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文献概要
55歳からの家庭医療|明日から地域で働く技術とエビデンス・3
—家庭外来の構造化2—PATIENT PANEL and PRACTICE FLOW
著者: 藤沼康樹1
所属機関: 1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター
ページ範囲:P.390 - P.394
文献購入ページに移動 前回は、家庭医によるプライマリ・ケア外来(以下、家庭医外来)における個別ケアのアジェンダは直線的な診断・治療にとどまらない、という話をしました。しかし、それでは診療時間が長引いてしまい、待ち時間も長くなるし、外来1単位あたりの患者数にも制限が加わってしまうので、「現実的ではない」という意見もよく耳にするところです。
参考文献
1)Mcwhinney IR, et al : The patient-centered clinical method 1. A model for the doctor-patient interaction infamily medicine. Fam Pract 3(1): 24-30, 1986. PMID 3956899
2)青木拓也,他:家庭医診療所における臨床問題の複雑性評価.第3回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会口頭発表,2012(9月・福岡).
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