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文献詳細

雑誌文献

総合診療26巻12号

2016年12月発行

文献概要

特集 これでパッチリ! 眼の健康問題 【スペシャル・アーティクル】

白内障治療の最前線

著者: 中村邦彦1

所属機関: 1たなし中村眼科クリニック

ページ範囲:P.1036 - P.1038

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 白内障の治療において,確実な方法は手術である.その手技は水晶体超音波乳化吸引術と眼内レンズ(intraocular lens : IOL)挿入によって確立しており,それ自体の原理にここ20年で変化はない.しかし,白内障手術関連機器およびIOLの進歩は著しく,以前の「見えるようになればよし」とする開眼手術から,近年では,より良好な裸眼視力を目指す屈折矯正手術としての要素を併せもつ手術へと変貌してきた.なかでもIOLについては,より良好な視機能をもたらすことができる,さまざまな「付加価値眼内レンズ(プレミアムIOL)」が導入されてきている.

参考文献

1)中村邦彦,他:臨床成績.ビッセン宮島弘子(編):トーリック眼内レンズ.pp129-136,南山堂,2010.
2)中村邦彦,他:多焦点眼内レンズ.大鹿哲郎(編):眼手術学.pp304-312,文光堂,2012.
3)ビッセン宮島弘子:多焦点眼内レンズ.エルゼビア・ジャパン,2008.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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