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憧れのジェネラリストが語る「努力はこうして実を結ぶ!」・1【新連載】
立ち枯れのジェネラリストが語る「努力はこうも徒労に終わる?」─医療コミュニケーション編
著者: 本村和久1
所属機関: 1沖縄県立中部病院プライマリケア・総合内科
ページ範囲:P.60 - P.60
文献購入ページに移動 私の周囲には,まさに「憧れのジェネラリスト」がたくさん,幸せな環境で仕事をしているが,「憧れのジェネラリスト」なんて医師には到底なれそうになく,この原稿依頼はかなりキツイものがあった.そこで,上記のように改題させて頂き,駄文を連ねる失礼をお許し願いたい.
参考文献
1)M.フーコー(著),神谷恵美子(訳):臨床医学の誕生.みすず書房,1969 <病的事実を知るためには,医師は病人をさし引かなくてはならない.……患者は彼の病に対して,一つの外的事実にすぎないのである.医学的な読みは,患者を括弧にいれるためにしか,彼を考慮に入れてはならないのである.>
2)イヴァン・イリッチ(著),金子嗣郎(訳):脱病院化社会─医療の限界.晶文社クラシックス,1998
3)NPO法人 ささえあい医療人権センターCOML(コムル):これまでのSP参加型教育と,医療分野での展開の可能性─COML模擬患者活動20周年記念シンポジウム報告集,2012 http://www.coml.gr.jp/katsudo-naiyo-iryosha/sp.html
4)吉岡泰夫,他:ポライトネス理論の応用による医療コミュニケーション適切化のための社会言語学的研究.科学研究費助成事業 研究課題番号:21320088 2010年度 研究実績報告書,2010 https://kaken.nii.ac.jp/d/p/21320088/2010/3/ja.ja.html
5)本田美和子,イヴ・ジネスト,ロゼット・マレスコッティ:ユマニチュード入門.医学書院,2014
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