文献詳細
文献概要
みるトレ Special・4
症状は片眼だけ、これってどっちだ?
著者: 佐田竜一1
所属機関: 1亀田総合病院 総合内科
ページ範囲:P.507 - P.510
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患者:20歳、男性。ADL自立。既往歴・薬剤歴(サプリメント・漢方含む)とも特記事項なし。
主訴:左眼の疼痛。頭痛、発熱。
現病歴:2日前から左眼の疼痛・腫脹が出現し、開眼が困難になってきた。
1日前から悪寒戦慄と頭痛が出現し、受診当日から動けなくなったため救急搬送。
視力低下や複視の自覚はない。
身体所見:血圧130/83mmHg、脈拍数110回/分、呼吸数20回/分、体温39.2℃
GCS(Glasgow Coma Scale)E4V5M6
左上下眼瞼の発赤・腫脹・疼痛・熱感あり、左眼で開眼困難あり(図1)。
項部硬直なし、Kernig/Brudzinski徴候なし。jolt accentuationあり。
患者:20歳、男性。ADL自立。既往歴・薬剤歴(サプリメント・漢方含む)とも特記事項なし。
主訴:左眼の疼痛。頭痛、発熱。
現病歴:2日前から左眼の疼痛・腫脹が出現し、開眼が困難になってきた。
1日前から悪寒戦慄と頭痛が出現し、受診当日から動けなくなったため救急搬送。
視力低下や複視の自覚はない。
身体所見:血圧130/83mmHg、脈拍数110回/分、呼吸数20回/分、体温39.2℃
GCS(Glasgow Coma Scale)E4V5M6
左上下眼瞼の発赤・腫脹・疼痛・熱感あり、左眼で開眼困難あり(図1)。
項部硬直なし、Kernig/Brudzinski徴候なし。jolt accentuationあり。
参考文献
, 2016.
2)Han DP, et al:Spectrum and susceptibilities of microbiologic isolates in the Endophthalmitis Vitrectomy Study. Am J Ophthalmol 122(1): 1-17, 1996. PMID 8659579
3)Yang CS, et al:Endogenous Klebsiella endophthalmitis associated with pyogenic liver abscess. Ophthalmology 114(5): 876-880, 2007. PMID 17467526
4)Chaudhry IA, et al:Inpatient preseptal cellulitis;experience from a tertiary eye care centre. Br J Ophthalmol 92(10): 1337-1341, 2008. PMID 18697809
5)Liu IT, et al:Preseptal and orbital cellulitis;a 10-year review of hospitalized patients. J Chin Med Assoc 69(9): 415-422, 2006. PMID 17051752
6)鈴木章平,他:当科で経験した眼窩および眼窩周囲蜂窩織炎19例の臨床的検討.小児感染免疫 21(2):112-116,2009.
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