文献詳細
文献概要
みるトレ
Case 91
著者: 忽那賢志1
所属機関: 1国立国際医療研究センター感染症内科・国際感染症センター
ページ範囲:P.789 - P.791
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患者:40代,男性.
主訴:発熱,耳の下が腫れてきた.
現病歴:3日前より左耳の下が腫れていることを自覚していた.2日前には右耳の下部も同様に腫れてきて,発熱も伴うようになった.その後も症状が改善しないため当院耳鼻咽喉科を受診し,感染症が疑われたため感染症内科に紹介となった.現在は軽い頭痛と,食欲不振があるという.
既往歴:特記事項なし.ムンプスの既往なし.
予防接種歴:定期接種はすべて接種済み.ムンプスの予防接種は不明.
sick contact:病人との接触はないとのこと.小児との接触歴もない.
身体所見:血圧122/74mmHg,脈拍102回/分,体温38.7℃,呼吸数16回/分.
両耳下腺の腫脹を認める(図1).
患者:40代,男性.
主訴:発熱,耳の下が腫れてきた.
現病歴:3日前より左耳の下が腫れていることを自覚していた.2日前には右耳の下部も同様に腫れてきて,発熱も伴うようになった.その後も症状が改善しないため当院耳鼻咽喉科を受診し,感染症が疑われたため感染症内科に紹介となった.現在は軽い頭痛と,食欲不振があるという.
既往歴:特記事項なし.ムンプスの既往なし.
予防接種歴:定期接種はすべて接種済み.ムンプスの予防接種は不明.
sick contact:病人との接触はないとのこと.小児との接触歴もない.
身体所見:血圧122/74mmHg,脈拍102回/分,体温38.7℃,呼吸数16回/分.
両耳下腺の腫脹を認める(図1).
参考文献
Mandell GL, et al : Mandell, Douglas, and Bennett's Principles and Practice of Infectious Diseases, 7ed. pp2543-2578, Churchill Livingstone, Philadelphia, 2010.
掲載誌情報