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文献詳細

雑誌文献

総合診療25巻2号

2015年02月発行

文献概要

血液内科学が得意科目になるシリーズ・11

“しこり”が気になって……リンパ節腫脹

著者: 萩原將太郎123

所属機関: 1国立国際医療研究センター血液内科診療科 2国立国際医療研究センター輸血室 3国立国際医療研究センター細胞調整管理室

ページ範囲:P.178 - P.184

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 これまで,血球の増減について学んできました.今回は,表在リンパ節の腫脹について,そのメカニズムと鑑別診断を考えたいと思います.
 リンパ節は,免疫をつかさどる重要な器官です.その腫脹は,感染症,腫瘍,その他炎症性疾患などさまざまな病気で起きるため,幅広い鑑別診断が必要であり,そのためには,詳細な病歴聴取と慎重な身体診察が重要です.
 では,症例を通して学んでいきましょう.

参考文献

1)Bazemore AW, et al:Lymphadenopathy and malignancy. American Family Physician 66 : 2103-2110, 2002.
2)名取一彦,萩原將太郎:リンパ節腫脹.JIM 24 : 579-582, 2014.
3)中村造,他:菊池病69例の臨床的検討.感染症学会誌 83 : 363-368, 2009.
4)Rosenwald A, et al : The use of molecular profiling to predict survival after chemotherapy for diffuse large B cell lymphoma. N Engl J Med 346(25) : 1937-1947, 2002.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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