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文献詳細

雑誌文献

総合診療25巻9号

2015年09月発行

文献概要

臨床の勘と画像診断力を鍛える コレクション呼吸器疾患[43]

胸痛を伴った繰り返す肺炎と考えられた1症例

著者: 藤田次郎1 宮城征四郎2

所属機関: 1琉球大学医学部附属病院 2群星沖縄臨床研修センター

ページ範囲:P.880 - P.889

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本連載では,沖縄県臨床呼吸器同好会の症例検討会をもとに,実況中継形式で読者のみなさんに呼吸器内科疾患を診る際のポイントとアプローチ方法を伝授したいと思います.宮城征四郎先生の豊富な臨床経験に基づいたコメントに注目しながら読み進めてください.画像診断のポイントと文献学的考察も押さえています.それでは早速始めましょう.今月のテーマは,胸痛を伴った繰り返す肺炎と考えられた36歳男性に対するアプローチです.

参考文献

1)Nomura T, et al : Frequency of protein S deficiency in general Japanese population. Thromb Res 100 : 367-371, 2000.
2)日本循環器学会:循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2008年度合同研究班報告).肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断・治療・予防に関するガイドライン(2009年改訂版).
3)西岡清春:特定の呼び名のついたレントゲンサイン.小西六写真工業株式会社,東京,1973.
4)Westmark N : On the roentgen diagnosis of lung embolism. Acta Radiol 19 : 357-372, 1938.
5)Hampton AO, et al : Correlation of postmortem chest teleroentgenograms with autopsy findings ; with special reference to pulmonary embolism and infarction. AJR 43 : 305-326, 1940.
6)Kinoshita S, et al : Protein S and protein C gene mutations in Japanese deep vein thrombosis patients. Clin Biochem 38 : 908-915, 2005.
7)Miyata T, et al : Prevalence of genetic mutations in protein S, protein C and antithrombin genes in Japanese patients with deep vein thrombosis. Thromb Res 124 : 14-18, 2009.
8)金沢大学血液内科・呼吸器内科:先天性血栓性素因と病態─アンチトロンビン・プロテインC & S欠損症(1).血液・呼吸器内科のお役立ち情報,2009.http://www.3nai.jp/weblog/entry/27733.html
9)Murray HW, et al : Fever and pulmonary thromboembolism. Am J Med 67 : 232-235, 1979.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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