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文献詳細

雑誌文献

総合診療26巻2号

2016年02月発行

文献概要

血液内科学が得意科目になるシリーズ・23【最終回】

—危ない病気を見逃さないための—血液検査データの見方

著者: 萩原將太郎123

所属機関: 1国立国際医療研究センター血液内科診療科 2国立国際医療研究センター輸血室 3国立国際医療研究センター細胞調整管理室

ページ範囲:P.154 - P.160

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 血液検査を,どう解釈したらよいのか? よく,そのようなことを聞かれます.今回は,危ない病気を見逃さないための検査データの解釈と応用について,お話しします.
 「血液内科」は,内科のなかでも専門医が少なく,診療科も設置していない病院が数多くあります.本連載は,研修医や血液を専門としない先生方のお役に立ちたいとの願いから始まりましたが,これをもって最終回とさせていただきます.長い間,ありがとうございました.
 では,症例を通して考えてみましょう.

参考文献

1)Rao LV, et al:Laboratory tests. In : Williamson MA, et al(ed): Wallach's interpretation of diagnostic tests, 10th edition. Lippincott Wolters Kluwer, Philadelphia, 2015.
2)Nakamura S, et al:Intravascular large B cell lymphoma. In : Swerdlow SH, et al(ed):WHO Classification of tumours of haematopoietic and lymphoid tissues, 4th ed. pp252-253, IARC, Lyon, 2008.
3)Gill S, et al:Use of random skin biopsy to diagnose intravascular lymphoma presenting as fever of unknown origin. Am J Med 114(4): 56-58, 2003.
4)Fonkem E, et al:The natural history of intravascular lymphomatosis. Cancer Med 3(4):1010-1024, 2014.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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