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文献詳細

雑誌文献

総合診療26巻9号

2016年09月発行

文献概要

GMで語ろう

【座談会】総合診療医/病院総合医にとっての「エコー」について語ろう!

著者: 遠藤拓郎1 名倉功二1 横須賀公三1 吉井肇1 竹井寛和2 亀田徹3 小西竜太1

所属機関: 1関東労災病院救急総合診療科 2東京都立小児総合医療センター 3安曇野赤十字病院救急部

ページ範囲:P.784 - P.793

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 昨今「Point-of-Care超音波」が普及し始めている.その一方で,超音波スキルを取得するための機会が少ない現状があり,正式なトレーニングや評価を受けることができず,見様見真似で独学で勉強する医師が多いのではないだろうか?
 関東労災病院救急総合診療科では,総合内科医を中心に救急診療,ICU管理(術後管理を含む),一般病棟での入院管理を行っている.これまで救急室での初期診療,ICUでのバイタル管理・全身精査の場面で,心臓・腹部・泌尿器領域,動静脈の脈管系のエコーを行い,また中心静脈カテーテル挿入や胸腔穿刺などの処置でもエコーを使用しており,もはやエコーなしには診療の質・医療安全の面で日常診療は成り立たないと言っても過言ではない.
 今回,関東労災病院救急総合診療科スタッフのための「Point-of-Care超音波勉強会」において,総合診療医によるエコーについて熱く語り合う「座談会」が行われた.ジェネラリストが行うエコーの必要性やメリット・デメリット,そして技術の習得をはかるための具体的方策が示されたので,その模様をお届けしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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