本誌では2019年に「ALS 2019」と銘打った特集を組み,ALSに関するその時点での知見を網羅的に取り上げ,好評を持って迎えられた。それから5年が経過し,ALSの新薬開発状況は大きく変化したが,日常診療での問題点はまだまだ私たちの前に大きく立ちふさがっている。今回の「ALS 2024」では鼎談も交えつつ,今なお解決されていないALS診療上の問題点と,最新の治療薬開発状況に主眼を置いてお届けする。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩76巻11号
2024年11月発行
雑誌目次
特集 ALS 2024
【鼎談】ALSの今日と明日
著者: 福武敏夫 , 荻野美恵子 , 神田隆
ページ範囲:P.1197 - P.1204
告知方法をめぐる変遷
神田 ALSは私たち脳神経内科医の永遠の課題です。本日は臨床経験豊かな2人の先生を招き,ALSの臨床がどのように変わってきたのか,現在の状況,将来の展望について語っていただきます。まずは,ALS患者への告知の方法から始めます。私と福武先生は同じ卒業年次ですね。
福武 はい。1981年の卒業です。
ALSの診断と告知,そして治療—臨床神経内科医としての40年の経験からの個人的な展望
著者: 福武敏夫
ページ範囲:P.1205 - P.1216
筆者の神経内科医としての40年に及ぶALS患者の診療の経験を叙述的にまとめた。前半の20年の大学とその関連病院の患者から5人を選び,後半20年の現在の病院での経験から,赴任以前から31年間闘病を続けた患者と私自身が初診した24例における問題点をまとめた。診断では四肢発症例における下垂足についてと球麻痺発症例における嗄声について述べ,さらに家族,告知,療養生活について問題点を検討した。
ALSの疾患修飾薬時代の新しい診断基準—Gold Coast診断基準の有用性と留意点
著者: 山川勇 , 漆谷真
ページ範囲:P.1217 - P.1223
筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)における疾患修飾薬の開発状況は目覚ましく,家族性ALSに対する核酸医薬tofersenの登場によりALS治療は転機を迎えた。早期診断・早期治療介入を効果的に進めるためには,診断基準の感度がより改善することが求められる。2020年に作られたGold Coast診断基準は上位運動ニューロン障害を欠く症例のALS診断を可能とした診断基準として活用が期待されているが,診断特異度を担保するために必要な運用上の留意点を概説する。
ALSの緩和ケア
著者: 荻野美恵子
ページ範囲:P.1225 - P.1232
日本において緩和ケアはがんを中心に発展してきており,ALSの緩和ケアについては必ずしも緩和ケアの専門家が十分な経験があるわけではない。ALSの症状そのものに対する治療がすなわち緩和ケアになる側面もあり,神経内科医や在宅医が対処に慣れていく必要があるのが現状である。特に終末期のオピオイドの使用方法はがんの疼痛緩和とは異なるので,注意が必要である。またオピオイドが万能ではないことも自覚すべきである。
トフェルセン—SOD1_ALSと闘う新しい核酸医薬
著者: 石黒太郎 , 永田哲也 , 横田隆徳
ページ範囲:P.1233 - P.1239
SOD1変異に伴う家族性筋萎縮性側索硬化症(ALS)は1993年に原因遺伝子が同定されて以来,30余年に渡り病態研究や治療法の開発が進められてきた。トフェルセンは病態に即した待望の遺伝子特異的治療薬で米国FDA,欧州EMAにおいて製造販売承認されたが,安全性と有効性に関する継続的なデータ蓄積を求められており道半ばである。わが国での今後の承認への期待と共にトフェルセンを取り巻く現況について紹介する。
ALS治療薬開発の現状
著者: 井口洋平 , 勝野雅央
ページ範囲:P.1241 - P.1249
筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)は進行性,難治性の運動ニューロン疾患である。ALSの治療薬としてはリルゾールとエダラボンが承認されているが,ALSは依然として急速に運動障害を引き起こす致死性の疾患であり,より効果的な治療法の開発が急務である。ALSの病態メカニズムの解明,効率的な臨床試験デザイン,研究支援プログラムの進歩などにより,多くのALSに対する臨床試験が国内外で進行中である。
総説
軽症頭部外傷のサイエンス
著者: 戸村哲
ページ範囲:P.1250 - P.1255
軽症頭部外傷は日常的に遭遇する機会の多い傷病である。軽症頭部外傷の約半数は脳振盪後症候群をきたし,昨今注目される外傷後の高次脳機能障害など,多くの社会問題の要因にもなっている。本論では,軽症頭部外傷の定義・診断,病態,症状,後遺症などについて科学的側面から解説し,さらに近年,戦傷医療の分野で非常に大きな問題となっている「軽症頭部爆傷」についてもあわせて紹介する。
心の中に思い浮かべたイメージを脳信号から可視化する
著者: 小出(間島)真子 , 西本伸志 , 間島慶
ページ範囲:P.1256 - P.1261
計測された脳の信号から被験者の知覚・運動意図などを読み出す技術は脳情報解読技術(脳情報デコーディング技術)と呼ばれ,近年発展の目覚ましい機械学習・AIを使うことで進歩を遂げてきた。その例として近年では,ヒトが心の中に思い描いた画像(メンタルイメージ)を脳の信号から可視化することも可能になりつつある。本論ではそのメンタルイメージの可視化技術と,それを支える要素技術について解説を行う。
脳神経外科領域における神経内視鏡・外視鏡を用いた最新のヘッドアップサージェリー
著者: 荻原利浩 , 佐藤篤 , 中村康太郎 , 若林茉那 , 本郷一博
ページ範囲:P.1262 - P.1270
脳神経外科手術において,術野を拡大視する手術機器として,従来の手術顕微鏡のほか,近年普及した神経内視鏡,そして新たに開発された外視鏡システムがある。神経内視鏡と外視鏡を用いたヘッドアップサージェリーの導入は,従来の顕微鏡手術に比べて多くの利点を提供しており,脳神経外科手術における重要なブレークスルーになり得るものである。本論では,神経内視鏡と外視鏡を活用した最新のヘッドアップサージェリーの実際について概説する。
連載 スーパー臨床神経病理カンファレンス・10
右手の筋力低下で発症し,構音障害,嚥下困難を呈した死亡時75歳女性例
著者: 岩崎靖
ページ範囲:P.1271 - P.1278
〔現病歴〕70歳時,右手の脱力を自覚した。近医整形外科を受診し,頸椎X線検査(Fig. 1)で変形性頸椎症と診断された。リハビリテーションなどで保存的治療を受けたが,症状は次第に悪化した。71歳時,呂律が回りにくいことを自覚した。近医耳鼻科を受診したが,咽頭や喉頭の所見に特に異常はないと言われ,経過観察となった。72歳頃から食事を飲み込みにくくなったため,脳神経内科を受診した。神経学的所見では舌の萎縮(Fig. 2)と線維束性収縮,右優位の両上肢の筋力低下と筋萎縮,四肢の腱反射亢進を認め,両側のBabinski徴候が陽性であった。球麻痺症状(舌の萎縮と線維束性収縮),上位運動ニューロン徴候(四肢の腱反射亢進と両側のBabinski徴候陽性),下位運動ニューロン徴候(両上肢の筋萎縮)から,筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)と臨床診断された1)。
73歳時には両上肢の筋力低下と筋萎縮が進行し(Fig. 3),両下肢の筋力低下も出現した。74歳時から歩行が困難となり,車椅子生活となった。75歳時(発症5年目)に誤嚥性肺炎で死亡した。遺族同意のもと,剖検が行われた(Fig. 4,5)。経過中に経管栄養や人工呼吸器管理は行われていない。
原著・過去の論文から学ぶ・8
大脳皮質基底核変性症をめぐる疾患概念の変遷
著者: 若林孝一
ページ範囲:P.1279 - P.1281
大脳皮質基底核変性症との出会い
筆者は1985年に医学部を卒業後,すぐに新潟大学脳研究所の故・生田房弘教授(当時)の門をたたき,神経病理学の研鑽を開始した。それから6年たって,認知症とパーキンソニズムを呈した70代,女性の1剖検例を経験した。この症例では基底核や脳幹の病変(神経細胞脱落の分布と神経原線維変化の出現)は進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy:PSP)と区別できない。しかし,前頭葉と側頭葉には高度の萎縮を認め,多数の風船様細胞(ballooned neuronまたはneuronal achromasia)が出現していた。後述するように当時はまだタウオパチーの概念はなく,前頭側頭葉の葉性萎縮はPick病として分類されていた。
神経病理学教室では毎週木曜日の午前9時から組織検討会が始まる。私はPSPとPick病の合併例として発表した。この検討会のメンバーからその後6名の神経病理の教授が誕生することになるのだが,私の説明がほぼ認められようとしたとき,高橋均助教授(当時)が発言された。「このような稀な疾患が合併するとは考えられない。これは全体が1つの疾患に違いない。文献を探せ」と。そこから文献検索が始まった。
お知らせ
時実利彦記念賞 2025年度募集要領 フリーアクセス
ページ範囲:P.1281 - P.1281
趣旨 脳研究に従事している優れた研究者を助成し,これを通じて医科学の振興発展と日本国民の健康の増進に寄与することを目的とする。
研究テーマ 脳神経系の機能およびこれに関連した生体機能の解明に意義ある研究とする。
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目次 フリーアクセス
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欧文目次 フリーアクセス
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バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.1286 - P.1286
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1287 - P.1287
あとがき フリーアクセス
著者: 下畑享良
ページ範囲:P.1288 - P.1288
特集「ALS2024」をお届けします。5年前の特集「ALS2019」と比較しながら拝読しましたが,個人的に印象深く感じた点が2点ありました。1つめはやはり病態修飾薬が着実に臨床応用に近づいていることを実感した点です。ALSの臨床試験は近年,非常に多く行われ,ClinicalTrials.govを検索すると,参加者募集中のものだけでも146試験も登録されていました(2024年9月9日現在)。ALSへの治療研究が急速に進められていることが伺えます。私も研修医時代にALS患者さんを担当したことで脳神経内科医への道を選びましたが,多くの医師,研究者にとって,ALSは何としてでも克服したい特別な疾患なのだと改めて思いました。
基本情報
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バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
76巻10号(2024年10月発行)
特集 どうして効くんだろう
76巻9号(2024年9月発行)
特集 治療可能な認知症としてのアルツハイマー病
76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
76巻7号(2024年7月発行)
特集 ニューロ・バイオイメージング—技術と応用
76巻6号(2024年6月発行)
特集 注意と注意障害
76巻5号(2024年5月発行)
増大特集 末梢神経・筋肉の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
76巻4号(2024年4月発行)
特集 神経病理最前線
76巻3号(2024年3月発行)
特集 きちんと説明ができますか?
76巻2号(2024年2月発行)
特集 特発性正常圧水頭症の現在
76巻1号(2024年1月発行)
特集 新時代の重症筋無力症と関連疾患の診療
75巻12号(2023年12月発行)
特集 アガサ・クリスティーと神経毒
75巻11号(2023年11月発行)
特集 アロスタシス—ホメオスタシスを超えて
75巻10号(2023年10月発行)
特集 メタバースへの招待
75巻9号(2023年9月発行)
特集 妊娠と神経疾患
75巻8号(2023年8月発行)
特集 アルツハイマー病は本当に早期発見できるのか
75巻7号(2023年7月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part2 末梢編
75巻6号(2023年6月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
75巻5号(2023年5月発行)
増大特集 神経・精神領域の薬剤ハンドブック
75巻4号(2023年4月発行)
特集 All About Epilepsy
75巻3号(2023年3月発行)
特集 慢性疼痛
75巻2号(2023年2月発行)
特集 多系統萎縮症の新診断基準とこれからの診療
75巻1号(2023年1月発行)
特集 よく出会う不随意運動を知る
74巻12号(2022年12月発行)
特集 映画を観て精神・神経疾患を知る
74巻11号(2022年11月発行)
特集 RFC1遺伝子関連スペクトラム障害
74巻10号(2022年10月発行)
特集 ウイルス性脳炎・脳症2022
74巻9号(2022年9月発行)
特集 動的環境への適応系としての歩行
74巻8号(2022年8月発行)
特集 迷走神経の不思議
74巻7号(2022年7月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識2022
74巻6号(2022年6月発行)
特集 脳神経内科医に求められる移行医療
74巻5号(2022年5月発行)
増大特集 次の一手—神経筋疾患難治例をどのように治療するか
74巻4号(2022年4月発行)
特集 脳科学リテラシーを高めるために
74巻3号(2022年3月発行)
特集 中枢性自律神経障害update
74巻2号(2022年2月発行)
特集 温度を感じる脳と身体の科学
74巻1号(2022年1月発行)
特集 脳神経内科医のキャリアパスとリーダーシップ
73巻12号(2021年12月発行)
特集 芸術家と神経学
73巻11号(2021年11月発行)
特集 「目」の神経学
73巻10号(2021年10月発行)
特集 中枢神経・末梢神経の悪性リンパ腫
73巻9号(2021年9月発行)
特集 脳卒中治療に必要な基礎知識
73巻8号(2021年8月発行)
特集 脳腸相関—脳-身体の双方向性制御
73巻7号(2021年7月発行)
特集 グリアと神経—相補的な制御系として
73巻6号(2021年6月発行)
特集 Lower Spine Neurology
73巻5号(2021年5月発行)
増大特集 中枢神経の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
73巻4号(2021年4月発行)
特集 片頭痛・群発頭痛治療の新たな夜明け
73巻3号(2021年3月発行)
特集 マルチリンガルブレイン
73巻2号(2021年2月発行)
特集 筋炎と壊死性筋症
73巻1号(2021年1月発行)
特集 Neuro-Oncology
72巻12号(2020年12月発行)
特集 超高齢期の精神神経疾患を診る
72巻11号(2020年11月発行)
増大特集 脳の発振現象—基礎から臨床へ
72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
72巻9号(2020年9月発行)
特集 皮質性小脳萎縮症へのアプローチ
72巻8号(2020年8月発行)
特集 サルコイドーシス
72巻7号(2020年7月発行)
増大特集 神経倫理ハンドブック
72巻6号(2020年6月発行)
特集 前頭側頭葉変性症の今日的理解
72巻5号(2020年5月発行)
特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
72巻1号(2020年1月発行)
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
71巻12号(2019年12月発行)
特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
増大特集 ALS2019
71巻10号(2019年10月発行)
特集 認知症と遺伝
71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
特集 パーキンソン病診療の現在地—200年の変遷と新規治療
71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
増大特集 神経学のための皮膚アトラス
71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
71巻2号(2019年2月発行)
特集 “スポーツ”を生み出す脳
71巻1号(2019年1月発行)
特集 人工知能の医療応用Update
70巻12号(2018年12月発行)
特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
特集 「左脳と右脳」の現在
70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
特集 レヴィ小体型認知症の新知見
70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩