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文献詳細

雑誌文献

総合診療27巻1号

2017年01月発行

文献概要

特集 総合診療の“夜明け”—キーマンが語り尽くした「来し方、行く末」

【座談会②】—1990年代 総合診療の勃興期と、その発展のジレンマ—“病院総合医”の来た道、行く道

著者: 松村理司1 伊藤澄信2 箕輪良行3 徳田安春4

所属機関: 1洛和会ヘルスケアシステム 2国立病院機構本部 総合研究センター 3地域医療機能推進機構 東京高輪病院 4臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄副センター

ページ範囲:P.34 - P.46

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 1970年代後半から90年代にかけ、各地の病院に「総合診療部門」が続々と設立された。本座談会に集まったのは、その創成期から今日に至るまで、それぞれ独自のやり方で、総合診療を発展させてきた“病院総合医”たちである。スペシャリスト志向が根強いなか、どんな困難に直面し、いかに乗り越えてきたのか? そのプロセスを振り返っていただいた。
 病院の規模やタイプ、地域性は異なるが、共通するキーワードは「ジェネラリストの教育」だ。その裏には、自身がどんな医師になりたいか、そして、どんな医師を育てたいのか、という熱い思いがあった。90年代は、卒直後から総合診療を学ぶ医師が徐々に増えてきた時期である。そして今、時代に求められる、さまざまなジェネラリスト像とは? 「総合診療医」の養成・教育の展望が語られた。(編集室)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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