脳神経内科領域の新薬が相次いで登場しており,読者諸氏も日夜その知識の吸収に邁進されていることと思う。例えば,遺伝性ATTRアミロイドーシスに対するトランスサイレチンsiRNA製剤や視神経脊髄炎スペクトラム障害に対するC5阻害薬などは,疾患発症のメカニズムと薬剤の標的が明確で,患者への説明もそれほど難しくないであろう。しかし,われわれが使用する薬剤は必ずしも明快な作用メカニズムが解明されているものばかりではない。本特集では,効果は確かにあるものの“どうして効くのか”が必ずしも明らかでない疾患や,作用メカニズムが複雑で理解が難しい疾患を取り上げ,それぞれのエキスパートにわかりやすく解説いただいた。現時点で明らかになっている作用機序を理解しておくことは,患者への説明や予期せぬ副作用が起こったときにもきっと役立つに違いない。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩76巻10号
2024年10月発行
雑誌目次
特集 どうして効くんだろう
B細胞療法—多発性硬化症
著者: 宮﨑雄生 , 新野正明
ページ範囲:P.1101 - P.1108
抗CD20抗体を用いたB細胞療法は,多発性硬化症の再発を強力に抑制することから重要な治療選択肢の1つとなった。B細胞は炎症性サイトカイン産生,T細胞への抗原提示を介して多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)の再発を惹起すると考えられ,その抑制がB細胞療法の最も重要な作用機序である。一方で,B細胞療法には中枢神経内B細胞の活動抑制を介したMS慢性進行抑制効果も想定されており,新規治療法の開発によりさらなる効果改善が期待されている。
大量免疫グロブリン—慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー(CIDP)
著者: 清水文崇
ページ範囲:P.1109 - P.1118
慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチーでの免疫グロブリン大量静注療法(intravenous immunoglobulin:IVIg)の作用機序として,①抗イディオタイプ抗体による病的自己抗体の中和,②FcRn阻害作用による病的自己抗体の減少,③サイトカイン・補体の中和,④T細胞・B細胞・マクロファージの活性調整,⑤血液神経関門修復が挙げられる。自己免疫性ノドパチーでIVIgが効きづらい理由としてIgG4自己抗体は抗原特異性が強いため,抗イディオタイプ抗体が結合しづらく中和作用が効きづらいなどが考えられる。
抗アミロイド抗体—アルツハイマー病
著者: 篠原もえ子 , 小野賢二郎
ページ範囲:P.1119 - P.1125
アルツハイマー病の免疫療法では,近年モノクローナル抗体を用いた受動免疫療法の臨床試験が数多く進められてきた。プロトフィブリルやプラークといった分子量の大きいアミロイドβ(amyloid β:Aβ)凝集体をターゲットとするレカネマブ,donanemabといった抗アミロイド抗体の認知機能および脳内アミロイド沈着減少に対する有効性が示された一方で,ほかの抗アミロイド抗体は十分な有効性を明らかにできなかった。
タウリン—ミトコンドリア病
著者: 砂田芳秀
ページ範囲:P.1127 - P.1135
ミトコンドリア病MELASではミトコンドリアDNA変異によりロイシンtRNAアンチコドンにおけるタウリン修飾が欠損し,UUGコドンの翻訳障害が惹起される。このため呼吸鎖複合体の合成が低下し,エネルギー不全を生じる。タウリン添加するとMELASモデル細胞でミトコンドリア機能が改善し,医師主導治験では高用量タウリン補充療法により脳卒中様発作が抑制され,白血球でタウリン修飾率が改善することが示された。
薬理学的シャペロン療法—ファブリー病
著者: 小林正久
ページ範囲:P.1137 - P.1143
薬理学的シャペロン療法(pharmacological chaperone therapy:PCT)は,変異した酵素蛋白を構造体に安定化させ,酵素活性を高める治療である。PCTは経口治療薬であり,中枢神経障害にも有効であるという利点があるが,その有効性は患者が持つ遺伝子変異に依存することが欠点である。ファブリー病に対するPCTは心・腎合併症の進行を抑制すると報告されている。将来的には中枢神経障害を合併するライソゾーム病に対してもPCTが開発されることが期待される。
総説
AMPA受容体と神経可塑性
著者: 宮﨑智之
ページ範囲:P.1145 - P.1152
神経細胞間の情報伝達はシナプスで行われ,AMPA受容体が中核的機能を担う。生理機能としては,記憶学習や経験によりシナプス移行するAMPA受容体が,それらを定着させる。疾患モデル動物や患者死後脳の解析によりAMPA受容体の量や機能異常はさまざまな精神神経疾患の誘因となると考えられ,現在は実際の患者脳内のAMPA受容体を定量することにより,そうした知見が治療薬開発などに還元されるようになってきた。
視神経脊髄炎スペクトラム障害治療におけるCD19モノクローナル抗体製剤イネビリズマブの有効性および安全性—N-MOmentum試験を中心に
著者: 藤原一男 , 佐藤裕一
ページ範囲:P.1153 - P.1160
視神経脊髄炎スペクトラム障害(neuromyelitis optica spectrum disorders:NMOSD)は視神経炎と横断性脊髄炎を特徴とする炎症性中枢神経疾患である。イネビリズマブはCD19に対するヒト化IgG1モノクローナル抗体であり,日本人も参加した国際共同二重盲検プラセボ対照第Ⅱ/Ⅲ相試験のN-MOmentum試験でNMOSD患者に対する有効性と安全性が検証され,わが国でも製造販売承認された。本論文では,N-MOmentum試験およびその追加解析で得られたイネビリズマブの有効性および安全性の知見を解説する。
症例報告
高濃度抗IgE自己抗体と高IgE血症を認め,アトピー性疾患に併発した抗アクアポリン4抗体陰性視神経脊髄炎スペクトラム障害の1例
著者: 坂井利行 , 丹羽悠介
ページ範囲:P.1161 - P.1169
70歳,男性。20歳時にアレルギー性鼻炎と診断され,61歳時に抗アクアポリン4抗体(anti-aquaporine-4 antibody:抗AQP4抗体)陰性視神経脊髄炎スペクトラム障害(neuromyelitis optica spectrum disorders:NMOSD)を発症した。高IgE(immunoglobulin E)血症,高濃度抗IgE自己抗体(anti-IgE autoantibody:抗IgE AAb),抗原特異的IgE陽性およびヘルパーT細胞I型優位性を示し,脊髄MRIで第1頸髄〜脊髄円錐に及ぶ長大横断性脊髄炎(longitudinally extensive transvers myelitis:LETM)を認めた。発症時にはステロイドパルス療法(intravenous methylprednisolone:IVMP)と単純血漿交換(plasma exchange:PE)により,4回の再発時にはIVMPにより,神経症状と脊髄MRI所見の部分改善および抗IgE AAb低下を認めた。抗IgE AAbはアトピー性疾患に併発する抗AQP4抗体陰性NMOSDにおいて,疾患活動性の指標になり得ると考えられる。
連載 スーパー臨床神経病理カンファレンス・9
高血圧症,脳梗塞,および認知症の既往歴を有し,脳出血による昏睡状態で発見されてから32時間後に死亡した79歳男性
著者: 宮田元 , 師井淳太 , 木下俊文
ページ範囲:P.1171 - P.1181
〔現病歴〕48歳時より高血圧症で内服加療していた。65歳時にアテローム血栓性脳梗塞(左中心前回を含む左前頭葉)を発症し,ワルファリン内服を開始。このとき,頸部MRAで左内頸動脈起始部に中等度狭窄(50%程度)と同部のプラーク内出血を示す信号上昇が認められ,頸動脈超音波検査で左総頸動脈に不安定プラークが描出されていた。また,頭部MRAで右内頸動脈-後交通動脈分岐部に未破裂囊状動脈瘤が発見された。
75歳時(脳出血発症4年2カ月前)に未破裂脳動脈瘤の経過観察で撮像された頭部MRIでは明らかな脳萎縮はなく,微小出血も検出されなかった(Fig. 1)。78歳時に見当識障害と記銘力障害(改訂長谷川式簡易認知評価スケール7/30点,Mini Mental State Examination 10/30点,時計描画テスト1/5点など)が明らかとなった。79歳時(脳出血発症5カ月前)のMRIでは側頭葉萎縮が認められ,両側小脳半球と右後頭葉皮質に無症候性微小出血も認められた(Fig. 1)。以上の経過から,脳梗塞後遺症を背景にアルツハイマー病の症状が顕在化したものと考えられていた。MRAでは脳動脈瘤に拡大傾向は認められなかった。
原著・過去の論文から学ぶ・7
マチャド・ジョセフ病患者さんとの出会いと論文との関わり
著者: 瀧山嘉久
ページ範囲:P.1182 - P.1185
連載「原著・過去の論文から学ぶ」の原稿依頼をいただいた。当初,私には論文内容を深掘りして熟考を要する原稿などとても書けないと思っていた。しかし,私が若い頃に経験した臨床や研究生活に大きな影響を与えた論文を紹介することで責任を果たせるのであれば,私にもできるだろうと考え直して依頼をお引き受けした。拙著が若い医師,研究者の先生に何らかの参考になれば幸いである。
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次号予告 フリーアクセス
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あとがき フリーアクセス
著者: 酒井邦嘉
ページ範囲:P.1192 - P.1192
私は小学生低学年のときから,ドイツ式の音名でヴァイオリンを教わったが,cis(ツィス)やh(ハー)などの呼び名にはなかなか馴染めなかった。何より,運指の記憶が,楽譜やソルフェージュの記憶と結びつかないため,暗譜(楽譜を見ないで演奏すること)が苦手になってしまった。ところが最近になって,英語圏で広く使われている「移動ド・ソルフェージュ」を知って,これまでの疑問が氷解したのだ。
ソルフェージュとは,楽譜を見て「ドレミファ……」で歌う練習のことである。Cの音を「ド」に固定して音名で読む「固定ド」が今なお一般的だが,♯(シャープ)や♭(フラット)などの臨時記号を含めると歌えなくなってしまう。ところが,相対音感に基づく移動ドではキー(調)が変わっても同じメロディーと捉えることができ,さらに英語圏のソルフェージュとなると,♯は母音を「i」に,♭は母音を「e」に変えることで,臨時記号つきで歌えるようになる。鼻歌やハミングで頼りなく覚えるのとは雲泥の差なのだ。
基本情報
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バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
76巻10号(2024年10月発行)
特集 どうして効くんだろう
76巻9号(2024年9月発行)
特集 治療可能な認知症としてのアルツハイマー病
76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
76巻7号(2024年7月発行)
特集 ニューロ・バイオイメージング—技術と応用
76巻6号(2024年6月発行)
特集 注意と注意障害
76巻5号(2024年5月発行)
増大特集 末梢神経・筋肉の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
76巻4号(2024年4月発行)
特集 神経病理最前線
76巻3号(2024年3月発行)
特集 きちんと説明ができますか?
76巻2号(2024年2月発行)
特集 特発性正常圧水頭症の現在
76巻1号(2024年1月発行)
特集 新時代の重症筋無力症と関連疾患の診療
75巻12号(2023年12月発行)
特集 アガサ・クリスティーと神経毒
75巻11号(2023年11月発行)
特集 アロスタシス—ホメオスタシスを超えて
75巻10号(2023年10月発行)
特集 メタバースへの招待
75巻9号(2023年9月発行)
特集 妊娠と神経疾患
75巻8号(2023年8月発行)
特集 アルツハイマー病は本当に早期発見できるのか
75巻7号(2023年7月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part2 末梢編
75巻6号(2023年6月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
75巻5号(2023年5月発行)
増大特集 神経・精神領域の薬剤ハンドブック
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特集 All About Epilepsy
75巻3号(2023年3月発行)
特集 慢性疼痛
75巻2号(2023年2月発行)
特集 多系統萎縮症の新診断基準とこれからの診療
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特集 映画を観て精神・神経疾患を知る
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特集 ウイルス性脳炎・脳症2022
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特集 動的環境への適応系としての歩行
74巻8号(2022年8月発行)
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特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識2022
74巻6号(2022年6月発行)
特集 脳神経内科医に求められる移行医療
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特集 脳科学リテラシーを高めるために
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特集 中枢性自律神経障害update
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特集 脳神経内科医のキャリアパスとリーダーシップ
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特集 芸術家と神経学
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73巻10号(2021年10月発行)
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73巻8号(2021年8月発行)
特集 脳腸相関—脳-身体の双方向性制御
73巻7号(2021年7月発行)
特集 グリアと神経—相補的な制御系として
73巻6号(2021年6月発行)
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増大特集 中枢神経の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
73巻4号(2021年4月発行)
特集 片頭痛・群発頭痛治療の新たな夜明け
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特集 マルチリンガルブレイン
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特集 筋炎と壊死性筋症
73巻1号(2021年1月発行)
特集 Neuro-Oncology
72巻12号(2020年12月発行)
特集 超高齢期の精神神経疾患を診る
72巻11号(2020年11月発行)
増大特集 脳の発振現象—基礎から臨床へ
72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
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特集 皮質性小脳萎縮症へのアプローチ
72巻8号(2020年8月発行)
特集 サルコイドーシス
72巻7号(2020年7月発行)
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72巻5号(2020年5月発行)
特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
72巻1号(2020年1月発行)
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
71巻12号(2019年12月発行)
特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
増大特集 ALS2019
71巻10号(2019年10月発行)
特集 認知症と遺伝
71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
特集 パーキンソン病診療の現在地—200年の変遷と新規治療
71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
増大特集 神経学のための皮膚アトラス
71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
71巻2号(2019年2月発行)
特集 “スポーツ”を生み出す脳
71巻1号(2019年1月発行)
特集 人工知能の医療応用Update
70巻12号(2018年12月発行)
特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
特集 「左脳と右脳」の現在
70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
特集 レヴィ小体型認知症の新知見
70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩