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特集 総合医のためのスポーツ医学ベーシックス 【プライマリ・ケアで遭遇するcommonなスポーツ傷害】
脊椎
著者: 辰村正紀124 金岡恒治34
所属機関: 1筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター 2水戸協同病院整形外科 3早稲田大学スポーツ科学学術院 4日本水泳連盟
ページ範囲:P.124 - P.127
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患者:14歳男性.競技種目:飛込.競技歴:3年.
主訴:右腰痛.
現病歴:2週間前からの腰痛が持続するため来院.単純X線写真では骨折線は認めないが,MRIにて第5腰椎の右関節突起間部に高輝度変化を認め(図1a, b),腰椎分離症と診断した.CTでは右椎弓基部の尾側〜頭側にかけて骨折線を認めた(図1c).病期分類は初期と判断し,硬性コルセット着用を中心とした保存療法を行い,骨癒合を得た.
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