文献詳細
What's your diagnosis?[147]
文献概要
症例
患者:70代後半,女性.
主訴:嘔吐,左大腿痛.
病歴:左不全麻痺があり,ほぼ寝たきりで,移乗時は車椅子を使用する患者.来院当日朝6時半頃,食事中に嘔吐,血圧上昇のため救急要請された.来院後,左大腿外側痛の訴えがあった.
既往歴:高血圧,左大腿骨骨折(人工股関節置換術後),脳動脈瘤に対しコイル塞栓術→術後左PICA(後下小脳動脈),SCA(上小脳動脈)領域脳梗塞・水頭症→外減圧術+脳室ドレナージ→LP(腰部くも膜下腔腹腔)シャント術(その後左不全麻痺,ミオクローヌス様の不随意運動が残存),慢性硬膜下血腫(右穿頭血腫除去術).
内服薬:カンデサルタン(8mg)1錠分1,フェニトイン散10%(100mg)2包分2,アマンタジン(50mg)3錠分3,ブロチゾラム(0.25mg)2錠分1,ベポタスチン(10mg)2錠分2.
患者:70代後半,女性.
主訴:嘔吐,左大腿痛.
病歴:左不全麻痺があり,ほぼ寝たきりで,移乗時は車椅子を使用する患者.来院当日朝6時半頃,食事中に嘔吐,血圧上昇のため救急要請された.来院後,左大腿外側痛の訴えがあった.
既往歴:高血圧,左大腿骨骨折(人工股関節置換術後),脳動脈瘤に対しコイル塞栓術→術後左PICA(後下小脳動脈),SCA(上小脳動脈)領域脳梗塞・水頭症→外減圧術+脳室ドレナージ→LP(腰部くも膜下腔腹腔)シャント術(その後左不全麻痺,ミオクローヌス様の不随意運動が残存),慢性硬膜下血腫(右穿頭血腫除去術).
内服薬:カンデサルタン(8mg)1錠分1,フェニトイン散10%(100mg)2包分2,アマンタジン(50mg)3錠分3,ブロチゾラム(0.25mg)2錠分1,ベポタスチン(10mg)2錠分2.
参考文献
1)酒見英太(監修),上田剛士(著):ジェネラリストのための内科診断リファレンス.医学書院,2014.
2)Wakefield TW, et al : Abdominal aortic aneurysm rupture ; statistical analysis of factors affecting outcome of surgical treatment. Surgery 91(5) : 586-596, 1982.
3)Chung WB : The ruptared abdominal aortic aneurysm ; a diagnostic problem. Can Med Assoc J 105(8) : 811-815, 1971.
掲載誌情報