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特集 コミュニケーションを処方する—ユマニチュードもオープンダイアローグも入ってます! 【実践編】
—総合診療医の技能を際立てる—認知症“総合ツール”としてのユマニチュード
著者: 今村昌幹1
所属機関: 1沖縄県立八重山病院 内科
ページ範囲:P.600 - P.602
文献購入ページに移動 「認知症」は、リスクの大小はあっても誰でもなる可能性があり、進行を遅らせたり興奮状態を落ち着かせたりする薬はあっても、治すことはできない。初期症状が出てから20年ほどの経過で肺炎や老衰が直接の原因で死に至る病気で、経過中に治療について重大な判断を求められることも多く、総合診療医は避けて通ることができない。
参考文献
1)細馬宏通:<シリーズ ケアをひらく>介護するからだ.医学書院,2016.
2)小澤勲:<シリーズ ケアをひらく>ケアってなんだろう.医学書院,2006.
3)水野裕:実践パーソン・センタード・ケア─認知症をもつ人たちの支援のために.ワールドプランニング,2008.
4)大井玄:呆けたカントに「理性」はあるか.新潮社,2015.
5)本田美和子,イヴ・ジネスト,他:ユマニチュード入門.医学書院,2014.〈p.651〉
6)イヴ・ジネスト,他:「ユマニチュード」という革命 なぜ,このケアで認知症高齢者と心が通うのか.誠文堂新光社,2016.〈p.651〉
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