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文献概要
特集 “賢い処方”と“ナゾ処方” 【“賢い処方”への第一歩】
目まぐるしく現れる「新薬」との付き合い方,知られざる注意点
著者: 片岡裕貴1
所属機関: 1兵庫県立尼崎総合医療センター 呼吸器内科・臨床研究推進ユニット
ページ範囲:P.466 - P.468
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慢性便秘に難渋している一例
患者:72歳,女性.気管支喘息にて通院中.
現病歴:慢性便秘症に対して,緩下剤(センノシド24mg/日)を頓服し,週4回程度の排便あり.
「ルビプロストンという新しい下剤が出た」と患者がインターネットで調べて,添付文書を診察室で医師に手渡してきた.
慢性便秘に難渋している一例
患者:72歳,女性.気管支喘息にて通院中.
現病歴:慢性便秘症に対して,緩下剤(センノシド24mg/日)を頓服し,週4回程度の排便あり.
「ルビプロストンという新しい下剤が出た」と患者がインターネットで調べて,添付文書を診察室で医師に手渡してきた.
参考文献
1)Sharon E, et al : Evidence-Based Medicine ; How to Practice and Teach It. Churchill Livingstone, 2010.
2)Lexchin J : Sponsorship bias in clinical research. Int J Risk Saf Med 24(14): 233-242, 2012.
3)独立行政法人 医薬品医療機器総合機構. https://www.pmda.go.jp/(2016年5日10日現在)
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