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文献概要
Editorial
現代的耳学問を考える
著者: 藤沼康樹1
所属機関: 1医療福祉生協連家庭医療学開発センター
ページ範囲:P.973 - P.973
文献購入ページに移動 インターネットやSNS(social networking service)により,圧倒的に増えたのは「文字」によるコミュニケーションと言っていいだろう.実際に,スマートホン(スマホ)による通話時間は減少傾向にあると言われている.
さて,こうした変化のなかで,「書き言葉」と「話し言葉」の距離は非常に近くなってきている.そして,知識を得たり教養をつけたりする媒体として,「話し言葉」が注目されているのではないだろうか.たとえば,ワークショップやワールド・カフェといった,これまで知識獲得の方法としてあまり注目されていなかった方法で上手に学ぶ,という機会が多くなってきている.そして,音声や動画を使って学び発信することの敷居が低くなっている印象である.
さて,こうした変化のなかで,「書き言葉」と「話し言葉」の距離は非常に近くなってきている.そして,知識を得たり教養をつけたりする媒体として,「話し言葉」が注目されているのではないだろうか.たとえば,ワークショップやワールド・カフェといった,これまで知識獲得の方法としてあまり注目されていなかった方法で上手に学ぶ,という機会が多くなってきている.そして,音声や動画を使って学び発信することの敷居が低くなっている印象である.
参考文献
1)宇野常寛,吉田尚記:新しい地図の見つけ方,メディアファクトリー,2016.
2)岡本裕一朗 :いま世界の哲学者が考えていること,ダイヤモンド社,2016.
掲載誌情報