文献詳細
文献概要
特集 今そこにある、ファミリー・バイオレンス|Violence and Health 【スペシャル・アーティクル】
訪問看護師が利用者・家族から受けた事例と地域・行政ぐるみの取り組みへの発展
著者: 藤田愛1
所属機関: 1医療法人社団慈恵会 北須磨訪問看護・リハビリセンター
ページ範囲:P.1520 - P.1522
文献購入ページに移動Case
6年前になる。30代の看護師が、脳血管障害後遺症の60代女性の家庭を訪問した時、ご家族に「寒いから温まっていってね」とお茶を勧められた。日頃より訪問先で茶菓子をいただくことは禁止しているのだが、その日は断り切れなかったという。そのお茶に「違法薬物」が混入されていたのである。
6年前になる。30代の看護師が、脳血管障害後遺症の60代女性の家庭を訪問した時、ご家族に「寒いから温まっていってね」とお茶を勧められた。日頃より訪問先で茶菓子をいただくことは禁止しているのだが、その日は断り切れなかったという。そのお茶に「違法薬物」が混入されていたのである。
参考文献
1)藤田愛:「暴力」の問題に取り組まざるを得なくなった日からの歩み.訪問看護と介護 22(11):818-827,2017.
2)林千冬,今岡まなみ、藤田愛,山﨑和代,遠藤理恵,花井理紗:訪問看護師が利用者・家族から受ける暴力の実態と対策—兵庫県下における実態調査の結果から.訪問看護と介護 22(11):847-857,2017. 〈いずれも『訪問看護と介護』誌の最新号の特集「訪問看護師が経験する『暴力』─どんな実態があって、何をすべきなのか」より。p.1561〉
掲載誌情報