icon fsr

文献詳細

雑誌文献

総合診療25巻5号

2015年05月発行

文献概要

血液内科学が得意科目になるシリーズ・14

粘り気のある血液(前編)

著者: 萩原將太郎123

所属機関: 1国立国際医療研究センター血液内科診療科 2国立国際医療研究センター輸血室 3国立国際医療研究センター細胞調整管理室

ページ範囲:P.498 - P.501

文献購入ページに移動
 普段,見逃しがちな血液疾患の一つに形質細胞性疾患があります.貧血など血液異常のみでなく,神経症状,腎機能障害,心機能障害,骨病変など多臓器にわたる症状をきたすことがあります.なかなか診断にたどりつかないことも多く,重症化して初めて診断されることも少なくありません.
 今回は,見逃してはならない形質細胞性疾患について,症例を通じて考えてみましょう.

参考文献

1)Rajkumar S, et al : International myeloma working group updated criteria for the diagnosis of multiple myeloma. Lancet Oncol 15 : e538-548, 2014.
2)Durie BGM : The role of anatomic and functional staging in myeloma : Description of Durie/Salmon plus staging system. Eur J Cancer 42 : 1539-1543, 2006.
3)Greipp PR, et al : International staging system for multiple myeloma. J Clin Oncol 23 : 3412-3420, 2005.
4)Chng WJ, et al : IMWG consensus on risk stratification in multiple myeloma. Leukemia 28 : 269-277, 2014.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?