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文献詳細

雑誌文献

総合診療27巻12号

2017年12月発行

特集 小児診療“苦手”克服!!—劇的Before & After

【総論】

総合診療医に小児を診てほしい理由—小児科医からのメッセージ

著者: 高村昭輝1

所属機関: 1金沢医科大学医学教育学講座/地域医療学講座

ページ範囲:P.1627 - P.1630

文献概要

Case
患者:5カ月、男児。
家族歴:2歳の保育園に通う姉がおり、数日前から姉に咳と鼻症状あり。
現病歴:前日の朝から鼻が詰まっているそぶりを見せるようになった。前日の夕方から咳が出現し、夜中になって鼻詰まりと咳がひどく、寝苦しそうにしていた。当日の朝咳がひどくなってきたので家庭医を受診。全身状態はそれほど悪くなかったが、鼻汁のRSウイルス抗原検査は陽性であり、呼吸数も多めであったため、月齢を考慮して、病院小児科へ紹介。受診後に急激に呼吸器症状が増悪し、入院管理となった。

参考文献

1)一般社団法人日本専門医機構ホームページ http://www.japan-senmon-i.jp/
2)一般社団法人日本専門医機構ホームページ www.japan-senmon-i.jp/program/doc/comprehensive170707rev2.pdf
3)Kerkhof E, et al : The predictive value of the NICE “red traffic lights” in acutely ill children. PLoS One. 9(3): e90847, 2014. PMID 24633015
4)大西弘高:The 臨床推論─研修医よ,診断のプロをめざそう! 南山堂,2012.
5)Van den Bruel A, et al : Signs and symptoms in children with a serious infection ; a qualitative study. BMC Fam Pract 6 : 36, 2005. PMID 16124874
6)日本小児科学会 http://www.jpeds.or.jp/

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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