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文献詳細

雑誌文献

総合診療27巻5号

2017年05月発行

文献概要

特集 コミュニケーションを処方する—ユマニチュードもオープンダイアローグも入ってます! 【実践編】

—総合診療医の技能を際立てる—認知症“総合ツール”としてのユマニチュード

著者: 今村昌幹1

所属機関: 1沖縄県立八重山病院 内科

ページ範囲:P.600 - P.602

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 「認知症」は、リスクの大小はあっても誰でもなる可能性があり、進行を遅らせたり興奮状態を落ち着かせたりする薬はあっても、治すことはできない。初期症状が出てから20年ほどの経過で肺炎や老衰が直接の原因で死に至る病気で、経過中に治療について重大な判断を求められることも多く、総合診療医は避けて通ることができない。

参考文献

1)細馬宏通:<シリーズ ケアをひらく>介護するからだ.医学書院,2016.
2)小澤勲:<シリーズ ケアをひらく>ケアってなんだろう.医学書院,2006.
3)水野裕:実践パーソン・センタード・ケア─認知症をもつ人たちの支援のために.ワールドプランニング,2008.
4)大井玄:呆けたカントに「理性」はあるか.新潮社,2015.
5)本田美和子,イヴ・ジネスト,他:ユマニチュード入門.医学書院,2014.〈p.651〉
6)イヴ・ジネスト,他:「ユマニチュード」という革命 なぜ,このケアで認知症高齢者と心が通うのか.誠文堂新光社,2016.〈p.651〉

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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