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文献詳細

雑誌文献

総合診療25巻2号

2015年02月発行

文献概要

特集 総合医のためのスポーツ医学ベーシックス 【総合医が知っておきたいスポーツ医学の知識】

スポーツ栄養・サプリメント

著者: 塚本咲翔1 齋藤あき1 飯田薫子1

所属機関: 1お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科応用栄養学教室

ページ範囲:P.132 - P.135

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 国際オリンピック委員会(International Olympic Committee : IOC)のステートメント(IOC Consensus Statement on Sports Nutrition 2010)でも,「食事がスポーツ選手のパフォーマンスにもたらす影響は大きい」と冒頭に述べられており,いまやスポーツに栄養は必須である.その目的は,体格の維持・調整,コンディショニングの維持にあり,だからといって,特別難しい食事が必要ということではない.どのような競技,レベルのスポーツだとしても,エネルギーの充足と栄養素の過不足がないよう,さまざまな食品を組み合わせて摂ることが基本であり,大原則となる.

参考文献

1)IOC Consensus Statement on Sports Nutrition 2010.http://www.olympic.org/Documents/Reports/EN/CONSENSUS-FINAL-v8-en.pdf <IOCによる選手向けの栄養ガイドライン>
2)Nutrition for Athletes:Prepared by the Nutrition Working Group of the International Olympic Committee in October 2012. http://www.olympic.org/Documents/Reports/EN/en_report_833.pdf <IOCによる選手向けの栄養ガイドライン>
3)国立スポーツ科学センター「サプリメント@JISS」.http://www.jpnsport.go.jp/jiss/supplement/tabid/340/Default.aspx <国立スポーツ科学センターにおけるサプリメントの考え方と情報がまとめられている>
4)厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会報告書.http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000041824.html <日本人の栄養素の摂取基準について,詳しくまとめられている>

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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