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西伊豆発!画像読影道場|これくらい読めてもいいんでナイカイ?・3
体で覚える神経支配—頸椎編2
著者: 仲田和正1
所属機関: 1西伊豆健育会病院
ページ範囲:P.371 - P.374
文献購入ページに移動 冒頭の頸椎MRI画像では、C4/5の椎間板に突出があります。C4/5椎間板レベルから出る神経根は「C5」です。C5神経根はC5椎体の上から出ています。C5運動神経は、肩挙上と肘屈曲を支配しています。また、C5とC6神経根に由来する放散痛は、僧帽筋から肩関節にかけて訴えます。
この患者さんは、誘因なく左肩の挙上が困難に、また左肘屈曲が弱くなっており、また左僧帽筋から肩にかけての疼痛を訴えていました。
どの神経根に病変があると、どこにどんな症状が出るのか。これを覚えておくと、大変役に立ちます。そこで今回は、頸椎の神経支配を「体操」で覚えましょう。
この患者さんは、誘因なく左肩の挙上が困難に、また左肘屈曲が弱くなっており、また左僧帽筋から肩にかけての疼痛を訴えていました。
どの神経根に病変があると、どこにどんな症状が出るのか。これを覚えておくと、大変役に立ちます。そこで今回は、頸椎の神経支配を「体操」で覚えましょう。
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