文献詳細
文献概要
#総合診療
#書評:『医師の感情—「平静の心」がゆれるとき』
著者: 平島修1
所属機関: 1徳洲会奄美ブロック総合診療研修センター
ページ範囲:P.112 - P.112
文献購入ページに移動うごめく感情の渦の中で、あるべき医師像とは
「医療現場をこれほどまでに赤裸々に、リアルに書いていいものだろうか」という驚きが、この本を読んで生じた感情だった。いてもたってもいられず、本書の書評を書かせてほしいと編集担当者にお願いしてしまった。「医師はいかなる時も平静の心をもって患者と向き合うべきである」と説いた臨床医学の基礎をつくったウィリアム・オスラー先生の「平静の心」(p.114)を揺るがす内容なのである。
「医師は患者に必要以上に感情移入してはいけない」
「医療現場をこれほどまでに赤裸々に、リアルに書いていいものだろうか」という驚きが、この本を読んで生じた感情だった。いてもたってもいられず、本書の書評を書かせてほしいと編集担当者にお願いしてしまった。「医師はいかなる時も平静の心をもって患者と向き合うべきである」と説いた臨床医学の基礎をつくったウィリアム・オスラー先生の「平静の心」(p.114)を揺るがす内容なのである。
「医師は患者に必要以上に感情移入してはいけない」
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