとして,認識されている。医療安全の観点で見ると,シミュレーション教育では,危機的状況,ピットフォールや失敗さえも模擬体験できるという利点がある。さらにEBMに基づくガイドラインに準拠したシミュレーショントレーニングを実施することで,臨床トレーニングの標準化につながり,その結果,医療の質の向上に貢献することになる。
臨床神経学プロムナード—60余年を顧みて・19
神経内科看護は特有な看護体系である—内科看護,外科看護とは異なる第三の看護
著者: 平山惠造
ページ範囲:P.1140 - P.1141
表題冒頭の「神経内科看護」は,著者らの共著の書名1)でもある。その「まえがき」に筆者の実体験として,次のように書いている(一部改変)。「私が臨床神経学の道を歩み始めた昭和30年代の前半(1950年代後半)は,内科病棟の中で内科全般の患者と一緒に神経疾患患者を受け持ち,一,二の看護婦と論議し,よいと思われる看護や処置をするもので,神経疾患特有の看護体系などは全くなかった。7,8年を経て,虎の門病院で神経内科の病棟を担当することになり(註:病棟が専門別に編成),それ専属の看護婦が配置されるようになったが,希望者は微々たるものであった。その最大の理由は(中略)屎尿の始末と褥瘡の処置が神経疾患患者の看護であるかの如くに誤解されていた。(中略)そこで毎週一回,夕方の何時間かをさき,神経内科の看護についての講義と,実技についての意見交換を行い,神経内科に対する理解を深めてもらった。その結果,神経内科病棟勤務の希望者が増加したのとともに,看護が長足に向上していった。(以下略)」
書評
「チーフレジデント直伝! デキる指導医になる70の方法—研修医教育・マネジメント・リーダーシップ・評価法の極意」—野木真将,橋本忠幸,松尾貴公,岡本武士【著】 フリーアクセス
著者: 志水太郎
ページ範囲:P.1123 - P.1123
本書の役割は,巻末の対談で野木真将先生が仰っている「みんなの(リーダー育成のための解決法に対しての)共通認識を広げ,育てるツールとして役立ってほしい(p.331)」という言葉に集約されていると感じます。日米の伝統的なチーフレジデント制度を持つ研修病院でチーフレジデントを経られたメンバーらが,指導医として,ミドルレベルのマネジャーとして,教育者としてどのようなことに気を付けながら診療・教育・マネジメントを実践していけばよいかを指南してくださっています。しかし,押しつけのような形ではなく,ソフトな語り口調で,“研修教育をしたことがない”“自信がない”という読者の皆さまにも,入りやすい構成になっているのではないかと思います。
「臨床研究 21の勘違い」—福原俊一,福間真悟,紙谷 司【著】 フリーアクセス
著者: 香坂俊
ページ範囲:P.1124 - P.1124
Critical Appraisalはしばしば「批判的吟味」と訳される。医療の現場では「論文やエビデンスを簡単に使用するな!」という否定的なニュアンスで用いられることが多いが,個人的には「エビデンスを構築してくれた研究者達に敬意を払いつつも,油断はしない」というように,すこし柔らかいニュアンスでとらえても良いのではないかと考えている。
このCritical Appraisalであるが,以前は研究を嗜む人たちのための高尚な技能のような位置付けで,学会などで壇上の先生方の意見などを伺いながら,なるほどこういうふうに考えるのかなどと構えていればよかった。しかし最近は,わりとキャリアの早い時期に「身につけなくてはならない技術」という位置付けになってきている(ちょうど問診・診察やカルテ記載の技法のように)。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.1049 - P.1049
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.1050 - P.1050
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.1146 - P.1146
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1147 - P.1147
あとがき フリーアクセス
著者: 神田隆
ページ範囲:P.1148 - P.1148
本誌7月号はCOVID-19感染症の2回目の特集号でした。読者の先生方ももうお読みになられましたでしょうか。この文章を書いている最中も第7波はとどまることを知らず,私の住んでいる山口県でも,近隣の病院,老健施設などでクラスター感染が相次いでいます。以前のデルタ株と比較すると重症者の割合が明らかに低いのが不幸中の幸いですが,感染者の母数が増えてくれば重症者の数もうなぎ上りになって病床を圧迫するのは確実,この号が出る頃には収束の方向に向かっていることを祈るばかりです。
一方で,以前のような厳密な外出制限はかからず,徐々にですが対面での講演会,会議も増加しつつあります。とは言っても,ほとんどのものはWebで済まされていますね。私はCOVID-19パンデミック以前には,宇部と東京との間を平均して月4〜5往復,多い月で7往復していました。私が東京で勤務していた頃は,地方大学の教授がしょっちゅう東京で活躍されているのを見て,「この先生方は地元で本当にお仕事ができているのだろうか」などと軽口を叩いていたものです。しかし,実際に自分がその立場になってみると,会議などの実質的なことはもちろんですが,東京という全国から人が集まる場所で,対面で他分野の人と交流する機会を持つことが教授の職務としてとても重要なことがよくわかりました。この3年間でその機会はほぼ消滅しました。私自身は週末ゆっくり自宅で休養ができる時間が増えて,この小文も自宅の書斎でゆっくり書けて(以前は大体飛行機での移動中に書いていました)よかったとも言えるのですが,COVID-19パンデミックが終息したあと,以前と同じ形は決して復活しないでしょうね。
基本情報
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バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
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76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
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特集 脳神経内科医に求められる移行医療
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74巻4号(2022年4月発行)
特集 脳科学リテラシーを高めるために
74巻3号(2022年3月発行)
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特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
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特集 皮質性小脳萎縮症へのアプローチ
72巻8号(2020年8月発行)
特集 サルコイドーシス
72巻7号(2020年7月発行)
増大特集 神経倫理ハンドブック
72巻6号(2020年6月発行)
特集 前頭側頭葉変性症の今日的理解
72巻5号(2020年5月発行)
特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
72巻1号(2020年1月発行)
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
71巻12号(2019年12月発行)
特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
増大特集 ALS2019
71巻10号(2019年10月発行)
特集 認知症と遺伝
71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
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71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
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71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
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71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
71巻2号(2019年2月発行)
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71巻1号(2019年1月発行)
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70巻10号(2018年10月発行)
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70巻9号(2018年9月発行)
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70巻7号(2018年7月発行)
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70巻3号(2018年3月発行)
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70巻1号(2018年1月発行)
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68巻10号(2016年10月発行)
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68巻7号(2016年7月発行)
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68巻6号(2016年6月発行)
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68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩