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文献詳細

雑誌文献

総合診療25巻6号

2015年06月発行

文献概要

特集 高齢者救急の落とし穴─紹介する時,される時 【救急現場のコミュニケーション】

「どうしても入院させてほしい」と言われたら—高齢者救急現場のコミュニケーションの留意点

著者: 和田耕一1 川口篤也1

所属機関: 1勤医協中央病院 総合診療センター

ページ範囲:P.557 - P.559

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 高齢者救急現場での「入院希望」,よくありますよね.診察室に入るなり「入院させてほしいんです……」と訴える方もいますし,救急要請を受けて救急隊が到着すると「着替えも済ませて入院道具一式そろえて玄関で待っている」なんてツワモノもいるようです.
 それでは,“医学的には入院適応はないが「どうしても入院させてほしい」と言われた時”にどのように説明したらよいのでしょうか?

参考文献

1)太田凡:ER型救急における高齢者救急の現状.日本老年医学会雑誌 48(4): 317-321, 2011. <高齢者救急では,MSWなどと連携し帰宅後の介護や医療提供を考慮するよう心がける>
2)Terrell KM, et al : Quality indicators for geriatric emergency care. Acad Emerg Med 16(5): 441-449, 2009. <高齢者救急の質評価で紹介先との連携が1つの指標になっている>

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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