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文献詳細

雑誌文献

総合診療25巻1号

2015年01月発行

文献概要

特集 動悸・息切れ─ヤバい病気の見つけ方 そして見つからなかった時の対処法 【動悸・息切れ症状の標準的マネージメントとプラスワン】

慢性心不全のマネージメント

著者: 長谷川拓也1 北風政史2

所属機関: 1国立循環器病研究センター心臓血管内科 2国立循環器病研究センター臨床研究部

ページ範囲:P.35 - P.37

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 慢性心不全の治療に関しては,ガイドライン1)にもあるように,β遮断薬,アンギオテンシン転換酵素(ACE)阻害薬,アルドステロン受容体拮抗薬(ARB)など,標準的な治療は記載されている.これらの処方により多くの心不全患者は特に問題なく経過するが,経過中に体調が悪くなることもあり,息切れ,浮腫,動悸がみられることが多い.
 本稿では慢性心不全患者における息切れ,動悸に対する考え方,対処法について述べる.

参考文献

1)循環器病の診断と治療に関するガイドライン:慢性心不全治療ガイドライン(2010年改訂版).日本循環器学会,2010.
2)循環器病の診断と治療に関するガイドライン:心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン(2012年改訂版).日本循環器学会,2012.
3)The Cardiac Arrhythmia Suppression Trial(CAST) Investigators : Preliminary report ; effect of encainide and flecainide on mortality in a randomized trial of arrhythmia suppression after myocardial infarction. N Engl J Med 321 : 406-412, 1989.
4)循環器病の診断と治療に関するガイドライン:心臓突然死の予知と予防法のガイドライン(2010年改訂版).日本循環器学会,2010.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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