文献詳細
文献概要
Editorial
「ケアバンドル・チェックリスト」で感染症診療の質向上と耐性菌減少を!
著者: 徳田安春1
所属機関: 1臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄
ページ範囲:P.549 - P.549
文献購入ページに移動 本特集は,感染症関連のケアのために現場で即役に立つ代表的「ケアバンドル・チェックリスト」の紹介と,その実際の使い方を提供する.
総合診療医は複雑な患者の感染症ケアも担当することが多い.高齢者,フレイル,サルコペニア,コモビディティ,免疫不全状態,臓器移植後,HIV感染などのケースである.このような患者には,発熱への適切な診断と迅速で適切な治療が必須であり,ケアバンドルをベースとするチェックリストによる予防,診断,治療等の介入が有効である.また,点滴,デバイスや人工呼吸器などの複雑な医療介入を受ける患者のケアでも,医療関連感染症の予防が重要な課題であり,その予防にも「ケアバンドル・チェックリスト」が有効である.
総合診療医は複雑な患者の感染症ケアも担当することが多い.高齢者,フレイル,サルコペニア,コモビディティ,免疫不全状態,臓器移植後,HIV感染などのケースである.このような患者には,発熱への適切な診断と迅速で適切な治療が必須であり,ケアバンドルをベースとするチェックリストによる予防,診断,治療等の介入が有効である.また,点滴,デバイスや人工呼吸器などの複雑な医療介入を受ける患者のケアでも,医療関連感染症の予防が重要な課題であり,その予防にも「ケアバンドル・チェックリスト」が有効である.
参考文献
1)国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議.薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン,2016.http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000120769.pdf
2)[interview]具芳明氏に聞く:世界に広がる薬剤耐性菌,日本が取るべき行動とは─「アクションプラン」発表と抗菌薬適正使用への道筋.医学界新聞第3173号(2016年5月9日).
掲載誌情報