普段とは異なる神経学の一面を楽しんでいただくために開始したクリスマス特集も,本年で4回目を迎えた。今回は初回の2021年12月号に特集した「芸術家と神経学」の続編をお届けする。音楽家,画家,作家たちと神経学の交差する物語について,資料を基にしながら著者それぞれが自由に考察を巡らせている。芸術家と神経学との接点を紐解きながら,神経学の魅力を存分に味わっていただければ幸いである。
雑誌目次
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩76巻12号
2024年12月発行
雑誌目次
特集 芸術家と神経学Ⅱ
シューマンと神経梅毒
著者: 神田隆
ページ範囲:P.1293 - P.1299
ロベルト・シューマン(1810-1856)は梅毒に罹患していた可能性の高い大作曲家の1人として有名な存在である。梅毒罹患は当時にあっても名誉なことではなく,シューマンの信奉者を中心に感染そのものを否定,または,感染の可能性を示す証拠を隠滅する動きがあって,いまだに確固たる証拠が示されたわけではない。しかし,死後130年を経て明らかになった精神病院入院中の記録などから,現時点では彼の梅毒感染はほぼ確実なことと見なされている。この小論の目的は,シューマンの音楽を愛する一愛好家として,梅毒感染から進行麻痺発症まで,この感染症がシューマンの創作活動にどのように影響を与えたかを考察することにある。
ベートーヴェンの病跡と芸術Ⅱ
著者: 酒井邦嘉
ページ範囲:P.1301 - P.1306
音楽家ベートーヴェンは進行性の難聴と腹痛を患ったが,どちらの症状も鉛中毒によって説明できる。Beggら(2023)はゲノム解析により,5房の毛髪がベートーヴェンの真正な遺髪であると認定して,彼の重い肝臓病の原因を解明した。またRifaiら(2024)は,真正な毛髪の房から異常に高い濃度の鉛を検出した。これらの新たな証拠により,ベートーヴェンを悩ませた病の原因は鉛中毒であったと結論できる。
神経学者としてのレオナルド・ダ・ヴィンチ
著者: 下畑享良
ページ範囲:P.1307 - P.1312
レオナルド・ダ・ヴィンチは万能の画家であるが,医学,特に脳の研究にも情熱を傾けた。脳室を詳細に研究し,魂の在り処を追求した。彼に関する病跡学では,鏡文字の使用や注意欠如多動症と考えられることが注目され,非凡な創造性と仕事を完遂できない性格に寄与した可能性が議論されている。彼の死因は脳卒中と考えられているが,晩年に絵画を描けなくなった右上肢麻痺の原因としては尺骨ないし正中神経麻痺が推測されている。
脳科学の視点で読むカフカと孤独と創造性
著者: 虫明元
ページ範囲:P.1313 - P.1318
フランツ・カフカは現在のチェコ出身の小説家で,現代世界文学を象徴する人物の一人とされ,今年でちょうど没後100年である。彼は多くの作品を遺し,それらは100年以上前の作品であっても,現代社会を予見するかのような先見性を示し,非人間的な巨大システムの中で翻弄される個人を,独創的で非日常的な設定と極めて写実的な表現を用いて描いている。そのようなカフカの独創性と孤独な内面性の関係を,脳科学的に考察した。
アール・ブリュットと精神の変調
著者: 三村將
ページ範囲:P.1319 - P.1327
アール・ブリュット Art Brutの概念,提唱者であるジャン・デュビュッフェの考え,やや独自な展開を遂げてきた日本でのアール・ブリュットに関する取組み,日本の精神医学界におけるアール・ブリュットの話題について触れた。アール・ブリュットは精神障害者アートに限定されるものではない。アール・ブリュットは既存の文化や潮流に影響されない「生の」独創的なアートであり,実際にはその作品の多くに精神医学的背景が見出されるという点を強調した。さらに,アール・ブリュットの画家として代表的な佐伯祐三を取り上げ,ジャン・フォートリエとの類似点について述べた。最後に主に神経科学の視点から精神疾患,特に統合失調症を持つ人のアール・ブリュットにおける創造性について,遺伝的要因や脳機能の変調,精神疾患と創造性の相互作用といった観点から考察した。アール・ブリュットは「ぶるっと」くる体験をもたらす芸術そのものであるが,精神医療の観点からは,作品を創造することに伴うアートセラピーが精神疾患を持つ人の治療・ケア・福祉において二次的に重要な意味を持ってくる。精神医療と芸術の関係は未知の部分も多いが,今後の発展が大いに期待されている。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンと皮質下性脳血管疾患
著者: 髙尾昌樹
ページ範囲:P.1329 - P.1333
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンは1700年代後半の音楽家である。一部の研究者によりハイドンが皮質下性の脳血管疾患であったという推察がある。こういった解釈は,残された伝記的な記載などから検討されたもので,あながち間違ってもいないのであろう。しかし,77歳という高齢で死亡したことを考慮すれば,現在言われている複数の脳病理学的変化を伴っていても不思議ではないし,むしろその可能性が高いように思われる。偉人というものは死後200年経っても,持病が何だったか興味を持たれるのだから安らかな眠りというわけにもいかない。
グールド・漱石・神経心理学—非人情の脳内機構再考
著者: 河村満
ページ範囲:P.1335 - P.1342
グレン・グールドはカナダのピアニストで,コンサート・ドロップアウトとして知られているが,録音に残された演奏は現在でも高い評価を得ている。グールドが夏目漱石の『草枕』を愛読していたのは有名で,その理由は漱石の「非人情」に対する共感である。本稿では,グールドと漱石の共通感覚・生きる姿勢である非人情の背景にある知・情・意の脳内機構について神経心理学的に考察した以前の筆者自身の論稿を再度掘り下げた。
岡本太郎とパーキンソン病
著者: 長田高志
ページ範囲:P.1343 - P.1348
芸術家,岡本太郎は,パーキンソン病を患っていた。パーキンソン病に関連した顔のパレイドリアは,「顔のグラス」の発想につながった。色覚障害,コントラスト感度の低下は,絵画の色彩に影響を与え,絵画から陶芸,彫刻などへ創作活動の中心をシフトさせた。彼の創造性に抗パーキンソン病薬が与えた影響を検討した。また,彼の死因である急性呼吸不全の原因についても考察を行った。
総説
マルチタスクの効用—ワーキングメモリから知能研究への展開
著者: 渡邉慶
ページ範囲:P.1351 - P.1359
現代の情報社会ではマルチタスク能力がますます求められている。マルチタスク能力の個人差がワーキングメモリを介して「知能」(general intelligence)の個人差と密接に関連していることはあまり知られていない。本稿ではこれらの関係を明らかにし,さらに,マルチタスク能力をトレーニングで強化することで一般知能の向上を目指した2000年代以降の「脳トレ」ブームの効果の有無について概説する。
連載 スーパー臨床神経病理カンファレンス・11
進行性の左上下肢の使いにくさとふらつきを呈した51歳男性例
著者: 松原知康 , 山上圭 , 藤田浩司 , 齊藤祐子 , 村山繁雄 , 和泉唯信
ページ範囲:P.1361 - P.1367
〔現病歴〕これまで特に受診歴のない51歳男性がX年Y月より左上下肢の使いにくさとふらつきを生じ,Y+1月近医を受診した。MRIで左中小脳脚にFLAIRと拡散強調像で高信号,T1強調像で低信号の病変を認めた(Fig. 1)。症状は進行し,再検したMRIで病変の拡大を認めたため(Fig. 2),Y+3月当院に紹介され受診した。
診察上,衝動性眼球運動障害,構音障害,小脳性運動失調,左上下肢腱反射亢進を認めた。血液検査:白血球数5,900/μL(リンパ球26.4%),CD4陽性細胞数60/μL,ヘモグロビン13.7g/dL,血小板数13.7万/μL,CRP 0.97mg/dL,肝・腎機能,電解質に異常なし。血清HIV抗原・抗体陽性。脳脊髄液検査:細胞数2/μL,蛋白67mg/dL,糖47mg/dL(血糖93mg/dL),IgG index 0.66,オリゴクローナルバンド陽性であった。脳脊髄液中のJCV-DNAは21,760copy/mLであった。
原著・過去の論文から学ぶ・9
脳の障害は「できないこと」だけを引き起こすのだろうか?—N.KapurのParadoxical Functional Facilitationをめぐって
著者: 緑川晶
ページ範囲:P.1369 - P.1371
隠された能力
多くの人がそうであるように,筆者自身も認知症は病気の進行とともに認知機能が低下し,「できないこと」が増える一方であると思っていた。そのような中で出会った患者さんの1人がPCA(posterior cortical atrophy)のAさんである。PCAとは緩徐進行性に大脳後方の機能低下が進む病態であり,Aさんは症状が進み,当時は盲のような状態であった1)。そのため一般的な神経心理検査ができない状態であった。しかし,Aさんの奥さんは家では卓球を楽しみ,自転車にも乗ることができると伝えてくれた。にわかには信じがたい話であったが,手元にあったボールをAさんに向かって投げてみると,それまでの見えない振る舞いから一転して,見事にキャッチしたのであった。自宅を訪問すると部屋の中を歩くこともおぼつかない状態にもかかわらず,庭先で自転車を操ることも可能であった。認知症が進行していても「できること」があると知り,実に驚きであった。そのような現象の神経メカニズムへの興味を抱くとともに,キャッチボールができることが本人や家族の喜びにつながっていたことがとても印象的であった。
このことを境にして,どれほど認知機能が低下していても,「できること」があるはずだと信じ,患者さんに会うたびに「できること」探しをするようになった。そのような中で出会ったのが前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia:FTD)のBさんである。Bさんは前頭葉に著明な萎縮を認め,無言無動の状態で,手に触れれば把握反射がみられるほど症状が進んだ状態であり,神経心理検査による認知機能の評価は困難な状態であった。そのときに確かな根拠があった訳ではなかったが,試しにハサミと星型が印刷された紙を手渡したところ,把握反射は消失し,巧みにハサミを操って,完璧なまでに星型を切り抜くことができたのである2)。この場面に遭遇したことは大きな転機だったとのことで,Bさんの夫は,「なぜできないのだろうか」から「なにができるだろうか」に目を向けるようになったと述懐していた。
書評
「末梢神経病理—どう作り,どう読み,どう臨床に生かすか」—神田 隆,佐藤亮太【著】 フリーアクセス
著者: 西村広健
ページ範囲:P.1349 - P.1349
本書を読んだ感想,発刊への感謝を述べるには“1万文字”あっても足りませんので,特に心引かれた[章]を紹介します。
[第4章:末梢神経の正常像]エポン包埋トルイジンブルー標本に加えて電顕写真もたくさんあり,無髄線維の見え方まで教えてくれます! 血管1つとっても理解が深まりました。
「—事例で学ぶ—医療機関で起きる法的トラブルへの対処法」—加古洋輔,増田拓也,長谷川葵,堀田克明【編】 田渕 一,荒神裕之【編集協力】 フリーアクセス
著者: 仲田昌司
ページ範囲:P.1350 - P.1350
本書は,弁護士の立場から,具体的な事理を通して,医療機関で発生するさまざまな法的トラブルに対する対処のバイブル的なテキストです。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.1289 - P.1289
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.1290 - P.1290
投稿論文査読者 フリーアクセス
ページ範囲:P.1373 - P.1373
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.1376 - P.1376
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1377 - P.1377
あとがき フリーアクセス
著者: 虫明元
ページ範囲:P.1378 - P.1378
芸術家が示す創造性の背景にある神経学的な考察をすることで,芸術家をいわば内側から分析しようとする試みの2回目の特集号である(初回は2021年12月号)。自分もカフカに関して記事を載せたが,河村満氏の論文でグレン・グールドと夏目漱石の分析,知情意や時間意識のことに触れている点が興味深かった。特に,脳の内側の部分,デフォルトモードネットワークに着目して論じている点に関心があった。高次機能に関しては,大脳皮質外側に着目した研究は多いが,大脳皮質内側の高次機能は,しばしば無視されてきた。自分自身も『ひらめき脳』(青灯社, 2024)の中で,ひらめきに対するデフォルトモードネットワークの,外側の大脳皮質のいわば影のような存在である大脳皮質の内側領域で行っている働きに着目して,ひらめきと社会性や,情動性との関連性を論じた。
この内側領域の持つさまざま働きは,社会脳と名づけて,社会性だけで理解しようとする場合があるが,それは誤解を招くと思われる。この領域は他者との関係性だけでなく,想像することにもかかわり,その人の内面の思考や感覚,特に私という事に関する自伝的記憶や展望的記憶,ナラティブ思考などの自己意識とも深く関わるからである。芸術家とは,このような想像性を含む自己意識に対して特に感受性が高いと考えられる。そのため,注意という限りある認知的ソースを外界や他者に向けるより,むしろ自分の心の中の世界に向けて,その感覚を作品に表現しているのではないかと感じられる。
「BRAIN and NERVE」第76巻 総目次 フリーアクセス
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基本情報
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バックナンバー
76巻12号(2024年12月発行)
特集 芸術家と神経学Ⅱ
76巻11号(2024年11月発行)
特集 ALS 2024
76巻10号(2024年10月発行)
特集 どうして効くんだろう
76巻9号(2024年9月発行)
特集 治療可能な認知症としてのアルツハイマー病
76巻8号(2024年8月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である—revisited
76巻7号(2024年7月発行)
特集 ニューロ・バイオイメージング—技術と応用
76巻6号(2024年6月発行)
特集 注意と注意障害
76巻5号(2024年5月発行)
増大特集 末梢神経・筋肉の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
76巻4号(2024年4月発行)
特集 神経病理最前線
76巻3号(2024年3月発行)
特集 きちんと説明ができますか?
76巻2号(2024年2月発行)
特集 特発性正常圧水頭症の現在
76巻1号(2024年1月発行)
特集 新時代の重症筋無力症と関連疾患の診療
75巻12号(2023年12月発行)
特集 アガサ・クリスティーと神経毒
75巻11号(2023年11月発行)
特集 アロスタシス—ホメオスタシスを超えて
75巻10号(2023年10月発行)
特集 メタバースへの招待
75巻9号(2023年9月発行)
特集 妊娠と神経疾患
75巻8号(2023年8月発行)
特集 アルツハイマー病は本当に早期発見できるのか
75巻7号(2023年7月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part2 末梢編
75巻6号(2023年6月発行)
特集 Antibody Update 2023 Part1 中枢編
75巻5号(2023年5月発行)
増大特集 神経・精神領域の薬剤ハンドブック
75巻4号(2023年4月発行)
特集 All About Epilepsy
75巻3号(2023年3月発行)
特集 慢性疼痛
75巻2号(2023年2月発行)
特集 多系統萎縮症の新診断基準とこれからの診療
75巻1号(2023年1月発行)
特集 よく出会う不随意運動を知る
74巻12号(2022年12月発行)
特集 映画を観て精神・神経疾患を知る
74巻11号(2022年11月発行)
特集 RFC1遺伝子関連スペクトラム障害
74巻10号(2022年10月発行)
特集 ウイルス性脳炎・脳症2022
74巻9号(2022年9月発行)
特集 動的環境への適応系としての歩行
74巻8号(2022年8月発行)
特集 迷走神経の不思議
74巻7号(2022年7月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識2022
74巻6号(2022年6月発行)
特集 脳神経内科医に求められる移行医療
74巻5号(2022年5月発行)
増大特集 次の一手—神経筋疾患難治例をどのように治療するか
74巻4号(2022年4月発行)
特集 脳科学リテラシーを高めるために
74巻3号(2022年3月発行)
特集 中枢性自律神経障害update
74巻2号(2022年2月発行)
特集 温度を感じる脳と身体の科学
74巻1号(2022年1月発行)
特集 脳神経内科医のキャリアパスとリーダーシップ
73巻12号(2021年12月発行)
特集 芸術家と神経学
73巻11号(2021年11月発行)
特集 「目」の神経学
73巻10号(2021年10月発行)
特集 中枢神経・末梢神経の悪性リンパ腫
73巻9号(2021年9月発行)
特集 脳卒中治療に必要な基礎知識
73巻8号(2021年8月発行)
特集 脳腸相関—脳-身体の双方向性制御
73巻7号(2021年7月発行)
特集 グリアと神経—相補的な制御系として
73巻6号(2021年6月発行)
特集 Lower Spine Neurology
73巻5号(2021年5月発行)
増大特集 中枢神経の自己免疫性・炎症性疾患ハンドブック
73巻4号(2021年4月発行)
特集 片頭痛・群発頭痛治療の新たな夜明け
73巻3号(2021年3月発行)
特集 マルチリンガルブレイン
73巻2号(2021年2月発行)
特集 筋炎と壊死性筋症
73巻1号(2021年1月発行)
特集 Neuro-Oncology
72巻12号(2020年12月発行)
特集 超高齢期の精神神経疾患を診る
72巻11号(2020年11月発行)
増大特集 脳の発振現象—基礎から臨床へ
72巻10号(2020年10月発行)
特集 COVID-19—脳神経内科医が診るための最新知識
72巻9号(2020年9月発行)
特集 皮質性小脳萎縮症へのアプローチ
72巻8号(2020年8月発行)
特集 サルコイドーシス
72巻7号(2020年7月発行)
増大特集 神経倫理ハンドブック
72巻6号(2020年6月発行)
特集 前頭側頭葉変性症の今日的理解
72巻5号(2020年5月発行)
特集 多発性硬化症の現在と未来
72巻4号(2020年4月発行)
増大特集 神経疾患の診断における落とし穴—誤診を避けるために
72巻3号(2020年3月発行)
特集 でこぼこの脳の中でおしくらまんじゅうする脳機能
72巻2号(2020年2月発行)
特集 αシヌクレイノパチーの新たな展開
72巻1号(2020年1月発行)
特集 神経難病をクスリで治す—薬物開発の現況と近未来への展望
71巻12号(2019年12月発行)
特集 小脳と大脳—Masao Itoのレガシー
71巻11号(2019年11月発行)
増大特集 ALS2019
71巻10号(2019年10月発行)
特集 認知症と遺伝
71巻9号(2019年9月発行)
特集 神経疾患のドラッグ・リポジショニング—新時代へ
71巻8号(2019年8月発行)
特集 パーキンソン病診療の現在地—200年の変遷と新規治療
71巻7号(2019年7月発行)
増大特集 人工知能と神経科学
71巻6号(2019年6月発行)
特集 補体標的治療の現状と展望
71巻5号(2019年5月発行)
特集 NPSLE
71巻4号(2019年4月発行)
増大特集 神経学のための皮膚アトラス
71巻3号(2019年3月発行)
特集 Spine Neurology
71巻2号(2019年2月発行)
特集 “スポーツ”を生み出す脳
71巻1号(2019年1月発行)
特集 人工知能の医療応用Update
70巻12号(2018年12月発行)
特集 主訴に沿う—俯瞰し収束する画像診断の目
70巻11号(2018年11月発行)
増大特集 脳科学で解き明かす精神神経症候
70巻10号(2018年10月発行)
特集 「左脳と右脳」の現在
70巻9号(2018年9月発行)
特集 脳神経内科診療に役立つ精神科の知識
70巻8号(2018年8月発行)
特集 レヴィ小体型認知症の新知見
70巻7号(2018年7月発行)
増大特集 記憶と忘却に関わる脳のしくみ—分子機構から健忘の症候まで
70巻6号(2018年6月発行)
特集 芸術を生み出す脳
70巻5号(2018年5月発行)
特集 非アルツハイマー型認知症の病理学
70巻4号(2018年4月発行)
増大特集 Antibody Update 2018
70巻3号(2018年3月発行)
特集 『認知症疾患診療ガイドライン2017』を読み解く
70巻2号(2018年2月発行)
特集 知っておきたい神経感染症
70巻1号(2018年1月発行)
特集 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の今
69巻12号(2017年12月発行)
特集 運動異常症をみる—Web動画付録つき
69巻11号(2017年11月発行)
増大特集 こころの時間学の未来
69巻10号(2017年10月発行)
特集 成人てんかん—知っておきたい6つのトピック
69巻9号(2017年9月発行)
特集 ミクログリアと精神・神経疾患
69巻8号(2017年8月発行)
特集 遺伝性脊髄小脳失調症の病態と治療展望
69巻7号(2017年7月発行)
増大特集 あしたのアルツハイマー病治療
69巻6号(2017年6月発行)
特集 局在病変の神経心理学
69巻5号(2017年5月発行)
特集 Voxel-Based Morphometry—体積からわかること
69巻4号(2017年4月発行)
増大特集 ブロードマン領野の現在地
69巻3号(2017年3月発行)
特集 磁気刺激の新たな展開
69巻2号(2017年2月発行)
特集 Stroke-Like Diseases—鑑別時に注意を要する5病態
69巻1号(2017年1月発行)
特集 近年注目されている白質脳症
68巻12号(2016年12月発行)
特集 炎症性神経・筋疾患の新たな展開
68巻11号(2016年11月発行)
増大特集 連合野ハンドブック
68巻10号(2016年10月発行)
特集 アディクション—行動の嗜癖
68巻9号(2016年9月発行)
特集 自己免疫性脳炎・脳症
68巻8号(2016年8月発行)
特集 こころと汗
68巻7号(2016年7月発行)
増大特集 認知症の危険因子と防御因子
68巻6号(2016年6月発行)
特集 脳とフローラ
68巻5号(2016年5月発行)
特集 手の症候学—生理学・解剖学からみた新知見
68巻4号(2016年4月発行)
増大特集 治せる認知症
68巻3号(2016年3月発行)
特集 末梢神経の血管炎
68巻2号(2016年2月発行)
特集 筋疾患の認知機能障害
68巻1号(2016年1月発行)
特集 シャルコー・マリー・トゥース病
67巻12号(2015年12月発行)
特集 視床と高次脳機能
67巻11号(2015年11月発行)
増大特集 ギラン・バレー症候群のすべて—100年の軌跡
67巻10号(2015年10月発行)
特集 非・日常生活の脳科学
67巻9号(2015年9月発行)
特集 酵素補充療法
67巻8号(2015年8月発行)
特集 神経難病の終末期医療
67巻7号(2015年7月発行)
増大特集 神経疾患と感染症update
67巻6号(2015年6月発行)
特集 脳と「質感」
67巻5号(2015年5月発行)
特集 NCSE(非痙攣性てんかん重積状態)
67巻4号(2015年4月発行)
増大特集 大脳皮質vs.大脳白質
67巻3号(2015年3月発行)
特集 中枢神経の血管炎
67巻2号(2015年2月発行)
特集 「食べる」を考える
67巻1号(2015年1月発行)
特集 ニューロトキシコロジー
66巻12号(2014年12月発行)
特集 Orthopaedic Neurology—神経内科と整形外科の狭間で
66巻11号(2014年11月発行)
増大特集 神経症候学は神経学の“魂”である
66巻10号(2014年10月発行)
特集 分子を撃つ 神経疾患治療の新しい水平線
66巻9号(2014年9月発行)
特集 痙縮の臨床神経学
66巻8号(2014年8月発行)
特集 神経系の悪性リンパ腫update
66巻7号(2014年7月発行)
増大特集 アミロイド関連神経疾患のすべて―封入体筋炎からアルツハイマー病まで
66巻6号(2014年6月発行)
特集 ミラーニューロン
66巻5号(2014年5月発行)
特集 アセチルコリンと神経疾患―100年目の現在地
66巻4号(2014年4月発行)
増大特集 タッチ・ビジョン・アクション
66巻3号(2014年3月発行)
特集 神経筋疾患の超音波診断
66巻2号(2014年2月発行)
特集 糖尿病の神経学revisited
66巻1号(2014年1月発行)
特集 日常生活の脳科学
65巻12号(2013年12月発行)
特集 プロテイノパチーの神経病理学
65巻11号(2013年11月発行)
増大特集 Close Encounters―臨床神経学と臨床免疫学の遭遇と未来
65巻10号(2013年10月発行)
特集 神経系の発達メカニズム―最近の話題
65巻9号(2013年9月発行)
特集 Common diseaseは神経学の主戦場である―現状と展望
65巻8号(2013年8月発行)
特集 こころの時間学―現在・過去・未来の起源を求めて
65巻7号(2013年7月発行)
増大特集 あしたの脳梗塞
65巻6号(2013年6月発行)
特集 見せる・仕分ける―脳機能解析の新手法
65巻5号(2013年5月発行)
特集 てんかん―新しいパースペクティブ
65巻4号(2013年4月発行)
増大特集 Antibody Update
65巻3号(2013年3月発行)
特集 次世代シーケンサーによる神経変性疾患の解析と展望
65巻2号(2013年2月発行)
特集 血液脳関門研究の進歩
65巻1号(2013年1月発行)
特集 Corticobasal Syndrome
64巻12号(2012年12月発行)
特集 The Border-Land of Dementia
64巻11号(2012年11月発行)
増大特集 痛みの神経学―末梢神経から脳まで
64巻10号(2012年10月発行)
特集 辺縁系をめぐって
64巻9号(2012年9月発行)
特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
64巻8号(2012年8月発行)
特集 線条体の基礎と臨床
64巻7号(2012年7月発行)
増大特集 顔認知の脳内機構
64巻6号(2012年6月発行)
特集 睡眠と覚醒の脳内機構
64巻5号(2012年5月発行)
特集 神経疾患のバイオマーカー
64巻4号(2012年4月発行)
増大特集 パーキンソン病の新しい側面
64巻3号(2012年3月発行)
特集 アカデミアから新規治療の実現へ―トランスレーショナルリサーチの現状
64巻2号(2012年2月発行)
特集 生物学的精神医学の進歩
64巻1号(2012年1月発行)
特集 iPS細胞と神経疾患
63巻12号(2011年12月発行)
特集 神経心理学と画像解析の融合
63巻11号(2011年11月発行)
増大特集 筋疾患update
63巻10号(2011年10月発行)
特集 緩徐進行性高次脳機能障害の病態
63巻9号(2011年9月発行)
特集 脳卒中の最新画像診断
63巻8号(2011年8月発行)
特集 日本人の発見した神経症候
63巻7号(2011年7月発行)
増大特集 神経筋接合部―基礎から臨床まで
63巻6号(2011年6月発行)
特集 ニューロパチー
63巻5号(2011年5月発行)
特集 神経系と血管内リンパ腫
63巻4号(2011年4月発行)
増大特集 てんかんの新しい治療
63巻3号(2011年3月発行)
特集 サイバーナイフ治療
63巻2号(2011年2月発行)
特集 続・日本人の発見した神経疾患
63巻1号(2011年1月発行)
特集 血管腫
62巻12号(2010年12月発行)
特集 頸部頸動脈狭窄症の診断と治療
62巻11号(2010年11月発行)
増大特集 歩行とその異常
62巻10号(2010年10月発行)
特集 ブレインバンク
62巻9号(2010年9月発行)
特集 視神経脊髄炎(NMO)update
62巻8号(2010年8月発行)
特集 辺縁系脳炎
62巻7号(2010年7月発行)
増大特集 アルツハイマー病―研究と診療の進歩
62巻6号(2010年6月発行)
特集 改正臓器移植法の問題点とその対応
62巻5号(2010年5月発行)
特集 神経画像のピットフォール―見落としと読み過ぎ
62巻4号(2010年4月発行)
特集 傍腫瘍性神経筋疾患update
62巻3号(2010年3月発行)
特集 神経回路解析法の最近の進歩
62巻2号(2010年2月発行)
特集 ニューロリハビリテーションの最前線
62巻1号(2010年1月発行)
特集 神経救急
61巻12号(2009年12月発行)
特集 Somatotopy再考
61巻11号(2009年11月発行)
特集 前頭側頭葉変性症
61巻10号(2009年10月発行)
特集 片頭痛の予防療法
61巻9号(2009年9月発行)
特集 脳血管障害治療の進歩
61巻8号(2009年8月発行)
特集 神経・筋疾患の分子標的治療
61巻7号(2009年7月発行)
特集 脳腫瘍研究の最前線―遺伝子解析から治療まで
61巻6号(2009年6月発行)
特集 脊椎・脊髄外科の最近の進歩
61巻5号(2009年5月発行)
特集 Restless legs syndrome
61巻4号(2009年4月発行)
特集 大脳基底核―分子基盤から臨床まで
61巻3号(2009年3月発行)
特集 Microneurography(微小神経電図法)の臨床応用
61巻2号(2009年2月発行)
特集 神経系の再興感染症と輸入感染症
61巻1号(2009年1月発行)
特集 脳神経倫理
60巻12号(2008年12月発行)
特集 痙縮
60巻11号(2008年11月発行)
特集 脳卒中と遺伝子
60巻10号(2008年10月発行)
特集 若年者の脳卒中
60巻9号(2008年9月発行)
特集 知・情・意の神経学
60巻8号(2008年8月発行)
特集 脳硬膜動静脈瘻
60巻7号(2008年7月発行)
増大特集 学習と記憶――基礎と臨床
60巻6号(2008年6月発行)
特集 Crow-深瀬症候群(POEMS症候群)
60巻5号(2008年5月発行)
特集 「痛み」の研究と治療の最前線
60巻4号(2008年4月発行)
増大特集 神経系の発生とその異常
60巻3号(2008年3月発行)
特集 特発性正常圧水頭症(iNPH)―最近の話題
60巻2号(2008年2月発行)
特集 がん治療と神経障害
60巻1号(2008年1月発行)
特集 日本人の発見した神経疾患
59巻12号(2007年12月発行)
特集 損傷神経の再生―温存的治療法の開発
59巻11号(2007年11月発行)
特集 手根管症候群をめぐって
59巻10号(2007年10月発行)
増大特集 ALS―研究と診療の進歩
59巻9号(2007年9月発行)
特集 パーキンソン病の認知機能障害
59巻8号(2007年8月発行)
特集 パーキンソン病の分子遺伝学―最近の知見
59巻7号(2007年7月発行)
増大特集 情報伝達処理におけるグリアの機能と異常
59巻6号(2007年6月発行)
特集 職業性神経障害の新しい展開
59巻5号(2007年5月発行)
特集 脳画像最前線
59巻4号(2007年4月発行)
増大特集 最近注目される脳神経疾患治療の研究
59巻3号(2007年3月発行)
特集 分子イメージング
59巻2号(2007年2月発行)
特集 進行性多巣性白質脳症の新しい展開―PMLが治る時代へ向けて
59巻1号(2007年1月発行)
特集 高次視覚研究の最近の進歩