文献詳細
文献概要
GM Library 私の読んだ本
松村真司,矢吹 拓(編)『外来診療ドリル 診断&マネジメント力を鍛える200問』
著者: 徳田安春1
所属機関: 1臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄
ページ範囲:P.625 - P.625
文献購入ページに移動珠玉の外来100ケースを疑似経験
医師の診療能力はさまざまなケースを経験して上達する.それは,マニュアルやガイドラインのみを参照するだけでは決して得られない“臨床の実践知”なのである.読者は,本書を精読することにより珠玉の外来100ケースを疑似経験することができる.患者背景,主訴,病歴,バイタルサイン,身体所見,初期検査などが継時的に示され,本書を読みながら外来診察室で患者と向き合っているような雰囲気に引き込まれていく.
各ケースには,臨床的な判断ポイントを問うものとして,重要な診断と治療についての設問が1つずつ付いている.設問数は合計200となる.選択肢は単純な知識を問うものというより,問題解決能力を問う形式がほとんどである.知識を問う問題の解答はネットですぐに得られても,これらの設問の解答について,自信を持って選択することは簡単ではない.
医師の診療能力はさまざまなケースを経験して上達する.それは,マニュアルやガイドラインのみを参照するだけでは決して得られない“臨床の実践知”なのである.読者は,本書を精読することにより珠玉の外来100ケースを疑似経験することができる.患者背景,主訴,病歴,バイタルサイン,身体所見,初期検査などが継時的に示され,本書を読みながら外来診察室で患者と向き合っているような雰囲気に引き込まれていく.
各ケースには,臨床的な判断ポイントを問うものとして,重要な診断と治療についての設問が1つずつ付いている.設問数は合計200となる.選択肢は単純な知識を問うものというより,問題解決能力を問う形式がほとんどである.知識を問う問題の解答はネットですぐに得られても,これらの設問の解答について,自信を持って選択することは簡単ではない.
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