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特集 咳を聴きとり,咳を止める 【咳へのアプローチ:問診と身体所見を極めよう】
どう身体所見をとるか?
著者: 徳田安春1
所属機関: 1地域医療機能推進機構(JCHO)本部
ページ範囲:P.443 - P.446
文献購入ページに移動 一般に,慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)の診断は遅れていると言われている.40パック年以上の大量長期喫煙歴のある患者で常に,COPDの可能性を考慮して診察を行うべきである.では,下記のケースを見てみよう.
参考文献
1)ローレンス・ティアニー(訳:松村正巳):ティアニー先生のベスト・パール.医学書院,2011.
2)Tokuda Y, Miyagi S : Physical Diagnosis of Chronic Obstructive Pulmonary Disease. Internal Medicine 46(28) : 1885-1891, 2007.
3)Norisue Y, Tokuda Y, et al : Phasic characteristics of inspiratory crackles of bacterial and atypical pneumonia. Postgrad Medical Journal 84(994) : 432-436, 2008.
4)徳田安春:呼吸困難その1:病歴と診察によるエビデンス内科診断.JIM 24(12) : 1140-1144, 2014.
5)徳田安春:呼吸困難その2:病歴と診察によるエビデンス内科診断.総合診療 25(1) : 72-75, 2015.
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