文献詳細
特集 小児診療“苦手”克服!!—劇的Before & After
【総論】
総合診療医に小児を診てほしい理由—小児科医からのメッセージ
著者: 高村昭輝1
所属機関: 1金沢医科大学医学教育学講座/地域医療学講座
ページ範囲:P.1627 - P.1630
文献概要
患者:5カ月、男児。
家族歴:2歳の保育園に通う姉がおり、数日前から姉に咳と鼻症状あり。
現病歴:前日の朝から鼻が詰まっているそぶりを見せるようになった。前日の夕方から咳が出現し、夜中になって鼻詰まりと咳がひどく、寝苦しそうにしていた。当日の朝咳がひどくなってきたので家庭医を受診。全身状態はそれほど悪くなかったが、鼻汁のRSウイルス抗原検査は陽性であり、呼吸数も多めであったため、月齢を考慮して、病院小児科へ紹介。受診後に急激に呼吸器症状が増悪し、入院管理となった。
参考文献
掲載誌情報