てんかん治療の基本は薬物療法であるが,20〜40%の割合で存在するとされる薬剤抵抗例では外科治療が必要になる場合もある。また小児や高齢者のてんかんでは成人例と臨床的特徴が異なる点も多い。このようにてんかんの病態は多様であり,診断の多くは問診を手がかりとしているため,正確な診断や分類は容易ではない。そうしたことから,てんかん診療には脳神経内科-脳神経外科-精神科-小児科を横断した学際的な知見が求められる。てんかん診療のエッセンスを凝縮した本特集で包括的な視点をアップデートしてほしい。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩75巻4号
2023年04月発行
雑誌目次
特集 All About Epilepsy
てんかんの診断・分類—てんかん診療における思考過程
著者: 川口典彦 , 寺田清人
ページ範囲:P.291 - P.296
てんかんは発作を繰り返す慢性疾患であり,大脳の神経細胞が過剰に興奮するために発作性の症状が生じると定義される。その病因(原因)はさまざまで,多彩な併存症を有する。本論では,てんかんの診断と分類,てんかん症候群についてILAEの診断基準に基づいて解説する。また,具体例を挙げて,てんかんの診断プロセスについて解説する。てんかん発作では脳機能の一過性の変容が生じており,その診断や焦点推定においては脳機能局在やてんかん性活動の伝播様式などの知識に基づいて病歴聴取を行い,発作症候を解釈することが重要である。てんかん診療に際して,薬物や外科治療のみならず,てんかんの正確な診断においても高い診療能力・問診力が求められる。
小児のてんかん
著者: 小國弘量
ページ範囲:P.297 - P.301
小児てんかんの特徴は,発達年齢ごとに特異なてんかん症候群が存在することである。この「年齢依存性」てんかん症候群の中でも,有病率の高い自然終息性てんかん群と,有病率は低いが予後不良である薬剤抵抗性てんかん群の存在が特徴的である。後者の多くは乳児期早期よりてんかんを発症し,発達性てんかん性脳症へ進展するとともに知的・運動能力障害を併存する。また軽快することなく成人期へ移行し,包括的な診療が必要となる。
てんかんをもつ女性の妊娠・出産
著者: 田久保陽司 , 根本隆洋 , 渡辺雅子
ページ範囲:P.303 - P.306
てんかんをもつ女性は妊娠可能年齢をむかえるにあたり,抗発作薬による催奇形性や子どもの神経発達症に与える影響を考慮し,安全で効果的な治療をしなくてはならない。さらに,妊娠前から産後にかけて切れ目のないケアを実現するためには多機関,多職種における協働が必要となる。多職種の専門知識を活用していくとともに,診療ガイドを用いて基本的知識を共有し,妊娠前からプレコンセプションケアを行うことが重要である。
自動車運転とてんかん
著者: 渡邊さつき , 松尾幸治
ページ範囲:P.307 - P.310
てんかんのある人にとって自動車運転の可否は重要な問題である。医師は道路交通法を理解し,適切な助言や運転指導を行う必要がある。患者の運転適性は,意識障害や運動障害を伴う発作が2年以上ないことが求められる。初回の非誘発性発作の場合は法的な規定はないが,6カ月間を目安として経過観察をする。てんかん発作があり,運転しないよう指示を受けたにもかかわらず患者が自動車運転を続けた場合,医師は任意の届け出が可能で,それは守秘義務違反とならない。
高齢者のてんかん—臨床と最近の知見
著者: 曽根大地
ページ範囲:P.311 - P.315
超高齢社会へ突入した本邦において,適切な高齢者医療・福祉の提供は喫緊の課題である。本論では,高齢者てんかんの臨床と最近の知見を概説する。高齢者てんかんでは,軽微な発作症状や脳波所見に注意が必要で,鑑別も多岐にわたる。治療は薬物療法が中心で,比較的発作抑制が得られやすい。原因は認知症や脳血管障害などが挙げられるが,明らかな原因が不明な例も多い。運転免許やスティグマなどの心理社会的問題も重要課題である。
症候性てんかん
著者: 齋藤正範
ページ範囲:P.317 - P.321
症候性てんかんの概念を歴史的に通覧し,構造的,感染性,代謝性,免疫性の原因があるてんかんを症候性てんかんとして取り上げる。構造的病因としては脳血管障害,脳変性疾患(海馬硬化を含む),腫瘍,外傷が挙げられる。原因別分類上,世界において患者数が最も多いのは感染性てんかんである。代謝性てんかんは年齢により原因が異なる。免疫性てんかんの原因となる自己抗体が近年相次いで発見されている。
てんかん性健忘
著者: 鵜飼克行
ページ範囲:P.323 - P.327
「てんかん性健忘」の範疇で,認知症高齢者の増加に伴い重要な病態と認識されつつある「一過性てんかん性健忘(transient epileptic amnesia:TEA)」,それに高率で合併する「accelerated long-term forgetting(加速的長期健忘)」,「autobiographical amnesia(自伝的健忘)」,さらにTEA症候群の概念を拡張した「一過性てんかん性健忘複合症候群(TEA complex syndrome:TEACS)」の定義やその意義,もう1つの重要な病態である「アルツハイマー病類似てんかん性認知障害(epileptic cognitive impairment resembling Alzheimer disease:ECI-A)」について,自験例を挙げて解説した。
一般診療における心因性非てんかん発作
著者: 尾久守侑
ページ範囲:P.329 - P.333
心因性非てんかん発作(psychogenic non-epileptic seizures:PNES)はてんかん「じゃないほう」というニュアンスから定位される疾患概念である。脳波だけではてんかんかPNESかはっきりしない症例の場合,発作様式や経過から「てんかんらしくない」と見積もったとしても,診療に習熟していない場合はわずかな「てんかんらしさ」を不安に思い,診療の方向性がぶれやすくなる。そのぶれやすさを患者本人の心理力動との相互作用の産物と考えることが治療においては重要である。
てんかん原性脳病変の外科病理—皮質異形成と腫瘍
著者: 柿田明美
ページ範囲:P.335 - P.339
てんかん外科の対象となる脳病変として皮質異形成と腫瘍の頻度が高い。限局性皮質異形成II型は,神経細胞の配列が顕著に乱れ異型細胞を伴う。mTOR情報伝達系分子の体細胞変異が知られている。腫瘍の代表的組織型は,膠神経細胞および神経細胞系腫瘍である。胚芽異形成性神経上皮腫瘍や神経節膠腫など多くの組織型が認識されている。近年,各組織型を特徴付ける分子病理学的知見が報告されている。
難治性てんかんとその対応
著者: 岩崎真樹
ページ範囲:P.341 - P.345
2種類以上の抗てんかん薬(抗発作薬)を十分に用いてもてんかん発作が1年以上抑制されないときは薬剤抵抗性てんかんと判断し,てんかんセンターへの連携を検討する。てんかんセンターの重要な診療機能には長時間ビデオ脳波モニタリングとてんかん外科があり,てんかん診断の見直しや外科適応の検討が行われる。わが国は,人口あたりのてんかん外科実施件数が米国の約40%にとどまっており,てんかんの診療連携推進が望まれる。
てんかんの薬物療法
著者: 神一敬
ページ範囲:P.347 - P.351
てんかん治療の基本は薬物療法であるが,焦点発作・焦点てんかんと全般発作・全般てんかんでは薬剤選択が異なる。実臨床では発作型および病型を考慮し,診療ガイドラインやエキスパートオピニオンを参考にして,治療薬が選択される。近年,忍容性が高い点,薬物相互作用が少ない点で優れているレベチラセタム,ラモトリギンが第一選択薬として推奨されている。ラコサミド,ペランパネルが選択される機会も増えてきている。
てんかんに対する外科的アプローチ
著者: 井林賢志 , 川合謙介
ページ範囲:P.353 - P.357
てんかんに対する外科的治療は,特に薬剤抵抗性てんかんにおいてその有効性を支持するエビデンスが確立している。近年は検査手法の進歩や治療モダリティの増加により,欧米を中心に治療選択肢も増えてきた。これらの一部は本邦未導入であるが,てんかんに対する外科治療の恩恵を享受する患者が1人でも増えることを念頭に,現状のてんかん外科治療の選択肢の概要とこれまで蓄積しているエビデンスを整理しアップデートする。
てんかん患者とその家族が日常生活において求めること
著者: 林泰臣
ページ範囲:P.359 - P.363
てんかん患者は,運転免許や仕事,妊娠や出産,薬の副作用などさまざまな悩みを抱えているが,発作の程度が軽減されることを強く望んでいる。抗てんかん薬による発作の程度の軽減は社会生活を営むうえでとても重要である。そのためには,てんかんのある人のQOLの向上を考えるうえでも正確な発作管理が求められる。その課題解決の一助とすべく,てんかん発作をその場で簡単に記録するスマートフォンアプリ「nanacara(ナナカラ)」を作り上げた。
総説
高次脳機能の理解に向けた次世代ケモジェネティクス法の開発
著者: 松岡佑真 , 柏俊太朗 , 堂浦智裕 , 清中茂樹
ページ範囲:P.367 - P.374
高次脳機能の理解に向けて,動物個体レベルで特定の神経細胞の活動を制御可能なケモジェネティクスなどの細胞操作技術が注目されている。しかし,既存法では神経細胞に存在しない人工受容体を用いるため,神経細胞が有する本来の機能を観察できていない可能性がある。本論では,筆者らの研究を中心に,特定の神経細胞に内在する標的受容体の制御を可能とする「分子標的ケモジェネティクス」に向けた最新の細胞操作技術を述べる。
てんかん患者の精神症状とその対応—新規抗てんかん発作薬の有害事象としての精神症状の特徴
著者: 兼本浩祐 , 西田拓司 , 長谷川直哉
ページ範囲:P.375 - P.389
てんかん患者の診療では,さまざまな要因による精神症状の発症にしばしば遭遇する。新規抗てんかん発作薬(antiseizure medication:ASM)のうち,ペランパネル(perampanel:PER),レベチラセタム(levetiracetam:LEV),トピラマート(topiramate:TPM)は,有害事象としての精神症状の頻度が比較的高いことが報告されている。しかし,その精神症状は同一ではなく,PERおよびLEVはいらいら・攻撃性などの精神症状に特徴があり,TPMはうつ病や統合失調症などの症状を発症する。てんかん治療においては,これらの特徴を理解したうえで,適切に対応する必要がある。
連載 医師国家試験から語る精神・神経疾患・4
境界性パーソナリティ障害
著者: 白波瀬丈一郎
ページ範囲:P.391 - P.394
25歳の女性。異性関係や職場の人間関係のトラブルがあるたびにリストカットを繰り返すため,母親に伴われて精神科を受診した。本人はイライラ感と不眠の治療のために来院したという。最近まで勤めていた職場は,複数の男性同僚と性的関係をもっていたことが明らかとなり,居づらくなって退職した。親しい友人や元上司に深夜に何度も電話をかけるなどの行動があり,それを注意されると,怒鳴り散らす,相手を罵倒するなどの過激な反応がみられた。相手があきれて疎遠になると,SNSで自殺をほのめかし,自ら救急車を呼ぶなどした。一方,機嫌がよいと好意を持っている相手にプレゼントしたり,親密なメールを何度も出したりするなど感情の起伏が激しい。
この患者にみられることが予想される特徴はどれか。
a 繰り返し嘘をつく。
b 第六感やジンクスにこだわる。
c 慢性的な空虚感を抱えている。
d 完全癖のため物事を終了できない。
e 自分が注目の的になっていることを求める。
(第115回D28)
書評
「トップジャーナルへの掲載を叶える ケースレポート執筆法」—向川原 充,金城光代【著】 フリーアクセス
著者: 廣澤孝信
ページ範囲:P.365 - P.365
臨床のベッドサイドにはさまざまな学びがあります。しかし多くの場合,日常診療の多忙さから学術的なアウトプットとしての集合知よりも,無意識も含む現場レベルの経験として蓄積される場合が多いのではないでしょうか。ケースレポート(症例報告)のエビデンスレベルは必ずしも高くはありません。また,多忙な臨床業務の合間にアウトプットとして形にするのは決して容易なことではないでしょう。しかし本書でも述べられている通り,ケースレポートには執筆を通じて疾患の理解を深め,自らの臨床能力を高められる意義があります。アクセプトされれば学びを読者と共有でき,報告した症例の重要性を再認識させてくれることでしょう。
私は,大学の総合診療科に所属する医師として,医学生から後輩,同僚までさまざまなレベルの方々の相談を受けたり指導したりする立場にあり,ケースレポートの執筆や発表もコラボレーションしてきました。こうした経験から,ケースレポートを書くための着想を得る時点から,執筆,投稿,受理までの全体の流れを示して伝える難しさを感じていました。その全体像を見事に示してくれるのが本書です。例えば,臨床経験と執筆経験を「2×2」で図式化して,執筆スケジュールを例示した図をはじめ,数々の掲載図によって,頭で漠然と考えている内容が明快に図式化・言語化されるので,とても役に立ちます。
「末梢神経障害—解剖生理から診断,治療,リハビリテーションまで」—神田 隆【編】 フリーアクセス
著者: 井上聖啓
ページ範囲:P.366 - P.366
多くの方々にとって,末梢神経と中枢神経の区別は必ずしも正確に認識されていないのではないでしょうか。私が講義などでまず学生に言うことにしているのは,末梢神経系とはシュワン細胞,結合組織が神経細胞を包囲している箇所で,一方,中枢神経系とはオリゴデンドロサイト,アストロサイトが周りにある部分と教えています。
この定義に従えば,ニューロンの中には,中枢神経系の部分もあれば,同時に末梢神経系に属する部分もあることになります。例えば第1次感覚ニューロン,第2次運動ニューロン,自律神経節前線維などはそれにあたります。末梢神経というと“末梢の部分”という先入観でうやむやにされたり,二義的にとらえられたりしがちなのは残念なことであると同時に,神経系の理解を不十分なものとするゆえんでもあります。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.287 - P.287
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.288 - P.288
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.400 - P.400
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.401 - P.401
あとがき フリーアクセス
著者: 虫明元
ページ範囲:P.402 - P.402
てんかんの特集号ということで,以前に「芸術家と神経学」の特集(2021年12月号)でドストエフスキー(Фёдор Михáйлович Достоéвский;1821-1881)とてんかんを取り上げて解説したことを思い出した。当時は,神経疾患としてのてんかんとドストエフスキーの作品に見られる特徴をポリフォニーとして,両者を結びつけて解説した。またその中では,てんかん発作の原因にヒステリーと考えたフロイト(Sigmund Freud;1856-1939)の説は否定されているとも述べた。その後,解離性障害などに関して学ぶ機会があり,もしヒステリーの症状を解離性の症状として捉えてみると,ドストエフスキーの発作も心的外傷後ストレス障害(post-traumatic stress disorder:PTSD)と関連した身体表現性障害や解離性障害の1つと想定してできるのかもしれないと思われてきた。
ドストエフスキーの生涯をたどってみると,幼少時から青年期にいたるまでさまざまな心的外傷ストレスを繰り返し経験している。その意味では,PTSDというより複雑性PTSDの状態に陥っていたのではないかと考えられる。精神的外傷による解離は古くはジャネ(Pierre Janet;1859-1947)が提唱した。しかし当時の論敵でもあったフロイトは欲動理論において幼児期の性的体験などを基盤にしたヒステリー論で,ジャネの心的外傷後の解離の概念を否定していた。しかし,その後の歴史の展開をみると,むしろジャネこそが正しく捉えていたと考えられる。その点では,やはりフロイトのヒステリー説は,欲動理論の範疇にあり,その点でドストエフスキーを捉えててんかん発作の原因を議論するなら否定されるべき説だったかもしれない。
基本情報
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バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
76巻10号(2024年10月発行)
特集 どうして効くんだろう
76巻9号(2024年9月発行)
特集 治療可能な認知症としてのアルツハイマー病
76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
76巻7号(2024年7月発行)
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76巻6号(2024年6月発行)
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特集 新時代の重症筋無力症と関連疾患の診療
75巻12号(2023年12月発行)
特集 アガサ・クリスティーと神経毒
75巻11号(2023年11月発行)
特集 アロスタシス—ホメオスタシスを超えて
75巻10号(2023年10月発行)
特集 メタバースへの招待
75巻9号(2023年9月発行)
特集 妊娠と神経疾患
75巻8号(2023年8月発行)
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75巻7号(2023年7月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part2 末梢編
75巻6号(2023年6月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
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75巻4号(2023年4月発行)
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74巻6号(2022年6月発行)
特集 脳神経内科医に求められる移行医療
74巻5号(2022年5月発行)
増大特集 次の一手—神経筋疾患難治例をどのように治療するか
74巻4号(2022年4月発行)
特集 脳科学リテラシーを高めるために
74巻3号(2022年3月発行)
特集 中枢性自律神経障害update
74巻2号(2022年2月発行)
特集 温度を感じる脳と身体の科学
74巻1号(2022年1月発行)
特集 脳神経内科医のキャリアパスとリーダーシップ
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特集 芸術家と神経学
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特集 「目」の神経学
73巻10号(2021年10月発行)
特集 中枢神経・末梢神経の悪性リンパ腫
73巻9号(2021年9月発行)
特集 脳卒中治療に必要な基礎知識
73巻8号(2021年8月発行)
特集 脳腸相関—脳-身体の双方向性制御
73巻7号(2021年7月発行)
特集 グリアと神経—相補的な制御系として
73巻6号(2021年6月発行)
特集 Lower Spine Neurology
73巻5号(2021年5月発行)
増大特集 中枢神経の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
73巻4号(2021年4月発行)
特集 片頭痛・群発頭痛治療の新たな夜明け
73巻3号(2021年3月発行)
特集 マルチリンガルブレイン
73巻2号(2021年2月発行)
特集 筋炎と壊死性筋症
73巻1号(2021年1月発行)
特集 Neuro-Oncology
72巻12号(2020年12月発行)
特集 超高齢期の精神神経疾患を診る
72巻11号(2020年11月発行)
増大特集 脳の発振現象—基礎から臨床へ
72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
72巻9号(2020年9月発行)
特集 皮質性小脳萎縮症へのアプローチ
72巻8号(2020年8月発行)
特集 サルコイドーシス
72巻7号(2020年7月発行)
増大特集 神経倫理ハンドブック
72巻6号(2020年6月発行)
特集 前頭側頭葉変性症の今日的理解
72巻5号(2020年5月発行)
特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
72巻1号(2020年1月発行)
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
71巻12号(2019年12月発行)
特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
増大特集 ALS2019
71巻10号(2019年10月発行)
特集 認知症と遺伝
71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
特集 パーキンソン病診療の現在地—200年の変遷と新規治療
71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
増大特集 神経学のための皮膚アトラス
71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
71巻2号(2019年2月発行)
特集 “スポーツ”を生み出す脳
71巻1号(2019年1月発行)
特集 人工知能の医療応用Update
70巻12号(2018年12月発行)
特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
特集 「左脳と右脳」の現在
70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
特集 レヴィ小体型認知症の新知見
70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩