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特集 妊婦・褥婦が一般外来に来たら─エマージェンシー&コモンプロブレム 【総論】
総合診療医として押さえておきたい妊娠の一般的経過と出産後の経過
著者: 新井隆成1
所属機関: 1恵寿総合病院 家族みんなの医療センター
ページ範囲:P.10 - P.13
文献購入ページに移動 分娩取り扱い医が減少する時代である.総合診療医には妊娠の可能性を考慮した診療,妊産婦のコモンな訴えへの対応,そして妊産婦の緊急的な状態に対するプライマリ・ケアが求められる機会が増えてくるだろう.また産後についても,たとえば家族計画や妊娠糖尿病を罹患した患者の長期的フォローなど,女性や家族の健康に継続的に関わるプライマリ・ケア医の活躍のニーズが今後ますます増してくるものと期待される.女性の妊娠中,産後の経過についての知識を押さえて,これからの診療に役立てていただきたい.
参考文献
1)日本超音波医学会:超音波胎児計測の標準化と目本人の基準値2003年.J Med Ultrasonics 30(3): 415-439, 2003.
2)U.S. Preventive Services Task Force : Screening for iron deficiency anemia-including iron prophylaxis. Guide to Clinical Preventive Services. 2nd ed. pp231-246, Baltimore, Williams & Wilkins, 1996.
3)Stotland NE, et al : Weight gain and spontaneous preterm birth ; the role of race or ethnicity and previous preterm birth. Obstet Gynecol 108(6): 1448-1455, 2006.
4)Advanced Life Support Group : Pre-hospital Obstetrics Emergency Training, 1st ed. Wiley-blackwell, UK, 2010.
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