アロスタシスとは,内外の環境変化に合わせて脳-身体にある多数の調節システムが相互作用しながら身体内部環境を予測的に調節することで,効率よく環境に適応しようとする動的なシステムである。これは定常状態を目標とするホメオスタシスとは対照的に,変動により安定性を獲得するというもので,生理学的調節の新しいモデルとして注目されている。例えば,心拍変動や内受容感覚を媒介とした感情もアロスタシスの現れとして理解することができる。またアロスタシスの特徴として,ストレスが免疫反応を変化させるように,異なる階層の脳-身体調節系同士を関連付ける横断性が挙げられる。本特集ではこのようなアロスタシスの概念をさまざまな視点から紹介しながら,脳と身体,さらには脳と環境の関係性を捉え直してみたい。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩75巻11号
2023年11月発行
雑誌目次
特集 アロスタシス—ホメオスタシスを超えて
アロスタシスとホメオスタシス—神経生理学の観点から見た動的適応系
著者: 虫明元
ページ範囲:P.1189 - P.1196
ホメオスタシスは,内的環境の定常状態を目指すよく知られた生理学的原理である。一方でアロスタシスは,予測制御に基づいて,制御効率を上げるために内部環境の設定値そのものを動的に調節する比較的歴史の浅い生理学の原理である。アロスタシスの概念は,神経科学の分野の進歩とともに発展し続けている。この概論では,神経科学におけるいくつかの新しい知見を紹介し,アロスタシスの概念を,認知,体性,自律神経系の相互調節として拡張する。このように,生体システムは,自分自身を変化させることによって,外部環境および内部環境に適応しているのである。
内受容感覚・意思決定・感情の統合—予測的処理としてのアロスタシス
著者: 大平英樹
ページ範囲:P.1197 - P.1203
アロスタシスは身体状態を変化させ安定を図るメカニズムである。近年,アロスタシスは,脳は内的モデルによる予測を生成することで環境に適応していると主張する予測的処理の立場から再概念化されている。これにより,恒常性の維持,意思決定,感情や意識などを統合的に説明できる。この理論について実証的な証拠も提唱されつつある。本論では,アロスタシスの予測的処理の理論,最近の研究知見,今後研究すべき課題を紹介する。
神経内分泌からみたアロスタシスとレジリエンス
著者: 高柳友紀 , 尾仲達史
ページ範囲:P.1205 - P.1209
レジリエンスは困難な状況や逆境を乗り越える力(回復力)を示す言葉で,アロスタシスの視点で考察すると,アロスタシスを適切に関与させ,アロスタティック負荷/過負荷に至らせない,あるいはそこから恒常性を取り戻す能力のことである。この一連のストレス適応システムにオキシトシンが関わっている可能性が示されてきている。本論では内外環境の変化に応答するオキシトシンとその作用,レジリエンスの調節について論じる。
IoT計測によるアロスタティック負荷の検知と応用
著者: 竹内皓紀 , 岸哲史 , 中村亨 , 吉内一浩 , 山本義春
ページ範囲:P.1211 - P.1217
アロスタティック負荷とは外界からの慢性的・反復的な作用(心理的ストレスなど)によって身体システムが脆弱化した状態であるとともに,病的状態への遷移につながるリスク状態とみなすことができる。本論では,既存のアロスタティック負荷の評価指標の概説に加えて,IoT(Internet of Things,モノのインターネット)計測に基づく日常生活下での脆弱状態の検知と制御の可能性について述べる。
ロボットによる社会的アロスタシスの調節
著者: 佐藤弥 , 神原誠之
ページ範囲:P.1219 - P.1223
社会的相互作用により心理生理状態(例えば情動)が調節されるプロセス「社会的アロスタシス」が注目される。しかし,必ずしも万人が適応的な社会関係を得られるわけではない。この問題の解決で期待されるのが,ロボットの活用である。本論では,ロボットとの社会的相互作用によりヒトの心理生理状態が調節されると実証するわれわれの3研究を紹介する。知見は,ロボットが社会的アロスタシスの調節に役立つ可能性を示唆する。
慢性疼痛とアロスタシス—グリア細胞の役割
著者: 津田誠
ページ範囲:P.1225 - P.1229
体性感覚神経系の傷害や疾患によって神経障害性疼痛という慢性疼痛が発症する。最近,この慢性疼痛モデルマウスを用いた研究から,神経損傷後に脊髄で出現するCD11c陽性ミクログリアが疼痛症状の寛解に重要な細胞として特定された。本論では,神経損傷後のミクログリアの状態変遷と,CD11c陽性ミクログリアによる神経障害性疼痛に対するアロスタティックな制御機構について概説する。
心拍変動とアロスタシス
著者: 湯田恵美
ページ範囲:P.1231 - P.1237
本論では,従来の自律神経と脳心臓軸研究,そして近年の日常活動下における生体計測とビッグデータ解析に焦点を当てて,心拍変動のパターンとアロスタシスのメカニズムについて概説する。日常活動下における生体計測の重要性や,心電図ビッグデータを分析する新しいデータ駆動型研究の成果を通じて,生体信号を活用した新たな洞察を提供する。
アロスタシス機構の設計原理—自由エネルギー原理
著者: 乾敏郎
ページ範囲:P.1239 - P.1243
決められた範囲内に内臓の状態を維持するホメオスタシスが機能しなくなる前に身体状態を調節する機能が必要であり,これがアロスタシスである。自由エネルギー原理の観点からは,内部状態をアトラクタ状態の集合の範囲内にとどまらせたいという期待を階層的な予測機構によって実現していると言える。本論では,アロスタシスを実現する神経機構ついて自由エネルギー原理に基づき議論する。
内受容感覚を媒介とするアロスタシスと感情
著者: 寺澤悠理 , 是木明宏
ページ範囲:P.1245 - P.1250
心拍や呼吸などの身体状態の大きな変化である情動反応を感じることは,嬉しさやつらさといった主観的な感情に影響を及ぼしている。この関係性を結ぶ役割を果たすものとして,内受容感覚が注目されている。身体状態の変化や制御に関する脳内の予測的符号化モデルは,内受容感覚の生起と密接に関わるとともに,アロスタシスとも強い関連がある。本論では,内受容感覚を媒介として感情をアロスタシスの観点から捉える視点を紹介する。
内受容感覚とアロスタシスからみた精神疾患
著者: 是木明宏 , 寺澤悠理
ページ範囲:P.1251 - P.1257
古典的なアロスタシスの概念はストレスに対する動的な適応能として提唱され,その機能への過剰な負荷は適応反応症として現れ,さらにはさまざまな精神疾患を引き起こし得る。また近年のアロスタシスの概念は生理的変化のみならず行動的変化をも説明し,さらに内受容感覚は感情のみならず自己感との関係性が近年注目されているが,このような近年の概念拡張およびその異常が統合失調症の症状理解に役立つ可能性がある。
総説
大脳前頭葉の階層的意思決定機構
著者: 松坂義哉
ページ範囲:P.1259 - P.1265
われわれの行動は無意識的な行動から意識的な制御を伴う行動まで多くの階層があり,おのおの異なる神経機構が対応している。大脳前頭葉には多数の皮質運動野が存在し,高度に自動化した運動の遂行から内外の情報に基づく意識的な行動の制御まで役割を分担している。また前頭前野の内側部は行動の決定則自体の選択というより概念的なレベルでの意思決定に関与し,前頭葉内部に階層的な意思決定機構が存在することが明らかになりつつある。
連載 医師国家試験から語る精神・神経疾患・11
目に見えない脅威—酸素欠乏
著者: 藤田眞幸
ページ範囲:P.1267 - P.1273
36歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。夏季に作業のため穀物貯蔵タンク内に入ったところ,間もなく意識を消失して倒れた。作業前に普段と変わったところはなく,所持品に不審なものもなかった。救急隊接触時,全身にチアノーゼを認め,SpO2 88%であった。来院時の意識レベルはJCSⅢ-300。体温37.2℃。心拍数108/分,整。血圧132/90mmHg。呼吸数16/分。SpO2 100%(リザーバー付マスク10L/分 酸素投与下)。心音と呼吸音とに異常を認めない。皮膚は湿潤しており,血管拡張は認めない。血液所見:赤血球530万,Hb 16.0g/dL,白血球6,000。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dL,AST 30U/L,ALT 32U/L,CK 22U/L(基準30〜140),尿素窒素16mg/dL,クレアチニン1.1mg/dL,Na 142mEq/L,K 3.8mEq/L,Cl 102mEq/L。心電図と胸部エックス線写真とに異常を認めない。
最も考えられる病態はどれか。
a 一酸化炭素中毒
b 酸素欠乏症
c シアン化水素中毒
d 熱中症
e 硫化水素中毒
(第111回D47 正解b)
お知らせ
時実利彦記念賞 2024年度募集要領 フリーアクセス
ページ範囲:P.1250 - P.1250
趣旨 脳研究に従事している優れた研究者を助成し,これを通じて医科学の振興発展と日本国民の健康の増進に寄与することを目的とする。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.1185 - P.1185
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.1186 - P.1186
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.1278 - P.1278
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1279 - P.1279
あとがき フリーアクセス
著者: 虫明元
ページ範囲:P.1280 - P.1280
本号はアロスタシスの特集号で,1つ総説を寄稿した。アロスタシス,そしてホメオスタシスの概念が近年拡大している傾向を伝えたかった。その中で十分触れられない項目があり,このあとがきで少し述べてみたい。
ホメオスタシスもアロスタシスも個人の中での生理学的調節機構として捉えられてきた。しかし,その意義を捉え直す研究が現れてきている。それがAikaterini Fotopoulou & Manos Tsakirisによるメンタライジングホメオスタシスという概念である(Neuropsychoanalysis 19: 3-28, 2017)。この概念によれば,人は身体を通じて社会心理的側面と恒常性維持が結びついている。マズローの欲求5段階説でも,まずは生理的欲求,ついで安全欲求,社会的欲求と続く。例えば,生後すぐにホメオスタシスなどは重要で,個体が自分の身体状況に気づき,適切にその生理的欲求を他者に伝えるために,内感覚への気づき,すなわちメンタライジングが求められる。ただし,当初は難しく経験による学習が必要である。
基本情報
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68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
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67巻7号(2015年7月発行)
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67巻5号(2015年5月発行)
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66巻7号(2014年7月発行)
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特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
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特集 日常生活の脳科学
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特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
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特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
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特集 生物学的精神医学の進歩
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特集 iPS細胞と神経疾患
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特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
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特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
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特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩