妊娠中には神経疾患の病態の変動が生じるだけではなく,治療薬の選択,変更など医療者が注意を払わなければならない問題が多くある。本特集では主な神経疾患を中心に,プレコンセプション・ケアの進め方,妊娠における病態変化,治療薬の選択や投与を踏まえたマネジメントにおける注意点などをまとめていただいた。また,向精神薬を服用する妊産婦への対応,重要な課題となりつつある着床前診断についても取り上げている。産婦人科との連携を図りながら,妊娠・出産という大きなライフイベントに寄り添いたい。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩75巻9号
2023年09月発行
雑誌目次
特集 妊娠と神経疾患
妊娠・授乳中の薬剤動態と安全性評価
著者: 藤岡泉 , 村島温子
ページ範囲:P.993 - P.998
妊娠中・授乳中であっても薬剤を投与するか否かは,リスク(副作用)とベネフィット(効果)のバランスをみて判断される。当該領域ではリスクばかりが強調されがちだが,慢性疾患合併妊娠では,疫学研究で安全性が評価されている薬剤,薬剤の特性からリスクが考えにくい薬剤を使用し,原病がしっかりコントロールされている状態で妊娠することが良好な妊娠転帰を得るための必要条件である。基本的考え方を中心に解説する。
妊娠とてんかん
著者: 木村唯子 , 岩崎真樹
ページ範囲:P.999 - P.1003
女性のてんかん患者では,妊娠前から内服調整や葉酸の補充が求められる。催奇形リスクの低い抗てんかん薬を選択し,発作のコントロールに必要な最小限の投与量を目指す。また,妊娠に伴って発作頻度が変わる可能性や自然分娩に向けた対応,抗てんかん薬の内服下でも授乳が可能であることなど,適切な情報提供も重要である。産科や精神科など必要な診療科と連携し,安心した環境で妊娠・出産が迎えられるよう調整を図る。
妊娠と脱髄疾患およびその類似疾患
著者: 清水優子
ページ範囲:P.1005 - P.1014
代表的な自己免疫性脱髄性疾患である多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)と鑑別疾患である視神経脊髄炎スペクトラム障害(neuromyelitis optica spectrum disorder:NMOSD)は,女性が多く罹患し,妊娠可能な年代に発症する。妊娠可能年齢の患者では妊娠を念頭に置き,プレコンセプションケアと母胎への影響を考慮し,治療を選択しなければならない。本論では,MSとNMOSDの妊娠合併の特徴,疾患修飾薬およびB細胞治療をはじめとする生物学的製剤に関する最新情報の概要を述べる。
妊娠と脳血管疾患
著者: 平野照之
ページ範囲:P.1015 - P.1022
妊娠は,凝固異常,妊娠関連ホルモン,母体の血行動態,血管壁の変化から脳血管疾患のリスクとなる。脳血管障害は妊産婦死亡原因の14%を占める。日本産科婦人科学会の調査では,脳出血,くも膜下出血,脳梗塞,脳静脈血栓症,子癇・高血圧性脳症が多く渉猟された。妊婦では可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)や後方可逆性脳症症候群(PRES)を発症することがあり,両者の合併も多い。妊婦の破裂脳動脈瘤は早期の外科的治療が望ましい。
妊娠と頭痛
著者: 清水利彦
ページ範囲:P.1023 - P.1033
前兆のない片頭痛は妊娠期間において改善する。これは内因性エストロゲンの持続的上昇と変動の欠如によるとされている。一方,前兆のある片頭痛では視覚症状などの前兆が出現することが報告されている。片頭痛患者では,妊娠中に妊娠高血圧や子癇前症を生じるリスクは健常者と比較し有意に高い。このため頭痛診療において片頭痛を有する妊婦は心血管系疾患発症の高リスクであることを認識する必要があると考えられる。
妊娠と神経筋疾患
著者: 水地智基 , 三澤園子
ページ範囲:P.1035 - P.1042
免疫性または遺伝性神経筋疾患を有する女性が妊娠をすることがしばしばある。免疫性疾患,遺伝性疾患ともに妊娠中に増悪する可能性がある。妊娠中の疾患活動性コントロールは,妊娠転帰に関わる重要な要素であり,リスク・ベネフィットを勘案して症例ごとに治療薬を検討する。近年,生物学的製剤や核酸医薬品などの新規治療薬が次々と開発され,多くの患者が恩恵を受けているが,妊婦に対する安全性のエビデンス集積が課題となる。
妊産婦と向精神薬
著者: 寺嶋彰子 , 小笠原一能 , 尾崎紀夫
ページ範囲:P.1043 - P.1049
妊娠を希望する女性に対しては,将来の妊娠に向けて事前に薬剤調整を行うことが望ましい。妊娠判明時に向精神薬を内服していた場合,一部に重篤な催奇形性などの影響が指摘されている薬剤もあるが,急激な中止は精神症状の悪化を招く可能性が高く,深刻な結果をもたらすこともある。このため患者・家族と双方向的な情報共有を重視しながら,慎重に減薬・変薬を行い,精神症状を注意深く観察することが必要である。
着床前診断と脳神経疾患
著者: 山田晋一郎 , 勝野雅央
ページ範囲:P.1051 - P.1056
新しい重篤性の定義の下に,単一遺伝子の変異を原因とする遺伝的素因がある夫婦に対して罹患児の妊娠を回避する目的で行われる重篤な遺伝性疾患を対象とした着床前遺伝学的検査(preimplantation genetic testing for monogenic disorder/single gene defect:PGT-M)の申請および審査が開始された。PGT-Mの対象となり得る神経筋疾患においては,近年急速に治療薬開発が進んでいることから,その適応をめぐっては技術的・社会的・倫理的観点から十分な議論が必要であると同時に,脳神経内科医が主体的に関わっていくべき課題である。
総説
「社会的苦しみ」としての戦争トラウマ
著者: 中村江里
ページ範囲:P.1059 - P.1064
戦中・戦後の日本社会では,公的な領域でのトラウマの抑圧と否認が長期にわたって続いてきたが,近年復員兵の子ども世代の活動などにより,戦争トラウマと彼らの「社会的苦しみ」が可視化されるようになってきた。また,戦闘や軍隊で生じる苦痛は,恐怖を核とする心的外傷後ストレス症(PTSD)モデルだけでは捉えきれず,道徳規範の侵害に関わる「モラル・インジャリー」と,その長期にわたる破壊的影響についても今後考察を深める必要がある。
未診断疾患イニシアチブのこれまでの成果と将来像
著者: 鈴木寿人
ページ範囲:P.1065 - P.1070
未診断疾患イニシアチブは,さまざまな検査を実施しても診断がつかない未診断疾患患者を対象とした研究として開始された。本研究は,希少疾患の診断をつけるという臨床的側面と,新しい疾患を確立するという研究的側面の両面を有するプロジェクトである。2015年より開始され,診断率は40〜50%であり,30以上の新規疾患を確立することができた。本論では,未診断疾患イニシアチブが臨床に与えた影響,研究的成果,および将来像について記述する。
症例報告
高齢者キアリⅠ型奇形の1手術例
著者: 佐竹洸亮 , 伊藤美以子 , 本間博 , 園田順彦
ページ範囲:P.1071 - P.1075
キアリⅠ型奇形は小脳・脳幹の一部が大後頭孔を越えて脊柱管内に陥入する病態で,大部分の症例は無症候性であるが,さまざまな症状を呈する場合がある。症候性の場合,小児・中高年の二峰性分布を示し,高齢者には稀とされている。われわれは60歳を越えてから発症し,手術によって良好な転帰が得られたキアリⅠ型奇形の1例を経験し,高齢で発症する機序について文献的考察を加え報告する。
連載 医師国家試験から語る精神・神経疾患・9
フィッシャー症候群の診断根拠を述べることはできますか?
著者: 古賀道明
ページ範囲:P.1077 - P.1080
48歳の女性。ふらつきと複視を主訴に来院した。10日前に38℃の発熱と咽頭痛が出現したため自宅近くの診療所を受診し,感冒として投薬を受け,7日前に症状が軽快した。2日前からテレビの画面が二重に見えることに気付いた。昨日から,歩行時にふらついて転びそうになることが増えてきた。これらの症状が徐々に進行してきたため受診した。意識は清明。体温36.5℃。脈拍68/分,整。血圧120/68mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。神経診察では,両眼とも垂直,水平方向の眼球運動制限を認め,正面視以外で複視を自覚する。眼振は認めない。四肢筋力は正常だが,四肢腱反射はすべて消失している。Babinski徴候は陰性。膝踵試験は両側とも拙劣で,歩行は可能だが歩隔は広く不安定である。感覚障害は認めない。尿所見,血液所見に異常を認めない。
この患者と同様の発症機序と考えられるのはどれか。
a 重症筋無力症
b 多発性硬化症
c 進行性核上性麻痺
d 筋萎縮性側索硬化症
e Guillain-Barré症候群
(第115回A39)
書評
「筋疾患の骨格筋画像アトラス」—久留聡【編】 フリーアクセス
著者: 青木正志
ページ範囲:P.1057 - P.1057
筋疾患はどれも頻度が低い希少疾患に分類されます。しかしながら時々臨床現場で遭遇し,すぐに診断して治療を改善することで,治療効果が期待できる多発筋炎などの炎症性筋疾患と遺伝性筋疾患を見分けることはとても重要です。
私たち脳神経内科医はまず,患者さんから詳しく病歴を聞き,神経診察を行います。筋疾患では全身の筋の筋力を徒手筋力テストなどで確認し,それと同時に筋萎縮の有無を確認していきます。最も重要なのは近位筋優位か遠位筋優位かですが,どこの筋が萎縮しているかの「罹患筋分布」を確認するだけで例えば筋緊張性ジストロフィーや封入体筋炎はすぐに診断ができるようになります。この罹患筋分布の確認に筋CTあるいはMRIを用いることは,有力な手段となります。このテキストはその標準撮像法(ルチン撮像法)の読影の仕方から始まっています。カラーでそれぞれの筋を示した模式図はとてもわかりやすいです。
「弱さの倫理学—不完全な存在である私たちについて」—宮坂道夫【著】 フリーアクセス
著者: 山内志朗
ページ範囲:P.1058 - P.1058
著者は倫理を次のように宣言する。倫理とは,「弱い存在を前にした人間が,自らの振る舞いについて考えるもの」であると。
倫理学は正義とは何か,善とは何か,幸せとは何か,そういったことを考える学問だと考えられている。ただ,そういった問題設定は強い者目線での思考に染まりがちだ。強さは戦いを招き寄せる。だからこそ,世界的な宗教は,キリスト教も仏教も徹底的に弱者の地平から人間の救済を考えてきた。本質的に人間は弱く不完全であり,不完全なまま生き続けるものであるという事態を前にして,私たちは絶望に陥らず希望を語ることが求められている。
お知らせ
「公益財団法人日本脳神経財団2023年度一般研究助成」募集 フリーアクセス
ページ範囲:P.1022 - P.1022
公益財団法人日本脳神経財団では下記の通り,一般研究助成の募集を行います。財団のHP(https://jbf.or.jp)の「各種助成申請のご案内」で要項をご確認の上,申請してください。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.989 - P.989
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.990 - P.990
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.1086 - P.1086
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1087 - P.1087
あとがき フリーアクセス
著者: 虫明元
ページ範囲:P.1088 - P.1088
今月号には戦争トラウマに関する総説が掲載されている。タイトルから近年の海外でのさまざまな戦争に関したトラウマかと思って読んでみると,アジア・太平洋戦争という1941年から1945年にかけて大日本帝国が遂行した戦争に関するトラウマの論文であった。しかも戦争トラウマとは戦争に参加した兵士たちのトラウマであった。特に兵士側に起こる倫理的な心的外傷という概念は新鮮であった。
私は最近では,国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の孤立・孤独防止事業の一環として,学生の孤独・孤立に対して演劇手法によりコミュニケーションを育み,さらにはコミュニティの共感性を醸成する活動を行っている。参加者が語った物語を即興で演じるというプレイバックシアターでは,さまざまな経験が語られるが,時々その人にとってはトラウマになるような経験談も出てくることがある。個人の胸に封印しておくことも可能ではあるのだが,ふと語りたいと思うときに語りを受け止めてくれる人がいることはその人の孤独感に大きく影響する。たとえ多くの人に囲まれていても,話せないことを胸にして,心の表層だけを語り合うことはある意味で孤独に感じるものである。
基本情報
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72巻7号(2020年7月発行)
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特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
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特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
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特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
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71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
特集 パーキンソン病診療の現在地—200年の変遷と新規治療
71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
増大特集 神経学のための皮膚アトラス
71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
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71巻1号(2019年1月発行)
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特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
特集 「左脳と右脳」の現在
70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
特集 レヴィ小体型認知症の新知見
70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
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特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
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68巻11号(2016年11月発行)
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68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩